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「世界人口、2100年に109億人・・・国連予測」(6月14日、読売新聞)
国連は13日、最新の世界人口予測を発表した。
今年7月時点の人口は約72億人で、2025年に約81億人、2050年に約96億人、2100年には約109億人に達する見通しだと言う。
平均寿命は各国・地域で延び、2095~2100年には韓国が95.5歳でトップ、日本は94.2歳で、香港に次いで3位になると予測した。最も短いのはシエラレオネで69.4歳。80歳以上の人口は、2013年の約1億2,000万人から、2100年には約7倍の約8億3,000万人に増える。
2100年には11ヶ国で人口が2億人を超え、ニジェールやウガンダ、エチオピア等、アフリカ諸国が6ヶ国を占める。ナイジェリアは約9億人で、インド、中国に次ぐ人口になると言う。
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2100年と言えば87年後の事で、自分が生きている可能性は100%無いだろう。そんなにも先の話になってしまうと、「世界人口予測」と言われても今一つ実感が湧かないのだが、本当に世界の人口が「約109億人」に達するとしたら、懸念されるのは「食料と水の供給」に付いてだろう。所謂「先進国」の中でも、食料や水の供給で大きな支障を来す所が出て来るに違いない。
3年前の記事「我が国の平均寿命」で記した様に、個人的には「日本の平均寿命は、或る時期を境にして、徐々に下がり続けて行くのではないだおうか。」と想像している。明確な根拠が在る訳では無いけれど、自分の周りでは平均寿命に遠く及ばない内に亡くなるケースが結構見受けられるし、右肩上がりで増加して行く「国の医療費負担」が限界に在る事を思うと、国民の間から「『生かす為の医療行為』に、見切りを付けざるを得ないだろう。其の結果として、平均寿命が下っても仕方無い。」というコンセンサスが出来上がって行く。」様な気がしているので。
だから、今回の「2100年、日本の平均寿命は94.2歳。」という予測には、「そうかなあ?」という懐疑的な思い。2013年に厚生労働省が発表したデータによれば、我が国の平均寿命は「男性:79.59歳、女性:86.35歳。」という事なので、平均値で言えば「11歳強」も平均寿命が延びる事になるのだが・・・。
此方のデータによると、韓国の平均寿命は「81歳」で、世界17位。又、古いデータでは在るのだけれど、日本の平均寿命が「82.7歳」で世界一だった時点で、香港は「82.2歳」と世界2位。だから、「2100年、香港の平均寿命は日本を抜いて世界2位。」という予測は判らないでも無いのだが、韓国が世界一になるというのは、どういう“要因”から予測されたのかが気になる。
「一人当たりのGDP」も人口の少ない先進国、社会整備の進んだ資源国が有利なので、ルクセンブルグやノルウェー、クウェートがトップ常連になります。「upper50million club」というのがあり、人口5千万人以上の国だけを抽出したらどうなるかという指標もあります。その場合は1、アメリカ、2.日本・・・・・となるわけです。
仮にも儒教の国だからお年寄りに対して最大限の医療を施すと言う期待を込めての一位かもしれませんね(何の確証も無いけど)
ジョン・レノン(40歳)
エルビスプレスリー(42歳)ブルース・リー(32歳)
ジェームズ・ディーン(24歳)
ジャンボ鶴田(49歳)
ジャッキー佐藤(41歳)
子供の頃は大人と思って見ていた人達を気付いてみたら彼ら(彼女)より長生きしてたりもう少しで追い抜いたり・・・分かっていても何か不思議な気分です
個人的願望ですが猪木には死んで居なくなるよりアマゾンで行方不明になって欲しいです(^_^;)
「母体数の違いが、平均値に少なからずの影響を及ぼしている。」というのは、可能性的に在りそうですね。長命な家系の人間を(人口が約800人程度の)バチカン市国に大量に送り込めば、平均寿命はグーンと伸びそうだし。
父を若くして病気で亡くしたのですが、父の享年は常に自分の意識下に在りました。「父が亡くなった年齢迄、自分は生きられるのだろうか?」という思いも在ったのですが、実際に父が亡くなった年齢を迎えた時は、ホッとした思いというよりも、「遂に父が亡くなった年を迎えてしまったんだなあ。」という強い感慨が。同じく若くして父親を亡くされた俳優の中井貴一氏も、同様の事をトーク番組で話していて、「同じ様な気持ちでいた人は、他にも居るんだだなあ。」と思いましたね。
幼い頃より慣れ親しんで来て、残念乍ら若くして亡くなられた著名人達の享年というのも、矢張り意識します。特に「頑強な肉体を有している。」というイメージが強いプロレスラーの場合は、より意識が強くなる。透明人間様が挙げられた人以外で言えば、40歳で亡くなられた橋本真也氏も、同世代という事も在って、非常にショックでした。