現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

北京五輪柔道第六日

2008年08月14日 | 柔道
柔道第六日は、男子100kg級に鈴木桂治選手、女子78kg級に中澤さえ選手が出場。

この二人をしてまさかメダルなしに終わろうとは…。

結果だけを知り、真っ先に頭を過ぎったのがリオでの桂治選手の敗北だった。まさか、またああいう負け方だったんじゃなかろうか、と。

まずは桂治選手。考えていたこととは全く違う負け方。低くレスリングのタックルのように飛び込んでくる相手を不用意に受けてしまい、場外際まで押されると、そのまま持ち上げられて倒された。レスリングかプロレスかと言いたくなるようなもろ手刈りでも、技は技。決まってしまえば一本を取られてしまう。

そう、不用意に受けてはいけない技を不用意に受けてしまった。それでも、桂治選手に勝ったモンゴルの選手が準決勝に進んだため、敗者復活戦へ。

しかし、その敗者復活一回戦でも始まってすぐに相手の技を簡単に受けてしまって一本負け。あまりにあっさりと負けてしまい、絶句してしまった。

そして中澤選手。
長身とリーチの長さを活かして組み手争いを優位に進める相手に、なかなか攻め手に回れず。序盤に受けた指導一つが最後まで尾を引いた格好。初戦敗退となってしまった。そして、勝った選手も準決勝へ進めず、銅メダルの道も絶たれてしまった。

厳しい結果が続く初出場の選手たちの中でも、この中澤選手は安定した力があると思っていたので、余計に残念だ。昨日の70kg級から解説をしている阿武さんも、自分が長く日本のトップとして引っ張ってきた階級だけに思い入れがあっただろうと思う。

明日、柔道最終日。初出場の石井選手に連覇を狙う塚田選手。この嫌なムードを振り払って、良い結果を残して欲しい。
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上野選手も五輪連覇!(大会第6日その2)

2008年08月14日 | 北京五輪(夏季)
昨夜の柳本ジャパンの試合は凄まじかった。柔道の録画観戦を忘れさせてしまうほどに…

改めて柔道を見ようと、朝少し早めに起きた。トラブル発生。昨日まで普通に見ていたDVDレコーダーの映像が出ない…。何故?

朝っぱらから、テレビの後ろに回りこんで、配線と格闘。結局、映像コードを取り替えたら大丈夫だった。もしかして、最初から単にコードが緩かっただけ?まあ、それは今度考えよう。

さぁ、気を取り直して。

昨日の柔道は男子90kg級にアテネ銀メダルの泉浩選手。女子70kg級にアテネ金メダルの上野雅恵選手が登場。

詳細は、北京五輪柔道第五日へ。

… …

その他、とりあえず結果だけ書いておこう。

結局野球はキューバに負けてしまったと知る。エースとして気負いだったのか、ダルビッシュ投手が打たれてしまった。

予選敗退が決まっていた男子サッカーは、オランダに 0 - 1 で敗れて全敗。谷間の世代と言われたアテネ五輪の代表に続き、厳しい結果になってしまった。

ソフトは台湾に勝利し、2連勝。このまま勢いに乗って欲しい。
(翌朝 08時03分)
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北京五輪柔道第五日

2008年08月13日 | 柔道
柔道第五日は、男子90kg級に泉浩選手。女子70kg級に上野雅恵選手が出場。

この二人。泉選手はカイロで優勝するもリオではメダルに届かず。上野選手はカイロで初戦敗退、リオは代表から漏れていた。五輪の今年にもう一度キッチリあわせて来たと言えなくもないが、果たして大丈夫なのかとやや不安な気持ちがあった。

まずは男子の泉選手から。
泉選手については、その不安が当たってしまった。一回戦から、延長戦へもつれ込む厳しい展開。何とか一回戦は勝利するも、二回戦で一本負け。泉選手に勝った選手も負けてしまったため、敗者復活戦にも進めなかった。

そして連覇を達成した女子の上野選手。
一昨日の谷本選手に続き、「上野、お前もか!」と言いたいくらい、見事な寝技での一本勝ちで初戦を突破すると、二回戦で中国の選手に内股で一本勝ち、準々決勝は技ありから寝技に持ち込み合わせ技一本で順調に準決勝へ進んだ。

