知っている様で、じっくり考えると実は詳しくは知らない事が多々在る。さしずめ「エコキュート」なる名称も、この例に当てはまるのではないだろうか?
この名称、CMで良く耳にしていたし、省エネ・システムか何かだろうという漠然たる認識は在った。だが、その詳細は「週刊新潮(11月11日号)」で取り上げた記事を読む迄、全く知らなかった。
エコキュートというのは商品名ではなく、新しい給湯システム、自然冷媒ヒートポンプ式給湯機の愛称。従来、電力を熱エネルギーに変えるのは非効率的とされ、仮に割安な夜間電力を使用しても、省エネ効果はそれ程でもなかったのだとか。エコキュートは、外気から熱を取り込んだ(自然冷媒である)二酸化炭素を、100気圧に圧縮する事で120度程の高温にし、その熱を今度は水に渡す事で90度程の湯にするシステム。次の段階で、膨張させられた二酸化炭素はマイナス迄冷やされ、再度外気に温められるというサイクル形式らしい。
使用されている動力は、コンプレッサーによる圧縮と、水の循環用のポンプ、そしてエアコンの室外機と同様のファンだけというシンプルさ。正に、「空気の熱で湯を沸かしている。」という事になる。冷媒の二酸化炭素は、フロンの様な環境破壊や、高熱による化学変化もなく、電気代もガス給湯器に比べて1/5程の安さなのだとか。又、エコキュート導入に際しては、国からの補助金が”原則的に”出るらしい。
何やら良い所尽くめの内容。でも、メリットも在れば、必ずデメリットも存在するのが世の常。初期投資には、工事費を別にして約70万円程必要と、従来の電気温水器に比べるとかなり割高な感じがする。唯、長期的に考えれば、優れたコストパフォーマンスで元が充分取れそうだし、自然環境に優しい生活というのも悪くは無い。他に、稼動音が気になるという問題点も有る様だ。
エコキュートの名称は、「エコロジーな給湯」から付けられたのだという。何とも安直なネーミングだが、こういった語呂合わせ的なセンスに関しては、日本人は優れていると思う。*1![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
*1 7年位前に出張先の香港で、日本でいう「Suica」と同じシステムを目にした。現地の人間にこのシステムに付いて聞いた所、「オクトパス」という名称である事を知り、「”置くとパス”出来るから、オクトパスと名付けたのか?」と一瞬思ってしまったアホな自分(^o^;;;。(八本足の蛸が、様々な方向に手(足?)を伸ばせる様に、多くの場面で使えるという意味でオクトパスにしたというのが本当の所らしい。)
この名称、CMで良く耳にしていたし、省エネ・システムか何かだろうという漠然たる認識は在った。だが、その詳細は「週刊新潮(11月11日号)」で取り上げた記事を読む迄、全く知らなかった。
エコキュートというのは商品名ではなく、新しい給湯システム、自然冷媒ヒートポンプ式給湯機の愛称。従来、電力を熱エネルギーに変えるのは非効率的とされ、仮に割安な夜間電力を使用しても、省エネ効果はそれ程でもなかったのだとか。エコキュートは、外気から熱を取り込んだ(自然冷媒である)二酸化炭素を、100気圧に圧縮する事で120度程の高温にし、その熱を今度は水に渡す事で90度程の湯にするシステム。次の段階で、膨張させられた二酸化炭素はマイナス迄冷やされ、再度外気に温められるというサイクル形式らしい。
使用されている動力は、コンプレッサーによる圧縮と、水の循環用のポンプ、そしてエアコンの室外機と同様のファンだけというシンプルさ。正に、「空気の熱で湯を沸かしている。」という事になる。冷媒の二酸化炭素は、フロンの様な環境破壊や、高熱による化学変化もなく、電気代もガス給湯器に比べて1/5程の安さなのだとか。又、エコキュート導入に際しては、国からの補助金が”原則的に”出るらしい。
何やら良い所尽くめの内容。でも、メリットも在れば、必ずデメリットも存在するのが世の常。初期投資には、工事費を別にして約70万円程必要と、従来の電気温水器に比べるとかなり割高な感じがする。唯、長期的に考えれば、優れたコストパフォーマンスで元が充分取れそうだし、自然環境に優しい生活というのも悪くは無い。他に、稼動音が気になるという問題点も有る様だ。
エコキュートの名称は、「エコロジーな給湯」から付けられたのだという。何とも安直なネーミングだが、こういった語呂合わせ的なセンスに関しては、日本人は優れていると思う。*1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
