現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

Girl’s Rock √Hakurai(デーモン小暮閣下)

2008年02月10日 | 音楽
何故か、閣下を付けたくなってしまう。アーティスト名に閣下は付いてないのだが。

今作はタイトルにあるように、「舶来」がテーマで元々日本の歌手が海外の曲をカヴァーした曲が原曲になっている。つまりカヴァーのカヴァーということ。
注目はやはり、1曲目の「ヒーロー」。かつて、麻倉未稀が歌い、ドラマ「スクール☆ウォーズ」の主題歌だったこの曲を閣下がどんなアレンジで聴かせてくれるのか。残念ながら、この曲のアレンジは私の好きな感じに仕上がっていなかった。その辺はやはり、元を好きだからかも知れない。

しかし、その他の曲はとても良かった。
解説を読んで初めて知ったんだけど、閣下は(世を忍ぶ仮の姿の)幼少期に海外で生活していたとか。歌詞を一部原曲の英語詞に戻しているのも、閣下ならではと言える。

選曲があまり有名じゃない曲にも及んでいるため、全曲知っていたというわけではない。ただ、有名な曲はドラマ主題歌などで広く知られている曲ばかりで、聴き応えはかなりあった。
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実写版・魁!!男塾

2008年02月09日 | 映画
言わずと知れた、週刊少年ジャンプで連載されていた漫画「魁!!男塾」の実写映画。

連載していた原作を読んで好きだったからこそ興味を持ち、この時期にあえて男塾を実写化するんだからと観てきたわけだけど…。

なんて言ったらイイのか。ある意味オモシロかったのだが、結果的には残念だった。

ことさらシリアスに作り込んでいるシーンが、一番笑えてしまってどうしようもなかった。CG処理などの映像技術を使わず、リアルアクションで作り上げたのは凄いと思うが、やっぱり非現実的な戦闘シーンを小細工なしに演出するのは不可能。

ホントは凄いはずの必殺技が実に人間的。死闘のはずがリアルな格闘技。その映像のギャップがあまりに大き過ぎた。

アニメ化もそうだけど、原作ありきだと、設定の違いがいつもポイントになったりする。実際、この映画にも原作との設定の違いはあるし、気になるところではあったけど、先述のギャップの前では些細な違いでしかなかった。

それにしても、出演者はそれなりに豪華だった。とても学ランを着るような歳じゃないのに、照英や田中哲司が塾生役で出ているし、修羅和尚には織本順吉まで。ちょい役とは言え、オセロの中島知子や矢沢心、つじあやのまで登場したのは驚いた。

さらに、パンフを見ながら、原作の絵と実写を比べると、キャラの多くはかなり忠実に作り込みが成されていると思う。

そう考えると製作者サイドの原作への思い入れは半端じゃなかったんだなぁと感心してしまう。それだけに、肝心な部分で見せ方が不十分だったのが、やはり残念だった。
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デス・ノート後編(テレビ)

2008年02月09日 | 映画(テレビ/DVD)
話題の映画だったデス・ノート後編。映画版オリジナルのラストがどんなものなのか、それがとても気になるところ。

原作のラストをLとの対決の最後に持ってきた形で上手く収まっていて、デス・ノートとしてのぶっ壊れた感じはそのままだった。それに完全に救いのない終わり方をした原作と違って、比較的イイ形で終わったと思う。

私がそう思うのは、デス・ノートの原作を読みながら、ニアやメロとの対決に入ったあたりから急激に興味を失ったから。

だから、Lとの対決のところで上手くまとまっている映画版の方が、より完成度が高かったように感じられたのだと思う。

Lがややカッコ良過ぎたような気がしたけど、それもある意味映画版ならではの良さといったところだろう。

とにかく、思ったよりずっとイイ作品だったので、見て良かった。これならLが主役のスピンオフは期待出来そうだ。
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KIDS

2008年02月08日 | 映画
過去に、心に、体に傷を負った3人の悲しくも暖かいストーリー。主演はあくまで小池徹平と玉木宏の二人だけど、二人が出会った店で働くシホを演じた栗山千明も話の主軸でとても魅力的だった。

「超能力を持った少年」であるがゆえのファンタジーだけど、単に幻想的なだけではなく、その力がもたらす悲しみやツラさがとても痛々しくリアルに感じられた。

男同士の友情やシホとの恋愛など、熱い思いや暖かな感情もしっかりと感じられるのだが、それ以上に苦しみやもどかしいほどの純粋さが際立っていて、それだけで感極まってしまった。

最後に流れる槇原敬之の「Firefly」が映画にとても合っていて、エンドロールを観ながら、また悲しくなってしまった。
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星になった少年(テレビ)

2008年02月02日 | 映画(テレビ/DVD)
3年前の夏に観た映画が地上波初登場。このブログを始める少し前に観たから、ブログでは記事にしてなかった。

結末を知ってからもう一回見ると、哲夢がどんな思いで象使いになろうと決心したのか、それがしっかりと描かれていることが分かった。だからこそ、母の冷たい態度や、気持ちが素直に伝わらないもどかしさを哲夢がどう思っていたのかも、初見のときと比べてずっと良く感じることが出来た。

映画館で同じ映画を再度観ることはなかなかないけど、二度目では違った発見があると改めて感じた。

それから、タイで白象と会話するシーンで思い出したことがあった。

この映画を映画館で観ているとき、結構大きい地震があったんだ。突然席がガタガタと揺れだして、「えっ?映画館ってこんな演出するの?」とか天然で思ってしまったっけ

久しぶりに見て、映画の良さを感じられたし、意外なことも思い出せて良かった。
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銀色のシーズン

2008年02月02日 | 映画
2月に入ってからの映画初め。でも、今年に入って最初に観ようと思っていた映画だったので、映画初めとしてはちょうど良かった。

冒頭の雪山を滑り下りるシーンからスキーの疾走感がとても気持ち良く、全編通してスキーシーンのBGMを使った演出がマッチしていた。

怪我から復帰できない元トップ選手と、ワケありの花嫁。話の展開はある程度予想がつくところだったけど、舞台となっているスキーシーンがとてもカッコ良く作られていたので飽きなかった。

個人的にもっとモーグルに注目したシーンがあったらイイのにと思った。モーグルってとても面白いスポーツなのに、なかなかテレビでは放送しないから。せっかくモーグル選手が主人公なんだから、もう少し競技を取り上げて欲しかったなぁ。まあ、あまり説明臭くなってしまったら困るんだけど。

寒い冬に持ってこいの心暖まる映画だったけど、やっぱり外に出たら普通に寒かった…。
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