準決勝は組み手争いに苦しむ展開。なかなか良い形で組ませてもらえなかったが、攻めの姿勢を貫いた。相手に指導が2つ付き、優勢で迎えた終盤、技ありを奪って決勝戦へ。

決勝は開始早々、朽木倒しで一本。よく考えれば、ここまで立ち技での一本がなかった上野選手。気持ちのイイ一本勝ちだった。

試合後のインタビュー。控えめな笑顔が印象に残った。
(翌朝 08時03分)
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柳本ジャパン、ベスト8へ価値ある1勝(大会第6日)

2008年08月13日 | 北京五輪(夏季)
今日も録画観戦から。ホントは野球を見たいところだったんだけど、途中からだとちょっと気が向かなかった。

まずは競泳。注目は、すでに三冠を達成し、公言通りの結果を残しているアメリカのフェルプス選手が出場する男子200mバタフライ決勝。この種目では、松田選手が準決勝2位のタイムで決勝へ進んでいる。フェルプス選手にどこまで肉薄出来るか。

レースが始まると、フェルプス選手は序盤から抜け出す。2位の選手に体半分くらいのリード。追いかける松田選手は3位争い。150mのターンを松田選手は4位で折り返すとラストスパート。ここまで2位を泳いでいた選手が順位を落とし、3位に上がるも2位のシェー選手には僅かに及ばず、そのまま3位でゴール。銅メダルを獲得した。

レース後の松田選手がインタビューで言った「自分色のメダル」という言葉は、何だか凄く暖かく感じた。

優勝は、勿論フェルプス選手。またしても世界新での4冠達成。もう、見事としか言いようがない。しかも、これで夏季五輪の通算金メダル獲得数が10個となり、あのカール・ルイスの9個を抜いて世界一だそうだ。何かもう、次元が違うなぁ

それから、連続2種目制覇を目指す北島選手が男子200m平泳ぎ準決勝に登場。北島選手らしい、ゆっくりと大きいストロークで少しずつ差を広げると、150mのターンでは体一つ分のリードに。最後はそれほどスパートをかけなかったが、余裕の泳ぎでオリンピック新記録でゴール。準決勝1位で決勝へ進んだ。

「世界新での2冠を期待してしまいます。」というインタビュアーの言葉に「(記録を)出します。」という力強い言葉で返す北島選手。明日の決勝もホントに楽しみだ。(でも、きっと昼休みには結果を知ってしまうのだろうが

さらに、男子800mリレー(自由形4×200m)の決勝。
アメリカチームのフェルプス選手が5冠目を目指す種目。そして、日本チームも予選を勝ち抜いている。

もう、圧巻というしかない。ほんの1時間前には200mバタフライの決勝を終えたばかりなのに、フェルプス選手は第1泳者として登場。一気に2位以下を突き放す泳ぎだった。後の選手たちもどんどんと引き離し、結果は7分を切る世界記録での優勝だった。

そして、日本は7位。日本記録には僅かに及ばなかったが、堂々たるレースだった。
(22時54分)

… …

次は柔道。と、思ったところに、そういえばバレーボールがやっていると気付く。せっかくなので、録画観戦を中断してバレーボール女子日本対ポーランドを見始めた。
途中からになっちゃうかと思ったら、前の試合が長引いたことで、開始時間が少しずれていたらしい。ちゃんと開始から見られた。

ポーランドは、いつも接戦になる相手。しかし、その接戦をいつも日本が制しているというのも事実。

日本は高橋選手こそ本調子ではないようだが、栗原選手、荒木選手、木村選手が攻守に良いプレーを見せていた。
第1セットを先取し、接戦の続く第2セットの終盤。ついに高橋選手が当たり始めた。1本キレイに決めて、大きな声を上げたのは、
やはりここまでの試合で自分らしいプレーが出来ていなかったからだろう。
2セットを連取して、迎えた第3セット。ポーランドの強打が決まると、一時6点差まで広がってしまう。
中盤までに持ち前の守備力で追い上げるが、終盤突き放されて第3セットを取られてしまう。

第4セットは、双方ともなかなか連続ポイントが取れない均衡した展開が続く。終盤、やや試合が動くものの、双方に連続ポイントが生まれてやはり同点。最後は、確実にエースへボールを上げられたポーランドに傾く。

やはりこういう展開になるのか、ついに試合はフルセットへ。
一つのミスが命取りになる展開で、ポーランドは、スコブロニスカ選手、グリンカ選手と2本のスパイクミス。
日本も栗原選手がスパイクミスをするも、すぐに取り返し、最後は木村選手が決めた。
緊迫した試合をものし、これで2勝。ベスト8へ大きく前進した。
(25時38分)

… …

あ、まだ柔道見てない。上野選手が金メダルを取った試合もちゃんと見てないけど、さすがにこれから見るのはちょっとキツイ。
五輪連覇、おめでとう!上野選手!!