*1 7年位前に出張先の香港で、日本でいう「Suica」と同じシステムを目にした。現地の人間にこのシステムに付いて聞いた所、「オクトパス」という名称である事を知り、「”置くとパス”出来るから、オクトパスと名付けたのか?」と一瞬思ってしまったアホな自分(^o^;;;。(八本足の蛸が、様々な方向に手(足?)を伸ばせる様に、多くの場面で使えるという意味でオクトパスにしたというのが本当の所らしい。)
都会では無理だよ~、場所取るし、重いし、うるさいし 夜中永遠に音を出すから、近所迷惑かも
私の家はマンションなのでこういった物にはどうも縁がありません。
確かにコストパフォーマンスは良さそうですね。
「コロナ」に勤務している友人もべた褒めしてました(自社びいきでしょうが…)
有限エネルギーをいかに効率よく利用するかは
代替エネルギーが見つからない限り
これからの環境問題の中で中核となるでしょう。
特に日本のような無資源国は早急に確立が必要でしょうね。
果てしなく難題ではあるのでしょうが…。
余談ですが私も香港の「オクトパス」には当初「??」となったものです。
今でこそポピュラーなシステムですが「便利なものだなあ」と感心した記憶があります。
エコキュートと電力会社系のエコシステムと悩みました。
双方の担当者が競争相手のシステムについて
「初期投資を回収できる頃には器具取替えですよ。」と
おっしゃいましたので、言うことを聞いて導入取りやめにしました。
おそらく田舎なので大丈夫だとは思うのですが、実際に家を建てる際につけたという知り合いに聞いてみようと思います。
エコキュートはCMを見て「空気の熱でお湯を沸かす??」と不思議に思い構造に興味を持ちました。
賃貸マンション暮らしなので具体的には考えていなかったのですが、騒音や初期費用などデメリットもあるようですね。地球に優しい暮らしはしたいけれど、難しいですね。
基本的に、書き込みして下さった方のブログへ、直接レスを付けさせて戴く形を取っているのですが、貴ブログのURLを失念してしまった為、こちらに書き込む失礼の段を御許し下さい。
「エコキュート」に付いてはサイトや記事ではメリットばかり書かれていたので、デメリットも在るんだろうなあと思ってはいましたが、皆様から戴いた書き込みを拝読する限り、問題点は少なくなさそうですね。
地球規模で環境問題を考えていかなければならないとは思いますが、まだまだこの機械、改善の余地有りといった感じなのかも。
これからも宜しく御願い致します。
基本的に、書き込みして下さった方のブログへ、直接レスを付けさせて戴く形を取っているのですが、貴ブログが見当たりませんでしたので、こちらに書き込む失礼の段を御許し下さい。
騒音がかなり酷いんですね。上記しました様に、CMを見ている限りではメリットばかりを連呼していますので、本当の所はどうなんだろう?と思っていましたが・・・。
環境問題に配慮するのは大事な事だと思いますが、だからといって他者の”住”環境を阻害してしまうのでは、本末転倒ですね。情報有難うございました。
これからも宜しく御願い致します。
エコキュートを使い初めて2年後、ヒートポンプユニットが故障しました。コンプレッサーが壊れたのではないかと思います。
保証期間(3年)内だったので、ヒートポンプユニットごと交換となりました。(古い部品がなかったようです)
取り替えたヒートポンプユニットには、また3年の保証が付きました。
故障する少し前から動作時の音が大きくなっていたように思います。
湯沸かしは「深夜のみ」の設定にしていますが、幸いに隣家は倉庫に面しているので、苦情を言われたことはありません。
正常動作しているヒートポンプユニットの動作音は43dB(カタログ値)ということです。
ちなみに、ガスと電気の併用していた時期も光熱費は節約して生活していたので、オール電化&エコキュート導入の効果もそれほど期待していませんでしたが、結果としてはガスと電気の併用に比べて約1割、光熱費が安くなっています。
KHJ様のブログにレスを付けさせて戴こうと思ったのですが、楽天広場に登録しなければならないという事でしたので、申し訳在りませんがこちらにレスを付けさせて戴きます。
エコキュートの件、災難でしたね。でも、結果的には保証期間が延びたので良かったと言えるのかも(笑)。
一時は連日の様にCMが流されていた「エコキュート・システム」。自分も興味を持ったのですが、皆様の御話を伺うと、やはり”音”の面で問題が在りそうですね。KHJ様の御自宅の様に、設置場所が家屋に面していないという条件であれば良いのでしょうが、そうでないと色々問題起こりそうですね。
光熱費減額&地球に優しいシステムという意味では非常に魅力を感じるシステムですが、もう少し様子見したいと思います。
貴重な情報有難うございました。これからも宜しく御願い致します。