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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「麒麟がくる」の初回放送を見終えて

2020年01月20日 | TV番組関連

今年の大河ドラマ麒麟がくる」の初回が、昨夜放送された。大河ドラマの第59弾となる此の作品は、本能寺の変主君織田信長討っ明智光秀が主人公。謀反人として余りに有名だけれど、実は非常に謎多き人物で在る。何しろ織田家仕官以前は判らない事だらけなのだから。織田信長という人物にシンパシーを感じない自分にとって、明智光秀は非常に興味が在る人物だし、今回の作品を楽しみにしていた。

昨年の「いだてん~東京オリムピック噺~」は“出演者の相次ぐトラブル”に見舞われたが、其の負の連鎖”を引き摺ったのか、濃姫(帰蝶)役の沢尻エリカ容疑者逮捕された事で、彼女の出演場面が撮り直しとなり、初回放送が2週間遅れとなってしまった。又、東京オリンピックパラリンピック開催の影響を受け、期間中の合計5週分が放送休止になる事が決まり、全放送回数は例年より少ない44回(「いだてん~東京オリムピック噺~」は、全47回放送。)と、放送開始前から気の毒さを感じてしまう作品だ。

最初に感じたのは、全体的に、凄く色鮮やかだなあ。という事。田畑や山、空の色等がとても鮮やかで、「CGを使ってるのかな?」と思った程。調べてみたら、4Kでフル撮影されているのだとか。道理で色鮮やかな訳だ。

主役の明智光秀を演じるのは長谷川博己氏。“雰囲気を持った俳優”だし、明智光秀とされる肖像画のイメージと離れていないので「良い配役だな。」と思っていたが、実際に演じている姿を見ると、想像以上に良かった

配役で気になっていたのは、「斎藤利政(道三)役の本木雅弘氏、織田信長役の染谷将太氏、そして徳川家康役の風間俊介氏。」の3人。「“美濃の蝮”と呼ばれた斎藤道三の毒々しさ。」、「織田信長の狂気性。」、「“狸親父”と呼ばれた徳川家康の老獪さ。」のイメージからすると、3人の配役は「違うよなあ。」という否定的な感じが在った。昨夜の放送では斎藤道三が登場したのだけれど、本木氏がきちんと演じ切っており、違和感が無かった。今後、残りの2人が登場するけれど、果たしてどういう感じなのだろうか?

1月22日の記事「2022年は北条義時」で触れた様に、松永久秀(弾正)は非常に興味深い武将の1人。彼が登場するのは判っていたが、誰が演じるのは放送を見る知らなかった。とても癖の強い人物なので、「演技力の高い俳優じゃないと、演じるのは難しいだろうな。」と懸念していたが、演じていたのは吉田鋼太郎氏。イメージも含め、最高の配役だと思う。

昨年の「いだてん~東京オリムピック噺~」が最悪な内容だった事も在るが、今回の「麒麟がくる」は良い!戦国時代の武将を扱った大河ドラマは、安心して見ていられる。今後が楽しみだ。


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