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全国学力・学習状況調査

私は下記の市長意見、教育委員会の決定について支持しています。
挑発的な意見に惑わされることなく、吹田市の教育をしっかりと見届けたいと考えています。

というように先週gogo通信に書きましたが、先日、3人の吹田市議が大阪府知事に情報公開請求を行ったとの新聞記事がありました。

平均正答率を公開してほしいということのようですが、公開することで何がよくなるのかさっぱりわかりません。
もとより、知事が公表を求めている理由が良くわかりません。大阪の教育に危機感を持って欲しいということであれば、もうすでに全国の中で大阪府の平均正答率が低かったということはわかっているのですから、それでまだなお危機感を持てないということのほうが不思議です。
また、これまでも非公表であったのに、情報公開請求せずにいたものを、なぜ今になって請求するのかも良くわかりません。

吹田市教育委員会ではこれまでも正答率など数字的には公開していませんが、きちんと分析した結果と今後の方策までをホームページを用いて明らかにしてきました。
決して、大阪府議会で知事が述べたような「紙切れ1枚程度、ペラッとした報告書」ではありません

私は吹田市と吹田市教育委員会が、知事の挑戦的かつ扇動的な、そして予算を盾に脅しをかけるような言動にまどわされることなく、しっかりと今後の教育に取り組む姿勢を評価しています。

<参考>
平成19年度全国学力・学習状況調査の概要について

全国学力学習状況調査の結果公表に関する市長意見

平成20年度全国学力・学習状況調査の調査結果の取り扱いについて
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議会の見える化

富士通フォーラム2008に行って、
今流行の「見える化」というデモンストレーションをみてきました。

たとえば、情報の見える化≠情報公開・情報提供 で、
情報の見える化=情報提供+情報活用 ですって。

ということで、
議会(政治)の見える化
  =議会(政治)情報提供+議会(政治)活用
とならなければなりません。

でも現実は、一部の人は別でしょうが、一般的に市民は市議会を活用しているとは思えません。

大阪弁で言うところの「市議会を『使い倒さない』といけない」ことかな?
*使い倒す=使い切る、目いっぱい使う
と思いました。

私たち議員は行政に対して、情報公開やら情報提供やら説明責任やらを求めます。もっと働け!って言います。
つまり「行政の見える化」を求めているわけですが、
そういう本人、議会ももっともっと「議会の見える化」を進めていかなければならないのでは・・・と思っています。

*写真は会場近くのほたるまちのガーデン
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寄付によるまちづくり条例

3月議会のとき、個人質問の中で寄付条例(寄付の使い道を寄付者に選んでもらう。寄付の使い方を公表する)を提案しました。

ちょうど、月刊『ガバナンス』5月号をみていると、同様の条例が鶴ヶ島市で制定されたことが掲載されていました。

鶴ヶ島市「寄付によるまちづくり条例」を制定
○これまで一般会計で市の裁量で寄付金の使い道を決めていた

○今後は、寄付者が希望する事業に使うことにする

○市民、企業、市出身者の意向を反映した政策を実施することにより、個性豊かで活力あるまちづくりを目指すのがねらい

○指定できる事業は
1.未来を担う子どもたちを応援する事業
2.地域で支えあう健康・福祉のまちづくりのための事業
3.身近な緑の保全と地球温暖化防止のための事業
4.文化・芸術活動を振興するための事業
5.活力に満ちたまちづくりのための事業

○寄付金を適正に管理するため「寄付によるまちづくり基金」を設置。

○基金の運用状況は、毎年度終了後3カ月以内に市長が公表

とのことです。
私が3月議会で市が提案した「みんなで支えるまちづくり基金」の設置について、基金を設置するのであれば、寄付条例も作ってはどうか?と提案したわけですが、まさにこの鶴ヶ島市の条例のようなものをイメージしていました。

もともとは我孫子市の寄付条例を参考にしていたのですが、同じように考える自治体が増えてきたということでしょう。

最近はあまり聞かなくなりましたが、一時、「ふるさと納税」ということが話題になりました。
納税となると税制度も関係しますが、寄付条例であれば、その自治体に住所があろうがなかろうが寄付できるので、結果として同じです。

違うのは、寄付は税と違うので、住民税や所得税などに加えて寄付してもらうことになります。寄付をした場合に寄付金額分が課税対象額から減額されるようになれば、高額所得者ほど、税で支払うより寄付しようということになる可能性が高くなります。

ということで、吹田市でも寄付条例を、行政に提案するだけでなく、議員たちで考えて提案できたらいいなぁと思っているところです。

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熊取町の議会基本条例

5月議会の初日、お昼を過ぎましたが、終わってからすぐ電車に飛び乗り、一路、熊取町へ。

今日は役場の町議会委員会室を使って、熊取町で策定された議会基本条例についてお話を聞く会があったのです。

2時からスタートのものに30分ばかり遅れて参加しました。
たくさんの議員が参加していて、遠くは栃木県からも来られていたようです。

さて、議会基本条例は吹田市議会でも一昨年末に3人の議員提案で提出され、その後、議会運営委員会でその取り扱いについて協議され、結果、特別委員会を設置して2回ほど審議しましたが、結論が出ないまま、継続のまま終了。
その後、統一地方選挙と同じくすいたし議会選挙があり、議員の任期も切れ、提案した3人の議員のうち残ったのは1人となり、何も続きがなく、今に至っています。

