暴漢に襲われている親子を助けようとして指に怪我を負い、ピアニストとしての将来を絶たれた敬輔と、敬輔に助けられたものの、父母を失い身寄りのなくなった少女の千織。千織を引き取った敬輔は、千織にピアニストとしての才能を見出し、その後二人で全国を慰問演奏して回っていた。
そんな中、敬輔はある慰問先で真理子という女性に出会う。真理子は敬輔を「初恋の人」と言うが、敬輔は思い出せなかった。演奏を終えた千織と一緒に遊んでいた真理子だったが、急に天候が崩れ出し、二人を落雷が襲う。
重症を負った真理子と、気を失った千織。気が付いた千織は、なんと自分は真理子だと言い出す。
… …
久しぶりに作品のあらすじから入ってみた。
週末はすっかり家でまったりモードで結局映画は観に行ってなかった。その代わりというわけじゃないけど、年末、TBSで深夜に放送した「四日間の奇蹟」を先週末のボーッとではなく、ちゃんと見た。というのも、この映画はもともと公開時に観に行こうと思っていた作品だから。
落雷による事故で意識を失った人の意識が、そのとき側にいた人に移ってしまうという“奇蹟”で紡がれるストーリー。
自分の体がこのまま死んでしまったら、千織の体にいる自分はどうなるのか。千織の意識と体はどうなってしまうのか。
もしもこのまま健康な体で生きられたら…。ふと頭を過ぎった欲に自己嫌悪しながらも、自分を見守る人達をその目にすることで、自分の価値をようやく認めるようになる真理子の姿がとても寂しく感じられた。
また、死を覚悟し、自分に今出来ることを一つ一つ片付けていく様子は、どこか「いま、会いにゆきます」の澪に似ていると思った。
意識だけが違う人という状況を、時には千織役の尾高杏奈さんがそのまま演じ、時には真理子役の石田ゆり子さんが演じるという演出だった。ただ、私はこういう描き方をあまり好きじゃなくて、少し違和感が残ってしまった。
多少の不満はありつつも、たまに見たくなると思える映画だった。ダビングしてDVDに残すつもりだったけど、いっそ今からでもDVD買ってこようかしら。
そういえば、先述の「いま、会いにゆきます」も“たまに見たくなる映画だ”と思ってDVDを買ったんだった。それはちょっと迷いどころだ。
そんな中、敬輔はある慰問先で真理子という女性に出会う。真理子は敬輔を「初恋の人」と言うが、敬輔は思い出せなかった。演奏を終えた千織と一緒に遊んでいた真理子だったが、急に天候が崩れ出し、二人を落雷が襲う。
重症を負った真理子と、気を失った千織。気が付いた千織は、なんと自分は真理子だと言い出す。
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久しぶりに作品のあらすじから入ってみた。
週末はすっかり家でまったりモードで結局映画は観に行ってなかった。その代わりというわけじゃないけど、年末、TBSで深夜に放送した「四日間の奇蹟」を先週末のボーッとではなく、ちゃんと見た。というのも、この映画はもともと公開時に観に行こうと思っていた作品だから。
落雷による事故で意識を失った人の意識が、そのとき側にいた人に移ってしまうという“奇蹟”で紡がれるストーリー。
自分の体がこのまま死んでしまったら、千織の体にいる自分はどうなるのか。千織の意識と体はどうなってしまうのか。
もしもこのまま健康な体で生きられたら…。ふと頭を過ぎった欲に自己嫌悪しながらも、自分を見守る人達をその目にすることで、自分の価値をようやく認めるようになる真理子の姿がとても寂しく感じられた。
また、死を覚悟し、自分に今出来ることを一つ一つ片付けていく様子は、どこか「いま、会いにゆきます」の澪に似ていると思った。
意識だけが違う人という状況を、時には千織役の尾高杏奈さんがそのまま演じ、時には真理子役の石田ゆり子さんが演じるという演出だった。ただ、私はこういう描き方をあまり好きじゃなくて、少し違和感が残ってしまった。
多少の不満はありつつも、たまに見たくなると思える映画だった。ダビングしてDVDに残すつもりだったけど、いっそ今からでもDVD買ってこようかしら。
そういえば、先述の「いま、会いにゆきます」も“たまに見たくなる映画だ”と思ってDVDを買ったんだった。それはちょっと迷いどころだ。