有明コロシアムで行われたWBCフライ級タイトルマッチで、世界王者の内藤大助選手(33歳)が挑戦者の亀田大毅選手(18歳)を判定で下して初防衛に成功した。所謂「亀田三兄弟」にとって初の黒星を喫した事になる。「(アンチ亀田という)国民の期待に応えたい。」と内藤選手が口にすれば、「負けたら切腹する!」と返した亀田選手。余りにも相手を愚弄したパフォーマンスが酷いので、亀田三兄弟に対するバッシングはかなりのもの。それ故に「内藤大助選手が勝利!」というよりも、「亀田大毅敗れる!」といったタイトルが今頃ブログのタイトルに溢れ返っているのではなかろうか。
自分は野球と同様にボクシングが大好きな人間で在る。古くはガッツ石松選手の試合から、これ迄に数多の試合を見続けて来た。昨年「八百長と言われても仕方ない」という記事でも触れた様に、ボクシングに行儀の良さなんか求めていないし、ボクサーの不良性というのがボクシングにとって良い意味でのスパイスになっていると思っている。だが亀田三兄弟の場合には相手選手に対するリスペクトの念が全く見られず、”度を越した”パフォーマンスには不快な思いが在ったし、日本人選手と全く対戦せず、”噛ませ犬”の様な外国人選手ばかりを相手に闘っているというのも自分を白けさせていた。
しかし今日の試合は、亀田三兄弟にとって初めてのガチンコ対決と言っても良い内容。内藤大助選手には心から「初防衛おめでとう!」と言いたい。恐らく彼の中には「過度なパフォーマンスでボクシングの王道を汚すな!」という、ボクシングに関係する者の多くが持っているで在ろう思いが在ったと思うし、自分もこれで余りにも度の過ぎたパフォーマンスが消えて行く事を期待している。
唯、負けたとはいえ、亀田選手は世界王者を相手に良く闘ったと思う。終盤にイライラからか反則を連発してしまったが、”ボクシングの腕”自体はかなりのものだ。心身共に磨きを掛け、人間的に一回りも二回りも大きくなって、世界王者を目指して欲しい。

自分は野球と同様にボクシングが大好きな人間で在る。古くはガッツ石松選手の試合から、これ迄に数多の試合を見続けて来た。昨年「八百長と言われても仕方ない」という記事でも触れた様に、ボクシングに行儀の良さなんか求めていないし、ボクサーの不良性というのがボクシングにとって良い意味でのスパイスになっていると思っている。だが亀田三兄弟の場合には相手選手に対するリスペクトの念が全く見られず、”度を越した”パフォーマンスには不快な思いが在ったし、日本人選手と全く対戦せず、”噛ませ犬”の様な外国人選手ばかりを相手に闘っているというのも自分を白けさせていた。
しかし今日の試合は、亀田三兄弟にとって初めてのガチンコ対決と言っても良い内容。内藤大助選手には心から「初防衛おめでとう!」と言いたい。恐らく彼の中には「過度なパフォーマンスでボクシングの王道を汚すな!」という、ボクシングに関係する者の多くが持っているで在ろう思いが在ったと思うし、自分もこれで余りにも度の過ぎたパフォーマンスが消えて行く事を期待している。
唯、負けたとはいえ、亀田選手は世界王者を相手に良く闘ったと思う。終盤にイライラからか反則を連発してしまったが、”ボクシングの腕”自体はかなりのものだ。心身共に磨きを掛け、人間的に一回りも二回りも大きくなって、世界王者を目指して欲しい。

スポーツ報知の見出し(版によっては林投手の結婚が一面でしたが)、
「浪速の内弁慶」には笑わせていただきました。
元々亀田一家というのは、被害者意識が余りに強過ぎたのではないかという気がしています。「皆が自分等を馬鹿にしているが、そんなのには負けるか!」という”捩れた”反発心が自分には感じられます。前にも書いた事なのですが、ボクシングに或る程度のパフォーマンスは在って良いと思っていますし、ボクサーの不良性というのもボクシングにとっては程良いスパイスに為り得るとすら捉えているのですが、相手選手をやれ「ゴキブリだ!」何だと罵倒するのは如何なものか?最低限のリスペクトすら相手に払えない様では、競技者として失格と言わざるを得ません。ましてや親父も一緒になって相手を罵倒&威嚇しているなんていうのは笑止千万。放送中のマイクには兄の興毅選手が「奴の目を潰したれ!」という声が拾われていたそうですし、実際問題かなりの反則行為が行なわれていた様ですから、この点は真摯に亀田一家に反省して貰いたい所。ヒール役を気取るのは結構ですが、しても許される事と許されない事の判別位はして欲しいです。
それにしても大毅選手の敗戦を受けて、それ迄気持ち悪い程に亀田一家を持ち上げていたTBSが、一転して批判的なコメントを打ち出して来たのには笑ってしまいました。(あの”好い加減な”みのもんた氏がその最たる例ですが(苦笑)。)
しかし翌日からはいきなり手のひら返しですか、みのを含めなんと醜いのでしょう。
亀田の末路は犯罪者なのではないでしょうか。渡辺二郎みたいに「ヤクザの幹部」として前科を重ねるか、はたまた悲惨なものか、それはわかりませんが、10年(いや数年後か)ぐらいあとの三面記事を大いに飾りそうです。
ボクシングは詳しくないけど、あれはヒドイ。プロレスじゃあないんだから。しかし何故にTBSは肩入れするのでしょうか?