という言葉を残して寝よう…
(25時59分)
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北京五輪柔道第四日

2008年08月12日 | 柔道
柔道第四日は、男子81kg級に小野卓志選手、女子63kg級に谷本歩実選手が出場。

まずは、男子の小野選手から。
五輪は初出場だが、3年前のカイロ世界柔道では、初出場ながら敗者復活戦を勝ち上がって銅メダルを獲得していた。
一本を狙っていく日本らしい柔道に活躍を期待していたのだが、リオ世界柔道覇者のカミーロ選手を相手になかなか良い組み手に出来ず、攻め手に回ることが出来なかった。技ありを取られて、優勢負け。
相手が優勝候補の選手だったので、敗者復活戦に望みを繋げたいところだったけど、そのカミーロ選手も準々決勝で敗れ、道も絶たれてしまった。

それにしても、今大会はホントに初出場の選手に厳しい結果が続いている。
明後日の女子78kg級に出場する中澤さえ選手、柔道最終日に登場する男子100kg超級の石井慧選手の二人も初出場だが、嫌な流れに飲まれないで欲しい。

そして、谷本選手。
今日は結果を見ないようにしようと思っていたけど、ふとした瞬間に「谷本オール一本で連覇」の文字が目に入ってしまった…。
しかし、実際に見始めたら、意外にも2回戦、3回戦と寝技での一本だった。
寝技でも一本は一本だけど、立ち技の印象が強い谷本選手だけに、立ち技で効果的に技を仕掛けているシーンがほとんどなかったのは、若干の気がかり。
勿論、結果を知らずにいたらの話だが…。

そして準決勝。キューバのゴンザレス選手を相手に、またしても寝技へ。粘るゴンザレス選手に体を返されそうになるが、横四方から崩れ上四方へ切り替えて返させなかった。そのまま一本。
もう、立ち技から寝技への入り方が見事としか言いようがない。こうなったらオール寝技一本か?
などと思ってしまった。

が、迎えた決勝戦。強敵フランスのデコス選手に、目の覚めるような内股で一本勝ち。
デコス選手の大内刈りに一瞬バランスを崩したかに見えたけど、それを切り返すと、反射的に入ったとでもいうような内股が見事に決まっていた。

アテネに続く五輪連覇。カイロ、リオと優勝から遠ざかっていたけど、五輪でまた輝く金メダルを手にした。
まさに“平成の女三四郎ここにあり”だった。

谷本選手、本当におめでとう!!
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谷本選手、オール一本で連覇!(大会第5日)

2008年08月12日 | 北京五輪(夏季)
今日は最初から録画観戦。

まずは結果とダイジェストだけだけど、男子体操団体から。最終的には全ての演技を見たいが、いつになることやら…。

見たのはいくつかの演技だけ。しかも、きっとこれは良かった方のいくつかなのだろうと思うが、安定した演技だった。でも、その分大技に挑んでなかったのでは。あん馬の鹿島選手は完成度を高めるために、難易度の高い技を一つ外したって言うし。

結果は中国に続く2位。銀メダルを獲得した。さすがに中国の壁は高く、およそ8点の差がついてしまった。ちなみに3位のアメリカとは3点差。

連覇はならなかったが、それでも銀メダルは立派な成績。若手が多いチーム構成だったし、次のロンドン五輪での活躍が楽しみになった。
(22時18分)

… …

お次は柔道。今日は男子81kg級に小野卓志選手、女子63kg級にアテネの金メダリスト谷本歩実選手が出場する。

詳細は、北京五輪柔道第四日へ。
(23時56分)

… …

今日は、球技も熱かった。
まずは女子サッカー。ノルウェーを相手に大量5得点。5 - 1 で勝利した。
これで1勝1分1敗。グループ3位ながら、何とかベスト8に滑り込んだ。

それから、今日が初戦のソフトボール。
エース上野投手が先発し、アテネで敗れたオーストラリアに挑んだ。途中、スタジアムでmihimaruGTの「気分上々↑↑」が流れているのが聞こえて、何だか不思議な気分だった。
「何故、mihi?」まあ、この際気にしても仕方ないか。

さて、試合の方は日本が1回裏にスリーランで先制するも、直後の2回表にツーランとソロを打たれて同点。しかし、その裏勝ち越し点を奪うと、後は膠着状態。上野投手が最後まで投げ切り、4 - 3 で初戦を飾った。

