現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE

2013年12月25日 | 映画
2009年のTVスペシャルから4年半。あのルパンVSコナンが劇場版で復活。

月島の某所からダイヤを盗み、見事に警察の網を抜けた怪盗キッドを捕らえるため、追跡を始めたコナンは、何者かにスケボーを真っ二つにされて追跡を断念。それが斬鉄剣であることを感じたコナンはルパン一味が日本で何かしようとしていると考える。事実、警視庁にはルパンからの予告状が届き、銭形警部と共に佐藤、高木の両名が捜査にあたっていた。

一方、海外の人気アイドル・エミリオの来日した際の映像に次元大介が映っているのを見たコナンは、エミリオに会いたい蘭と園子、エミリオの美人マネージャーとお近づきになりたい小五郎と共に、エミリオの宿泊しているホテルへと向かう。

ところが、エミリオに「コンサートを中止しないと殺す」という脅迫状が届いており、警視庁から目暮警部と白鳥警部が招かれていた。次元と接触したコナンはエミリオのコンサートの裏に隠された事件とルパン一味の行動を探り始める。

… …

近年にはめずらしくあらすじを書いてみた。思わず冒頭を書き出してしまいたくなるほど、楽しかったというのが本音。テレビ版では共闘という印象が強かったけど、劇場版は結構対決図式のシーンが多かった。

また、テレビ版がややコナン寄りと感じたのに対して、劇場版はルパン寄りといった印象を受け、普段あまりルパンを見ていないから、新鮮だったのだと思う。最後までルパン一味の目的を明かさず、アクションを交えながら進む展開はルパンならでは。キャラクターデザインもルパン調だった気がする。

ルパンとコナン。どちらの良さも感じられて、最後まで満足の行く内容だった。ルパンとキッドの対決も見てみたいかも。最後にルパンが来春の劇場版コナン第18作を宣伝したのは御愛嬌だね。
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HUNTER×HUNTER 緋色の幻影 +コミック0巻

2013年02月03日 | 映画
アニメ「HUNTER×HUNTER」の劇場版第1作「緋色の幻影(ファントムルージュ)」を観てきた。フジテレビでアニメが放送されていたときは映画化されなかったので、これがまぎれもない第1作。

正直、来場者特典の非売品コミック0巻ゲットが目的だった。映画公開に合わせてジャンプに掲載されたクラピカの追憶編。映画本編にもかなり短縮された形でそのエピソードは描かれている。「ジャンプに掲載されたのなら、いずれ何らかの形で手に入る。」と思っていると、もしかしたら手に入らないかもしれない。

映画本編の方はややノリ切れなかった。ゴンやキルアの今の状況では勝てる要素がないと思ってしまったのが全てだった。

すでに第2作の製作も決定しているようなので、次回作のときには日本テレビ版アニメの方でも、もう少しゴンやキルアが成長していることを期待出来る。テレビ放送が続いている前提だけどね。せっかくハイペースで放送しているんだから、グリードアイランド編で終わらないで欲しいなぁ。
そう考えると、今作でキルアがイルミに対して怯えている姿は、今後の布石にもなっていて良いと思えた。原作を知っていると、この辺の姿は懐かしいと思えてしまう。

… …

原作の方は相変わらず連載再開せず。長期休載と短期集中連載という形になってからは、単行本の発売が連載再開の契機になっていたんだけどなぁ。年末の単行本発売とジャンプでのクラピカ追憶編の掲載は、映画公開に向けたPRでしかなかったのか。
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ONE PIECE FILM Z

2012年12月16日 | 映画
ONE PIECE の新作映画「ONE PIECE FILM Z」を観てきた。

元海軍大将Zが率いるネオ海軍と麦わらの一味の決戦。新世界編が初めて映画の舞台となり、原作でも描かれていない青キジの姿が先行して出てくるなど、見どころは多い。

ただ、正直言って今作の敵役であるZがそれほど魅力的に思えず、一定の満足感はあったものの、やや不満が残る内容だった。昨日放送された「エピソード・オブ・ルフィ」の方が、ただの総集編的な内容ではなく、新たな話の中での回想だったというあたりで満足度が高かった。

そういえば、番組内のCMで「エピソードオブシリーズ」としてDVDの宣伝をしていた。劇場版のアラバスタ、チョッパー+、テレビ版のナミ、ルフィに続いて何か構想があるのだろうか?少し期待したいかも。
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るろうに剣心(実写版)

2012年10月08日 | 映画
るろうに剣心の実写映画を観て来た。

鵜堂刃衛との対決を軸に、色んなキャラクターを詰め込んで大胆な再構成を行った感じ。大胆な再構成という意味では、ジャンプSQで連載されているキネマ版と似ているのだが、また違ったストーリーになっている。

漫画のキネマ版は元々のキャラクター設定などが頭に入っているとその違いを楽しむことが出来ると感じたけど、この実写版では逆に全く知らない方が先入観なく観られるのではと思えた。

