現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

北京五輪柔道第四日

2008年08月12日 | 柔道
柔道第四日は、男子81kg級に小野卓志選手、女子63kg級に谷本歩実選手が出場。

まずは、男子の小野選手から。
五輪は初出場だが、3年前のカイロ世界柔道では、初出場ながら敗者復活戦を勝ち上がって銅メダルを獲得していた。
一本を狙っていく日本らしい柔道に活躍を期待していたのだが、リオ世界柔道覇者のカミーロ選手を相手になかなか良い組み手に出来ず、攻め手に回ることが出来なかった。技ありを取られて、優勢負け。
相手が優勝候補の選手だったので、敗者復活戦に望みを繋げたいところだったけど、そのカミーロ選手も準々決勝で敗れ、道も絶たれてしまった。

それにしても、今大会はホントに初出場の選手に厳しい結果が続いている。
明後日の女子78kg級に出場する中澤さえ選手、柔道最終日に登場する男子100kg超級の石井慧選手の二人も初出場だが、嫌な流れに飲まれないで欲しい。

そして、谷本選手。
今日は結果を見ないようにしようと思っていたけど、ふとした瞬間に「谷本オール一本で連覇」の文字が目に入ってしまった…。
しかし、実際に見始めたら、意外にも2回戦、3回戦と寝技での一本だった。
寝技でも一本は一本だけど、立ち技の印象が強い谷本選手だけに、立ち技で効果的に技を仕掛けているシーンがほとんどなかったのは、若干の気がかり。
勿論、結果を知らずにいたらの話だが…。

そして準決勝。キューバのゴンザレス選手を相手に、またしても寝技へ。粘るゴンザレス選手に体を返されそうになるが、横四方から崩れ上四方へ切り替えて返させなかった。そのまま一本。
もう、立ち技から寝技への入り方が見事としか言いようがない。こうなったらオール寝技一本か?
などと思ってしまった。

が、迎えた決勝戦。強敵フランスのデコス選手に、目の覚めるような内股で一本勝ち。
デコス選手の大内刈りに一瞬バランスを崩したかに見えたけど、それを切り返すと、反射的に入ったとでもいうような内股が見事に決まっていた。

アテネに続く五輪連覇。カイロ、リオと優勝から遠ざかっていたけど、五輪でまた輝く金メダルを手にした。
まさに“平成の女三四郎ここにあり”だった。

谷本選手、本当におめでとう!!
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谷本選手、オール一本で連覇!(大会第5日)

2008年08月12日 | 北京五輪(夏季)
今日は最初から録画観戦。

まずは結果とダイジェストだけだけど、男子体操団体から。最終的には全ての演技を見たいが、いつになることやら…。

見たのはいくつかの演技だけ。しかも、きっとこれは良かった方のいくつかなのだろうと思うが、安定した演技だった。でも、その分大技に挑んでなかったのでは。あん馬の鹿島選手は完成度を高めるために、難易度の高い技を一つ外したって言うし。

結果は中国に続く2位。銀メダルを獲得した。さすがに中国の壁は高く、およそ8点の差がついてしまった。ちなみに3位のアメリカとは3点差。

連覇はならなかったが、それでも銀メダルは立派な成績。若手が多いチーム構成だったし、次のロンドン五輪での活躍が楽しみになった。
(22時18分)

… …

お次は柔道。今日は男子81kg級に小野卓志選手、女子63kg級にアテネの金メダリスト谷本歩実選手が出場する。

詳細は、北京五輪柔道第四日へ。
(23時56分)

… …

今日は、球技も熱かった。
まずは女子サッカー。ノルウェーを相手に大量5得点。5 - 1 で勝利した。
これで1勝1分1敗。グループ3位ながら、何とかベスト8に滑り込んだ。

それから、今日が初戦のソフトボール。
エース上野投手が先発し、アテネで敗れたオーストラリアに挑んだ。途中、スタジアムでmihimaruGTの「気分上々↑↑」が流れているのが聞こえて、何だか不思議な気分だった。
「何故、mihi?」まあ、この際気にしても仕方ないか。

さて、試合の方は日本が1回裏にスリーランで先制するも、直後の2回表にツーランとソロを打たれて同点。しかし、その裏勝ち越し点を奪うと、後は膠着状態。上野投手が最後まで投げ切り、4 - 3 で初戦を飾った。

最後は男子バレー。
古豪ブルガリアを相手に第1セットデュースにもつれ込む展開。結局、第1セットは落としてしまったけど、第2セットを奪い返してセットカウント 1 - 1 に追いつく。
第3、第4セットは、ブルガリアの強烈なサーブにレシーブを乱され、良い形でスパイクに繋げられなかった。セットカウント 1 - 3 で2連敗。ベスト8に早くも後がなくなってしまった。

それでも、初戦のイタリア戦に比べたら、硬さが取れて良い動きが出来ていたように思う。その中で、ムードメーカーのゴッツ選手が今一つノッて来てないのが気がかり。

次の相手は地元中国。アウェイで厳しい試合になると思うけど、粘って粘って、初勝利を掴んで欲しい。
(25時48分)
コメント (2)
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