日本シリーズ優勝監督とその出身地 Ｐａｒｔ１

２年前の記事「“名将”の現役時代のポジション　Ｐａｒｔ１＆Ｐａｒｔ２」では、「歴代の日本シリーズ優勝監督が、現役時代に守っていたポジションは何処が一番多いのか？」を調べた。日本シリーズが始まった１９５０年から２００６年迄の５７回を対象に調査したのだが、「延べ人数１３人の１塁手を僅差で抑えた、延べ人数１４人の捕手が１位。」という結果に。捕手の１位は予想通りだったが、１塁手がこんなに多いとは意外だった。２００７年に日本シリーズを制したドラゴンズの監督は、現役時代に１塁手だった落合博満氏故、これで「捕手＆１塁手共に、延べ人数１４人で並んだ。」事になる。

政治の世界では「首相を最も多く輩出した都道府県は何処か？」が良く話題になる。こちらに記されている様に、山口県が断トツに多いのは良く知られた話だろう。では「日本シリーズ優勝回数を、率いた監督の出身地別に積み上げて行った場合、最も多い都道府県は何処なのか？」、「日本シリーズ優勝監督を最も多く出している都道府県は何処なのか？」という疑問が湧き、早速調べてみる事に。恐らく“あの県”が共に１位に輝く気はするが・・・。

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【１９５０年代】

１９５０年：　オリオンズ　－　湯浅禎夫氏（鳥取県）
１９５１年：　ジャイアンツ　－　水原茂氏（香川県）
１９５２年：　ジャイアンツ　－　水原茂氏（香川県）
１９５３年：　ジャイアンツ　－　水原茂氏（香川県）
１９５４年：　ドラゴンズ　－　天知俊一氏（兵庫県）　
１９５５年：　ジャイアンツ　－　水原円裕［茂］氏（香川県）　
１９５６年：　ライオンズ　－　三原脩氏（香川県）
１９５７年：　ライオンズ　－　三原脩氏（香川県）
１９５８年：　ライオンズ　－　三原脩氏（香川県）
１９５９年：　ホークス　－　鶴岡一人氏（山口県）　


【１９６０年代】

１９６０年：　ホエールズ　－　三原脩氏（香川県）　
１９６１年：　ジャイアンツ　－　川上哲治氏（熊本県）
１９６２年：　フライヤーズ　－　水原茂氏（香川県）
１９６３年：　ジャイアンツ　－　川上哲治氏（熊本県）
１９６４年：　ホークス　－　鶴岡一人氏（山口県）
１９６５年：　ジャイアンツ　－　川上哲治氏（熊本県）
１９６６年：　ジャイアンツ　－　川上哲治氏（熊本県）
１９６７年：　ジャイアンツ　－　川上哲治氏（熊本県）
１９６８年：　ジャイアンツ　－　川上哲治氏（熊本県）
１９６９年：　ジャイアンツ　－　川上哲治氏（熊本県）


【１９７０年代】

１９７０年：　ジャイアンツ　－　川上哲治氏（熊本県）
１９７１年：　ジャイアンツ　－　川上哲治氏（熊本県）
１９７２年：　ジャイアンツ　－　川上哲治氏（熊本県）
１９７３年：　ジャイアンツ　－　川上哲治氏（熊本県）
１９７４年：　オリオンズ　－　金田正一氏（愛知県）
１９７５年：　ブレーブス　－　上田利治氏（徳島県）
１９７６年：　ブレーブス　－　上田利治氏（徳島県）
１９７７年：　ブレーブス　－　上田利治氏（徳島県）
１９７８年：　スワローズ　－　広岡達朗氏（広島県）　
１９７９年：　カープ　－　古葉竹識氏（鹿児島県）＊１