「週刊文春(11月9日号)」に「水を使わない”次世代”トイレ 『おがくず』でどうやって流す?」という記事が面白かった。次世代のトイレとして、非水洗の物が開発されているというのだ。
通称「バイオトイレ」は便器の底におがくずの山が堆積しており、排泄後、トイレ脇のボタンを押すとスクリューが回転し始め、排泄物はおがくずと一緒に分解され始める。そして何度かスクリューが回転した後、排泄物はトイレットペーパーも含めて綺麗さっぱり姿を消しているのだとか。最初はフカフカなおがくずも、使うに従って色が濃くなってべた付くそうだが、このトイレの先駆者で在る正和電工(北海道・旭川)によると「年に二回おがくずを替えれば大丈夫。更に、使用後のおがくずは堆肥として利用出来ます。」との事。
節水出来、年間1千万トンに上る廃材を再利用出来、汚物は堆肥に姿を変えるというのはとても環境に優しい話。「トイレから肥料を生産し、海外に輸出する。」、「国内に於いても、化学肥料の使用頻度が減り、環境汚染が改善される。」、「水不足が解消。」、「年間数兆円とも言われる下水道維持費が減り、赤字に苦しむ地方財政が救われる。」等、メリットと為り得そうな事柄が幾つか載っていたのだが、このバイオトイレの普及には現行法が立ち塞がっているのだとか。現在の建築基準法では、「下水道処理区域内で水洗トイレ以外の設置が認められていない。」からだ。
その他に機能面やメンテナンス面での問題も在るのかもしれないが、個人的に一番気になるのが匂いの問題。脱臭装置等の工夫が為されているのだろうか?見た目の問題も気になる所だ。
通称「バイオトイレ」は便器の底におがくずの山が堆積しており、排泄後、トイレ脇のボタンを押すとスクリューが回転し始め、排泄物はおがくずと一緒に分解され始める。そして何度かスクリューが回転した後、排泄物はトイレットペーパーも含めて綺麗さっぱり姿を消しているのだとか。最初はフカフカなおがくずも、使うに従って色が濃くなってべた付くそうだが、このトイレの先駆者で在る正和電工(北海道・旭川)によると「年に二回おがくずを替えれば大丈夫。更に、使用後のおがくずは堆肥として利用出来ます。」との事。
節水出来、年間1千万トンに上る廃材を再利用出来、汚物は堆肥に姿を変えるというのはとても環境に優しい話。「トイレから肥料を生産し、海外に輸出する。」、「国内に於いても、化学肥料の使用頻度が減り、環境汚染が改善される。」、「水不足が解消。」、「年間数兆円とも言われる下水道維持費が減り、赤字に苦しむ地方財政が救われる。」等、メリットと為り得そうな事柄が幾つか載っていたのだが、このバイオトイレの普及には現行法が立ち塞がっているのだとか。現在の建築基準法では、「下水道処理区域内で水洗トイレ以外の設置が認められていない。」からだ。
その他に機能面やメンテナンス面での問題も在るのかもしれないが、個人的に一番気になるのが匂いの問題。脱臭装置等の工夫が為されているのだろうか?見た目の問題も気になる所だ。

面白く拝見しました(笑)
80年代頃から、世の中すっかり小奇麗で抗菌化されてしまった感があります。
私の幼少時代を思い起こせば、ハエ、ゴキブリはポピュラーな生き物でした(苦笑)
いいえ、日常の風景の一部でした。
ハエ取り紙、蚊帳、汲み取り式トイレ、肥溜め・・。
両親の実家に赴くまでもありませんでした。
そして、夜中には、唐突な牛の鳴き声(笑)
夜明けにはニワトリの合唱!
養鶏場や養豚場も珍しくありませんでした。
あの時代に戻りたい気持ちはさらさらありませんが、
あの体験があってこそ、今の利便性を満喫できている気がします。
洋式トイレを初めて使った時、私は用を足せなかったのですが、
最近は和式だと、膝がプルプルと震えてしまいます(笑)
以前本で読んだのですが、「フランスで香水や日傘等の文化が発達したのは、窓から投げ捨てられる汚物への対応の為だった。」という説が在る様ですね。又、マリー・アントワネットの時代のパリで裾の広がったドレスが流行したのも、当時はトイレが無く、野外で一寸腰を屈めて周りから判らない様に用を足せる様にとの理由だったとか。優雅な花の都というイメージが、ガラガラと崩れ去ってしまう様な話でした(笑)。
日本人が古くから清潔好きだったというのは在るのかもしれませんが、今は清潔面に過敏になり過ぎているきらいは在りますね。「花粉症がこれ程迄に流行したのは、余りにも日本人が清潔になり過ぎたから。」という説も在る程。体内に寄生虫を宿している日本人の減少数と、花粉症に罹患した日本人の増加数は、奇しくも反比例しているというのがその根拠とか。
無農薬野菜、確かに安くは無いのですが、その分食する量を減らせば良いし、何よりも将来的に必要となるで在ろう医療費が減らせるかもという”安心料”と考えれば、個人的には決して高く無い気がします。
しかし、一度使ってみましたが、ニオイがきついのと目の前でグルグル回っているので気持ち悪いやら臭いやらたまらなかったですね(^^;。
あまりにきつかったので逃げるようにして出てきましたわ(^^;。
もうちょっと作りを工夫すればいいんですがねぇ~(^^;。