熊取町では町民から財政健全化の一環として議員定数の削減の要望が出てきたのを受け、それについて議員同士で話し合っているうちに、議会基本条例を作ろうということになったそうです。

つまり、議員は日ごろ何をしているかわからない、議会の価値がわからない、市民から見えない、だから、議員を減らしてもいいのだ、という論理を崩して、議会はこんなにしっかりと働いている、町民に信頼される議会にしよう、ということで、当時の議長を先頭に、当時、すでに議会基本条例を策定していた北海道の栗山町までは遠くて行けないけれど、長野県の飯田市に視察に行き、その報告を全議員に対して行ったそうです。

そして、議会基本条例を検討する特別委員会を設置し、協議し、議会基本条例が策定されました。

条例ができても飾っておくだけの条例では意味がないので、早速、議員16人中議長1人を除く15人が5人ずつの3チームに分かれ、町内の自治会に出前議会報告会を開いているとのことでした。

町民から何を聞かれるかわからないし、参加する町民もびっしりとメモを作ってこられる人もいて、受けて立つ議員たちは好むも好まざるも勉強しなければならなくなったそうです。

また、反問権といって、議会で議員の質問に理事者が答えるだけでなく、理事者側から質問議員に質問をすることができるという条文も入っているので、質問議員が自分の意見や考え方をしっかり持って質問しないと、反論されたり反対に質問されたときに答えられないことになります。

他にも議員同士の自由討論ができるという条文も入っているそうですが、まだ実際には自由討論はしていなくて、どんなときにどんな風に行うか、という詳細までは決めていなくて、実行しつつ細部を決めていきたいとのことでした。

ともかく、条例を作ってよかったのは、議員が勉強するようになったこと、議会が活性化したことだそうです。

吹田市で議会基本条例ができるのは、まだまだ先のように思いますが、あせらず、でもあきらめず、議会活性化のための取組、改革を進めていけるよう、私なりにがんばっていきたいと思っています。
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自治体議会改革へ

11日に日帰りで三重県桑名市での全国自治体議会改革推進シンポジウムに行っ
てきました。

参加者はおよそ500人弱とのことで、全国から集まってこられていました。

交流会で同じテーブルを囲んだのが岩手県議会議員、事務局職員のみなさん。そ
して埼玉県議会議員のみなさんでした。この二つの県議会に加えて、鳥取県議会
と神奈川県議会、そして本家本元の三重県議会が、自治体議会改革推進を目指し
て交流していきましょうという決意表明も、シンポジウムの最後にありました。

数人の議員の方と名刺交換をしましたが、一人を除いてすべて公明党議員さん。
私は「改革推進=革新」という先入観を持っていたので、私のようないわゆる市
民派議員、党派に属さない議員が多く来られていると思っていたのですが・・・

また、自治体学会が今年は岩手県で開かれる予定なので、当然、県議会の皆さん
もご存知だと思って「今年の自治体学会は岩手県ですね」と話しかけましたが、
「えっ?」っていう返事でした。

さて、シンポジウムで異彩を放ったのが、三重県民の中山さんです。鈴鹿市議会
の傍聴をきっかけに、三重県議会を傍聴し続け、市民、県民から見た「なぜそう
なっているの?」「なぜ、こうならないの?」をどんどんぶつけていきます。

たとえば、「議会は議員も理事者も書面を読むだけ。ぜんぜん、面白くないと思っ
ていた」「けれど、それまで非公開であった全員協議会や会派代表者会議を傍聴
できるようになって傍聴すると、ここでのやり取りが面白くて、議員同士のやり
取りも活発で。こんなの公開しなくっちゃ、議会が損するよと思った」
とのこと。

私も議員になってすぐ「なぜ協議会が公開でないのか」「議会運営委員会は議員
は傍聴できるけれど、暫時休憩になるとなぜ退室しなければならないのか。同じ
議員なのに」って不思議がいっぱいでした。
なぜそうなのか?と尋ねても「そうなっているから」「今までがそうだから」の
返事で、9年経ったけれど何も変わっていません。

中山さんの素朴な疑問をもとに要望を続け、今では三重県議会は全員協議会も会
派代表会議も傍聴できるようになり、鈴鹿市も全員協議会が傍聴できるようになっ
たそうです。

一市民の中山さんができたのだから、議員の私も「なぜ?」って思っているだけ
じゃダメだと、自分にダメだしをしました。
これから、2人会派になりましたし、どんどん、疑問、提案をぶつけていきたい。
そして、市民に開かれた市政だけでなく、議会になるようにがんばりたいと思い
ます。
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思いのほか静かな知事選

大阪府の知事選が10日から始まっているのですが、思いのほか静かで、なんか本当に選挙期間中なのかな?と思うことがあります。

マスコミも当然、選挙に関する報道はしていますが、前にあった東京都知事選のほうがなんだか報道が多かったように思うのは私だけでしょうか?