短い時間にいろいろと詰め込んでいるので、当然ながらお気楽なムードのシーンはほとんどなく、全体的に暗い印象を受けた。まぁ、基本的に時代劇だし、戦いのシーンがメインだから致し方ないというところ。見どころと言われていたアクションシーンは、さすがにかなりの迫力があった。ただ、剣心の神速の表現方法が違和感があったというか、ちょっと面白かった。

刃衛との対決は、剣心がるろうにと人斬りの間で揺れる名シーンだけに、クライマックスでそこがしっかりと表現されていたのが良かったと思う。
個人的に最後の剣心と薫のかけ合いは無理矢理ねじ込んだ感があって余計だった。映画なりの締め方があっても良かったんじゃないかなぁ。

新京都編のオリジナルアニメも含めて、これでるろうに剣心のアニバーサリーイベントも一区切りかな。原作がやはり一番と思いつつも、充分楽しめた。
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劇場版 逆転裁判

2012年03月03日 | 映画
実写映画化された「逆転裁判」を観て来た。
今年最初の映画鑑賞。
去年の夏以来の映画鑑賞。

増え続ける犯罪に対し、3日で有罪か無罪かの判決を下す序審裁判が導入された近未来の日本を舞台としたストーリー。主にゲーム「逆転裁判」の第1作から構成されている。

主要キャラクターのデザインをほぼそのまま再現していたり、裁判時の証拠品を叩きつける「くらえ!」をCGで再現したりと随所にゲームそのままという工夫を凝らしている。しかし、そのCG技術が逆に映画で描かれている社会とのギャップを生んでいて違和感が出てしまっていたように思う。

また、ゲームでは全体的にコメディータッチであったのに対して、映画ではシリアスな場面がほとんど。その中で、ほんのちょっとだけ笑いを入れているもんだから、面白さも半減してしまっていた。ここまでシリアスに作り込むのであれば、もう笑いもいらなかったんじゃないかと思える。

再現したキャラクターを演じた成宮さんや斉藤工さん、桐谷美玲さんの演技はなかなか良かったし、細かなところに気を配った作りは原作たるゲームに対する愛情が感じられて良かったと思う。ただ、全体的にはイマイチ感が強く、やはりゲームをプレイする方が面白いと思ってしまったというのが正直なところだ。
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ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2 (3D上映)

2011年08月20日 | 映画
ハリー・ポッターの最終作「死の秘宝 Part2」を3Dで観てきた。

前作「死の秘宝 Part1」までに大切な仲間達を次々と失ってきたハリー。おっと、Part1 は観そびれてしまっていたけど、結局ブルーレイをレンタルして予習済み。ハリーとジニー、ロンとハーマイオニーそれぞれの思いがはっきりし、ついにヴォルデモートとの最終決戦へ突入。

ホグワーツを舞台にした決戦は、大迫力でスリリングだった。そして、流れもスピーディーであっという間に終焉を迎えてしまったという印象だった。ハリーの抱えた宿命、過去、全てを乗り越えて行く姿が気持ち良く描かれていた。一番の驚きはネビルが思いのほかカッコ良かったということだろうか。

個人的には、ルーナの不思議なかわいさをもっと出して欲しかった。ルーナは第5作「不死鳥の騎士団」で初登場以来、そのキュートな姿が凄く印象に残っているのに、実際の出番がかなり少なくて残念だったなぁ。

それと残念なことがもう一つ。観ている最中、微妙に体調が良くなかったのか、頭の働きが鈍くてところどころ話を追えきれてなかった。(字幕のスピードについて行けなかったという方が正しいかな。)
ただ、2時間強の映画を3Dでしかも同じように字幕で観ようとは思えず、かと言って2Dで吹き替えなら、ブルーレイを待てばイイかという気になって来るのだった。第1作~第6作は持っている(参考記事)から、死の秘宝は Part1 と Part2 のツインパックで発売してくれることを期待しよう。

… …

3Dでの映画鑑賞はこれが2作目となった。前回観た「タイタンの戦い」の3Dが業界的にどの程度の出来だったのかは知らないけども、それに比べたらナチュラルにかつ効果的に3Dが作られていると感じた。でも、3Dであることの目の疲れは同じで、3Dである必要性はあまり感じなかった。
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コクリコ坂から

2011年08月15日 | 映画
スタジオジブリの最新作「コクリコ坂から」を観てきた。この作品は宮崎吾朗監督の2作目の監督作品となる。1963年の横浜。港が見える丘の上に立つ下宿屋「コクリコ荘」を切り盛りする高校2年生の海と、海の通う高校の3年生俊が出会い、徐々に惹かれあう様子が描かれている。

海と俊が惹かれあうきっかけとなった高校の文化部部室棟の取り壊し問題に、海と俊の出生にまつわる問題と描かれているテーマは重たいように感じる。しかし、このテーマを作品内では、重過ぎずかつ軽過ぎずに扱っており、やや淡白なストーリーだったという印象。上映時間が90分強と短めだったことも一因かも知れない。

物のない時代から徐々に物が溢れて行く過渡期の時代。部室棟の取り壊しも、古くなったんだから建て替えればいいという学校側の考えが発端となっている。自分が送ってきた学生時代とは時代背景も状況もまったく違うのに、その時代に引き戻されたという感覚に陥り不思議な気持ちになった。

