「2017年1月1日」を迎えたのが、本の少し前の様な気がしていたら、もう今日で1月も最終日。「二月は逃げて走る」という諺が在る様に、「2月は1月以上に、日が経つスピードが速く感じられる。」物で、あっと言う間に3月を迎えてしまう事だろう。
「1月31日」という日、過去にどういう出来事が起こったのかを調べてみた。
1703年1月31日は、赤穂事件で赤穂浪士が吉良義央を討ち取られている。悪役として名高い吉良義央だけれど、領地三河国幡豆郡では“名君”として今も慕われていたりする。「勝者にとって都合が良い様に、歴史は伝わって行き勝ち。」というのを改めて感じるが、赤穂浪士の面々にしろ吉良義央にしろ、「自分達が関わった出来事が、300年以上の時を経ても語り継がれて行く事になる。」なんて、想像だにしていなかっただろう。
1879年1月31日には、日本で最後の斬首刑が執行されている。2年前の記事「今回は森繁久彌氏等に会って来た」の中でチラッと触れた高橋お伝が其の人で、枕探ししている所を見付かり、相手を殺害した事が斬首刑の処せられた理由。
1882年1月31日、此の日には日本で初めて生命保険金が支払われている。前年に日本初の生命保険会社・明治生命が設立されたが、1882年1月20日に心臓病で急死した人物の遺族に、保険金千円が支払われたそうだ。1882年は、明治15年に当たる。此方の情報によると、「明治30年頃の物価と比べると、“今”の物価は当時の3,800倍位。」という事で、そうなると1882年の千円は、今の400万円位という事か。
1976年1月31日、鹿児島市立病院で“山下さん家の5つ子ちゃん”が誕生。“大家族物”がTV番組で良く取り上げられる今とは違い、当時は取り上げられる事が珍しかった。況してや五つ子ちゃんという事で、小学校に入学する辺り迄、大々的に取り上げられていたっけ。そんな彼等も、今日で41歳。
1979年1月31日、前年のドラフト会議以降ずっと世間を騒がしていた「江川事件」が、1つの決着を見せた日で在る。タイガースからドラフト1位指名を受けていた江川卓投手が、此の日タイガースに一旦は入団し、即日、ジャイアンツの小林繁投手との交換トレードでジャイアンツ入りしたのだ。当時からジャイアンツ・ファンで在ったけれど、此のジャイアンツの“反則技”には怒りを覚えたし、此の一件が在って、江川投手はずっと好きになれなかった。