NANA2

ナナとレンを通じて憧れのトラネスのタクミと急接近したハチ。しかし、ブラストのノブもハチに思いを寄せていて…。

メジャーデビューへ向けて動き出していたブラストの前には、ハチとタクミ、ノブの関係、さらにはナナとレンの関係が重くのしかかるのだった。

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前作とは違い、ストーリーが急転してドロドロになりながらも、ナナ、ハチが共に前を向いて歩いていくというのがテーマ。タクミを見限ってノブと付き合い始めた矢先に、妊娠が発覚。動揺するブラストの前には、ナナとレンの関係がマスコミにスクープされるという問題が襲いかかる。

原作のおおまかな流れは前作を観る前に知っていたので、話の展開に驚きはない。だからこそ、撮影時期の関係から配役が一部変更されてしまったのは残念だった。やはりハチは宮崎あおいに演じて欲しかった。

決して、今作のキャストが全くのミスキャストだとは思わない。でも、前作のブラスト、トラネス、ハチというキャストが非常にマッチしていたので、前作のキャストだったら…。という思いが少なからずあった。

そんなキャストに関する雑念もありつつ観ていたので、やや不完全燃焼のまま終わってしまった。

ただ、作品の見どころでもあるライブパフォーマンスは充分だった。トラネスの絵ももう少し欲しかったな。対比がほとんどなく、CDの売上げがどうのというナレーションがあってもネェ。

もう一回観たら雑念を払って観られるかも？
それはテレビで放送するときまでとっておくかな。