最後は男子バレー。
古豪ブルガリアを相手に第1セットデュースにもつれ込む展開。結局、第1セットは落としてしまったけど、第2セットを奪い返してセットカウント 1 - 1 に追いつく。
第3、第4セットは、ブルガリアの強烈なサーブにレシーブを乱され、良い形でスパイクに繋げられなかった。セットカウント 1 - 3 で2連敗。ベスト8に早くも後がなくなってしまった。

それでも、初戦のイタリア戦に比べたら、硬さが取れて良い動きが出来ていたように思う。その中で、ムードメーカーのゴッツ選手が今一つノッて来てないのが気がかり。

次の相手は地元中国。アウェイで厳しい試合になると思うけど、粘って粘って、初勝利を掴んで欲しい。
(25時48分)
コメント (2)
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北京五輪柔道第三日

2008年08月11日 | 柔道
柔道第三日は、男子73kg級に金丸雄介選手、女子57kg級に佐藤愛子選手が出場。

まずは男子の金丸選手から。
上体のをのけ反らせて構える変則的な相手にやややり難いような感じ。序盤で倒れこみながらかけた朽木倒しで効果を奪う。
しかし、その後、相手に投げられたときに肩を痛めて、気にしながらの動きの中、一本負けを喫してしまった。

試合前、スタジオ解説で古賀稔彦さんが、「一回戦で負けるかもしれないが、それでも金メダルを狙っている」という金丸選手の悲壮なまでの決意を伝えていた。
その直後の一回戦負けという現実に、スタジオに映像が切り替わると一瞬言葉を失っていた古賀さんとキャスターの松岡修造さん。
「会場に入ってきたときの表情から、すでに金丸らしさがなかった。」と語る古賀さんの言葉もやや虚しく感じてしまった。

次は女子の佐藤選手。
この階級には、“あの”ケー・スンヒ選手がいて、最大の難敵だろう。佐藤選手にとっても、リオ世界柔道の準決勝で負けた相手で、雪辱を果たして欲しいと思っていた。
と、思っていたら、佐藤選手の試合の前に、ケー・スンヒ選手が先に負けてしまった。この結果には、さすがにただただ驚くばかりだった。

そして、ようやく佐藤選手の2回戦が始まった。出だしの組際で簡単に投げられて技ありを取られるものの、落ち着いた試合運びで寝技に入り一本勝ち。
迎えた3回戦。地元中国の選手との試合だった。両者に攻め手に欠く展開で指導が付いた後、佐藤選手が大内刈りで効果を奪いリードするも、
寝技に持ち込みたいのか、不完全な組み手での投げ技で掛け逃げを取られて、ポイント逆転。そのまま優勢負けだった。

それにしても、この試合は、スッキリしないことが重なった。
序盤、明らかに攻めていたのは佐藤選手だったのに、副審に促されて
主審が指導を取ったのは佐藤選手だった。勿論、すぐに副審二人が制して変更になった。
もう一つ、佐藤選手の大内刈りで取った効果のポイントが掲示板で相手の選手に。これも勿論、日本選手団からの抗議ですぐに変更されたが、もやもやした気持ちが残ってしまった。

金丸選手、佐藤選手ともに敗者復活戦に進むも、三位決定戦までは勝ち残れず。今日の柔道はメダルなしに終わってしまった。金丸選手は、肩を気にしつつも、敗者復活の2戦目では、豪快な投げ技を見せてくれていただけに残念だった。
(25時38分)
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北島選手、金メダル!(大会第4日)

2008年08月11日 | 北京五輪(夏季)
昼休み、ニュース記事に目が留まる。
北島康介世界新で金メダル!の文字。

やっぱ、北島選手は凄いわ…。
帰宅後の録画観戦が俄然楽しみになってきた。

そして、もう一つの驚きがバドミントンの前田選手、末綱選手のペア。第1シードの中国ペアに大金星をあげて、見事に準決勝進出を決めた。バドミントンで五輪の準決勝進出は日本勢初とのこと。こちらも楽しみの一つになった。

… …

そんな思いで帰宅。するとちょうどバドミントンのオグシオの試合が始まるところだったので、そのまま見始めた。

バドミントンの何たるかは、依然としてよく分からないまま。ただ、軽いシャトルを使っているため、緩急の使い分けが非常に大きいということは分かった。そして、大きく打ってコートの後ろの方へ落とす球。球?シャトルというべき?でも、解説が球って言ってたから、球でイイのか。