映画を観ている間は淡々としたストーリーだと思っていたのに、観終わってみると何故だかもう一度、何度でも観たいと思えて、これまた不思議な気持ちだった。

写真は勿論「コクリコ坂から」のCD。映画を劇場でもう一回観るかどうかは分からないけど、映画の雰囲気を思い出したくて買ってきた。
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名探偵コナン 天空の難破船

2010年05月03日 | 映画
この時期お馴染みの名探偵コナン劇場版第14弾を観て来た。

怪盗キッドとの対決の場になるはずの飛行船に世間を騒がせているテロリストが乗り込んできて、コナンたちともどもキッドも事件に巻き込まれてしまうという話。

怪盗キッドが出ることが宣伝として随分強調されていた気がするけど、結局のところ、話のメインはテロリストとの対決なわけで、やや拍子抜けした気分。でも、これまでの劇場版でも怪盗キッドは冒頭で対決シーンがあっても話のメインにはなってなかった気がするから、コナンとキッドの対決を思い描く方が間違っていたというべきか。

中盤から後半、ちょうど良い盛り上がりが続いていて、その分クライマックスと言える大きな盛り上がりがなかった。シーンごとに楽しめるポイントはあったけど、全体的にはやや退屈に感じてしまった。

ただ、ここ数年あまりなかった新一と蘭のラブコメが一番の見どころだったとするなら、それはそれで納得出来るような気がする。
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タイタンの戦い (3D上映)

2010年05月02日 | 映画
※この記事はストーリーについて触れていません

ついに3D上映の映画を初体験。この前の3Dテレビ体験の感動をそのまま持って映画館へ行ったのだが…。ちょっと期待外れだったかなぁ。というのは映画の話ではなく3Dの方。

背景の奥行きは充分に感じられたのだが、人が平面的にしか見えなくて、時折安っぽいジオラマを見ているんじゃないかという錯覚をしてしまった。そういえば、この前の3Dテレビの体験でも流れていた映像は景色の映像だった気がする。あ、唯一メデューサの蛇のウネウネは立体的に感じることが出来た気がする。

最初の方はメガネが悪いのか、それとも自分の目のせいなのかと、3Dの見え方のみが頭を駆け巡っていて、正直ストーリーが全然頭に入って行かなかった。まあ、冒頭の部分はパンフのあらすじである程度分かっていたけども。そして、最後には目がメチャメチャ疲れていた。この見え方で良いのか?と目を凝らしたりしていたのも影響しているかも知れない。

アバターで世間的に注目を浴びた3D映画だけど、アバターの3Dはもっと凄かったのだろうか。このタイタンの戦いの3Dがアバターと同じだけのクオリティーで、それを自分の目にはああいう風にしか見えないのだとしたら、3D映画はもう見ないかも知れない。正直、この映画ももう一回2Dで観ようかと思っているくらい。

3D上映作品の中でも、作品自体の上映時間が短いことが決め手で3D上映の初体験としてこの映画を選んだ。また、宣伝ポスターと同じ構図で「聖闘士星矢」の車田正美先生がポスターを描いたり、監督が星矢をリスペクトしていると公言していたりと映画の内容とは別に興味を持つ部分もあった。

それだけに3Dの見え方が気になって、それだけしか印象に残ってないのが悔しかった。
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ONE PIECE FILM STRONG WORLD

2009年12月13日 | 映画
ついに公開されたアニメ「ONE PIECE」の劇場版第10弾「STRONG WORLD」を1日遅れで観て来た。

原作者の尾田栄一郎先生が製作総指揮を執り、今までにないアニメや原作での連動企画があったりと、期待はかなり高かった。きっとファンは皆そう思っていたのだろう。鑑賞が1日遅れになったのは、10日(木)の段階でネット予約をしようとしたら、既に公開日の朝早くから夜比較的遅い時間に至るまで「販売終了」の文字が並んでいたからだった。出遅れた感があって、結構ショックだった。

さて、肝心の内容はというと…。

金獅子のシキとの遭遇から仲間がバラバラになる過程といったストーリー展開は見事だし、シキの野望やシキに支配される村人たちの置かれた状況なども説明臭くなくストーリーに盛り込まれていて分かりやすかった。若干、空島編に近い感じだった。

かつてロジャーと双璧をなしたシキに“今のルフィ”がタイマン張って勝てるかどうかやや疑問だったことと、シキの側近に麦わらの一味を苦しめるほどの実力者がいなかったというのが少し不満に思うところ。

それでも、シキの圧倒的な迫力も、シキとの戦いの凄まじさも、麦わらの一味それぞれのカッコ良さも見応えは充分だった。

そして楽しみにしていた「ONE PIECE 0巻」もしっかりとゲット。まあ、内容は2週前のジャンプに掲載されていたものだと分かっていたので、あまり目新しさはなかったけども。



ただ、やはり“0巻”として既刊のコミックスと同じ体裁になっているのが嬉しいよね。今後この話がコミックスに収録されても0巻ではないわけだし
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