>元々亀田一家というのは、被害者意識が余りに強過ぎ>たのではないかという気がしています。「皆が自分等>を馬鹿にしているが、そんなのには負けるか!」という”捩れた”反発心が自分には感じられます
そうかもしれませんね。
だとしたら私の一番嫌いなタイプの人間です。
ヒガミという劣情を正当化してます。
そういうのは恥ずべき感情です。それを克服していくのが大人になるということだと思います。
自局が”肩入れしている選手”の試合では、どんな状況で在れその選手に対して過度な持ち上げをするというTBSの姿勢は、鬼塚勝也選手(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E5%A1%9A%E5%8B%9D%E4%B9%9F)の頃から何等変わっていませんので個人的には然して驚きませんでした(笑)。
唯、前の”疑惑の判定”の際でも庇い続けた同局なのに、今回は笑ってしまう程の手の平返しには驚きましたね。やはりあの反則技の連発を見て、「流石にこれはまずいぞ。」と上層部が思ったのかもしれません。
それと亀田興毅選手があの試合の11ラウンド前のインターバル中、「肘で良いから目に入れろ!」と大毅選手選手に反則指示していたとされる問題(マイクでその声が拾われてしまった様です。)に付いて、興毅選手が「あれは亀田家のボクシング用語で、誤解されてる様なもんや無い。」と否定したとか。
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【亀田興毅選手のコメント(原文通り)
11ラウンドの開始前の俺の発言が誤解されてるみたいやけど、あれは亀田家のボクシング用語で誤解されてるようなもんやない。あれはヒジを上げてしっかりガードして、目の位置を狙えいう意味。亀田スタイルの基本や。それに今のグローブはサミング(指で目を突く行為。)出来へんように親指のところが縫いつけられてるから、サミングなんて出来るわけあらへん。俺が大毅に反則をさせるような事は絶対にあらへん。
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ハッキリ言って、非常に苦しい言い訳です。素直に”本当の事”を言った方が良かったと個人的には思いますね。前にも書いた様に「亀田三兄弟的キャラは”必ずしも嫌いでは無い。」という自分ですので、あの度を越した野卑なパフォーマンスは止めて、悪ぶるのは構わないけれどももっと人間性&技術を高めて欲しいと思っています。素質は間違いなく高いと思っているだけに、見苦しい言い訳等せずにこれからは”新しい亀田”を見せて欲しかった。
なべやかんのブログも興味深いものでした。
http://blog.livedoor.jp/yakannabe/archives/50737803.html
この記事も。。。。
http://www.tanteifile.com/newswatch/index3.html
TBSのボクシングというスポーツに対する冒涜振りは、上でSpa supernova様宛のレスでも書かせて貰いましたので敢えて此処では記しませんが、よもや今回の亀田選手の負けであれ程迄に手の平返しをするとは思っていませんでした。みのもんた氏や和田アキ子女史といった糞連中と同類なんですよね(苦笑)。
なべやかん氏の記事、拝読させて貰いました。「何が怖いかって、万が一、内藤選手が負けたら日本のボクシング界が終わってしまうからだ。」という部分は「その通り!」と思ったし、リングに”細工”して在ったとしたら最低ですね。ボクシングを愛する者としては、亀田三兄弟の”度を越した野卑なパフォーマンス”には反吐が出る思いだったでしょうから、今回の敗戦で亀田一家も考えを改めて欲しいもの。まあ色々みっともない言い訳をクドクドとしている様ですから、その願いは叶わなそうですが。