などと考えている間にあれよあれよと点差が開き、1ゲームを先取され、第2ゲームに入っても、流れは全く変わらず、ゲームカウント 0 - 2 で負けてしまった。

オグシオの打つ球は、試合の中で効果的に働いてなかったように思う。特に緩い球は、相手に難なく返されてしまって、フェイントになってなかった。左右の揺さぶりもあまりなくて、素直に返しているだけになってしまっていた。

きっと途中で相手がポロポロとミスをしてくれてたら、流れを掴むチャンスもあったんだと思うけど、相手は全くと言っていいほどミスがなかった。

思えば、潮田選手が初めてジャンクスポーツに出演した際、アテネの代表から落ちた話をしていた。選考前に小椋選手が怪我をしてしまい、他の選手と組む選択肢もあったが、小椋選手と組んで五輪に出ることに意味があるからと、代表を諦めたと話していた。

4年越しで掴んだ代表。今日のような内容で終わってしまうのは、悔しいだろうと思う。準決勝に進んだ前田選手、末綱選手のペアには良い結果を期待したい。

中継の後、その前田選手、末綱選手のペアの試合がVTRで流れた。第1ゲームを先取されるも、第2ゲームからは開き直ってプレーしたのが功を奏したとのこと。それに、相手のミスにも助けられた場面があったようだ。流れを上手く味方に付けての勝利。と言ったところだろうか。

今日の流れを準決勝にも繋げて欲しい。
(23時08分)

… …

時間回帰。午前中の競泳へ。
なんと言っても北島選手の金メダルの瞬間は欠かせない。

落ち着いた前半の入り方。3位で折り返すとペースを上げて、横一線の選手たちを引き離す。
リアルタイムで世界記録の前を行っているのが見えるCGのラインは、便利だがやや鬱陶しい。
世界記録のラインを超えたままゴール。世界新での金メダル獲得だった。

それにしても、計算し尽くされたかのような見事な泳ぎ。
結果を知っていたからというのもあるが、やったー!と声を出すのも忘れるくらい見入ってしまった。

そして、試合直後のインタビューが始まると、あの北島選手が若干消え入りそうな声だった。
やっぱり、この100m平が一番の難関だと思っていたのだろうか。
落ち着きを取り戻し、最後には「超キモチイイ!」と、アテネを思わす一言を笑顔で残してくれた。

次の200m平泳ぎでも、この笑顔でインタビューに答えて欲しい。
200m平泳ぎはハンセン選手が出場せず、ライバル不在という感があるけど、オーエン選手のような伏兵が現れるかも知れないし、きっちりと勝ってくれ。

おめでとう!北島選手!!
(23時57分)

… …

さて、実は残念な結果を先に知ってしまった柔道。とは言え、やっぱり柔道は外せない。今日は、男子73kg級に金丸雄介選手、女子57kg級に佐藤愛子選手が出場した。二人とも昨年のリオ世界柔道では、銅メダルだっただけに、良い結果を期待していた。のだが…。

詳細は、北京五輪柔道第三日へ。
(25時38分)

… …

あ、バレーボールやってたんだ…。
全く見られず、痛恨の極み。

女子の日本対ベネズエラは、3 - 0 でストレート勝ちしたとのこと。試合時間を確認したら、どうも時間的に録画してない。結果は嬉しいが、ガックリ。もう、寝よう
(25時53分)
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内柴選手、金メダル!(大会第3日)

2008年08月10日 | 北京五輪(夏季)
ついに競泳の決勝、準決勝が始まった、本日午前。北京五輪では、夜に予選を行い、翌日午前に決勝、準決勝という日程が組まれている。まったく、迷惑な日程だよ、ホント。

最初の決勝種目は男子400m個人メドレー。北京では実に8冠を目指しているアメリカのフェルプス選手に注目が集まる。
昨日の放送の事前インタビューでは、この種目を制するのが一番難しいと語っていたけど、結果は世界記録を2秒近く更新するタイムでの圧勝だった。苦手とされていた平泳ぎでも2位の選手に詰められることなく、むしろ差を広げていたくらいだった。この調子じゃあ、ホントに8冠達成しちゃうのかも。アメリカの選手だけに、心配なのは、個人種目よりもむしろリレー競技のような気もするけどネ。

さて、競泳で一番の注目なのは、やはり北島選手の100m平泳ぎ準決勝。昨日と違いスピード社の水着?を着ての登場。前半50mを27秒台で入るか否かがポイントと解説されていた通り、27秒台で折り返す。

これは全開モードなのか?と思いきや、後半はあまり伸びず、記録は昨日の予選とほぼ同じタイム。準決勝2位で決勝へは進んだけど、1位のオーエン選手が昨日に続いてオリンピックレコードを塗り替えるタイムを出しているから、ちょっと心配になってしまう。ちなみにハンセン選手は5位で決勝進出。決勝は北島選手、ハンセン選手、オーエン選手の争いになるのだろう。明日の決勝が楽しみだ。平日だから、帰宅後に録画観戦だけど…。
(12時23分)
… …

そろそろ柔道の予選が始まるかな?と思ったら、バレーボール男子日本対イタリアが行われているじゃないか。昨日の女子の試合が夜遅い時間だったから、早くてももっと遅い時間と思っていたのでビックリ。
植田ジャパンの初戦は欠かせないってことで、ここはまずバレーボールへ。

スタメンは最終予選とほぼ同じで、セッターは朝長選手だった。
序盤からサーブレシーブがちゃんと返らず苦しい展開だった。結果は、1 - 3 で植田ジャパンも黒星発進。

今日の試合では、苦しい展開でセッターを宇佐美選手に代えたり、波に乗れないゴッツ選手を代えたりと、最終予選でも見られた選手交代があったが、あまり効果的ではなかったように思う。
タイミングの問題なのか、選手たちの調子の問題なのか。個人的にはもっと早く荻野選手を投入して欲しかった。

それにしても、サッカー、バレーボールと球技はなかなか良い兆しが見えてこないなぁ。
(15時11分)
… …

そして、柔道。二日目は男子66kg級にアテネ五輪同階級金メダリストの内柴正人選手、女子52kg級に中村美里選手が出場する。

詳細は、北京五輪柔道第二日へ。
(20時27分)
… …

柔道の裏で結果しか知らないサッカー男子。今日はナイジェリアが相手。日本はこの試合に負けると予選敗退が決定してしまう大事な一戦。

だったのだが、結果は 1 - 2 と敗北。予選敗退が決定してしまった。
昨日のなでしこジャパンも、王者アメリカに敗れて、予選突破は厳しい状況になっている。

なでしこジャパンには、最後の望みをかけた1勝を。反町ジャパンには、意地の1勝を期待したい。
(21時21分)
… …

今日の最後はバドミントン女子ダブルスのオグシオこと、小椋久美子選手と潮田玲子選手のペア。ジャンクスポーツに二人揃って出演していたし、まあ、あれだけ話題になっていたから、当然興味があった。

午前中に行われた前田選手と末綱選手のペアの試合も半分くらい見ていたんだけど、こちらはかなりの圧勝で、ベスト8に進出とのこと。今夜のオグシオの試合も勝てばベスト8ということで、そんな感じなのかな?と思ったら大違いだった。

物凄い接戦で、しかもバドミントンはほとんど見たことがなくて勝負どころがよく分からないから、一本一本「やったー」とか「あぁ~」とか言うだった。まあ、それでもそれなりに楽しめた。

日本の2組のペアは、どちらも次の試合の相手が中国のペアらしい。しかも、第1シードとのこと。今日の試合でも、関係のないコートでかなり大きい歓声があったけど、あれはきっと中国の選手が他のコートで試合をしてたからなんだろう。完全アウェイでの厳しい試合になると思うけど、ガンバッて欲しい。
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フジテレビの中継にゲンナリ

2008年08月10日 | ゆる
柔道男子66kg級、内柴正人選手の金メダルに湧いたフジテレビの中継。

キャスター陣のカミまくり加減にも、ちょっと物申したい気分ではあったけど、それ以上に気になったのが、柔道場へ行っている浜田キャプテン(と舞の海さん)とスタジオのやり取りの間。

あの会話で使われていた通信手段は何なんだ?と聞きたくなるくらい、やり取りが遅れていて、なかなか成立しない会話にかなりイライラしてしまった。

一回ブラジルのリオにでも飛んでんじゃないの?
スタジオにいたのが平井理央アナだっただけに…
…。寒い

表彰式で実況が「内柴選手に一番輝くメダルが贈られます。」と言った瞬間。
「もし出てきたメダルが何らかの理由で輝いてなかったらどうするんだろう?」という下らない冗談が頭を過ぎって、感動のシーンが台無しになってしまった。

フジテレビの通信手段にどうこう言うより、感動のシーンを見た直後に下らないジョークを考えてしまった自分にゲンナリ
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