知名度の高さだけで、当落が決まったかのように言う人もいますが、そんなんだけで決まったとしたら、大阪の人がよほどにぎやか好き、有名人好きだと思われるのは心外です。

政見放送も見たり聞いたりしましたが、とんでもないことを言っている候補者もいます。

また、選挙に入るまで露出度の多かった候補者は、それだけマスコミでもいろいろ持論を述べている映像と音声が、たとえばインターネットのユーチューブで流されています。

それらを見ましたが、「なんてこと言うの!」って思うことが多かったです。

ぜひ、私も含めて、大阪の有権者の皆さんが懸命な判断を下されるように願っています。

明日の投票、即日開票となるようです、ぜひ、さすが大阪人と言われるような結果となるよう期待しています。
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府知事に誰を選ぶ?

府知事選が始まっています。テレビニュースや新聞紙上では、たとえば「候補者に聞く」なんてことで、「ああ選挙やね」って思いますが、実際上、府会議員や市会議員選挙のように、連日、選挙カーが回ってくるわけでもなく、ただポスター掲示板の前を通るときだけ、選挙期間だということを実感するぐらいです。

それにしても、今回の選挙は積極的に投票する人を選ぶというよりも、どちらかといえば消去法で決めるという感じです。なんといっても、財政悪化、大阪府の赤字隠し、経済状況もなかなか好転しない、学校教育はもちろん、社会教育(大人が大人として育っているかどうか)、そして環境の悪化など、社会環境の現状を考えると、「すごく良い」政策というよりも「これぐらいなんじゃないかな」程度の政策になってしまうのは、いたしかたありませんよね。

もちろん、こんなときこそ余計に、しっかりとした、絶対にこの人!と思える人が知事になっていただくことが、私たち府民の願いではありますが・・・

その点で、27日の投票日まで、政策がぶれることなく、その場その場の受け狙いだけでしゃべっているようなのではなく、托せる人を選びたいと思います。
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使用料手数料の値上げ

12月6日から始まる議会のために議会運営委員会が開かれました。

議案の多くを占めるのは使用料手数料の改定条例です。

今回、運営経費を単位面積、時間、人数などで割り戻した額を元に、公費負担率(どれだけ税金でまかなうべきか、個人負担すべきかを決める率)と周辺自治体や同様施設の料金を考慮し、さらに、1.5倍を超える値上げは一挙には難しいということで、最大1.5倍の値上げを行い、今後、4年ごとに見直すということなどを基本方針として打ちたて、それに基づいて料金を改定するものです。

一部値下がりするものもありますが、ほとんどが値上げとなり、とくに運動施設の使用料が値上がり幅が大きいので、議運の中でもすでに「私はこの条例改定に反対です」と述べる委員もいました。

また、まずは基本方針を市民に提示説明したのち、料金改定をすべきでは? 12月議会上程は早すぎる、という意見もでましたが、あくまでもこのことに関する条例提案は市長から出しているものなので、市長が出すといえば議運でいくら反対しても出すことができます。

後は、12月議会の中でどれだけ真剣に議論し、議会としてどういう結論を出すか?極端な話、条例を否決したり、一部改正案を議会提案するか?ということだと思います。

私は、値上げすれば良いと簡単に思っているわけではありませんが、税によってまかなわれていることに対する公平性や利用者負担の考え方、また施設等の費用対料金の考え方そのものすべてを否定できるものではありません。

大幅値上げも、逆から見れば「今までが安すぎた」と言うこともできます。

ただしすべて説明責任を十分果たした上で、市民の多くが納得できる状態にするということが大切です。

今回のようなだれも喜ぶ人のいない値上げ(値段を上げて喜ぶ人いませんよね)をたとえ恨まれたとしても提案できるのは、というか提案しなければならないのは、行政の務めともいえます。

一方、結果どのようになるかはまだ12月議会が始まってもいないので言えませんが、種々雑多な意見が出るであろうことについて結論を出せるのは議会しかありませんし、十二分な議論の末、結論を出すのは、議会の務めだといえます。

ぜひ皆さんのご意見もお聞かせください。
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使用料等の見直し

使用料、手数料等の見直しについて基本的な方針が定まったと、行財政改革推進
室から説明がありました。

使用料、手数料、自己負担金については、前々から市民全体が対象となる公的サー
ビスと一部の限られた市民が対象となるものとでは、税金による負担率とサービ
ス受給者の負担率が違って当然だろうと考えています。

また、そもそも現在の使用料、手数料などがコスト計算に基づいて決められたも
のもあれば、他自治体の例や市場価格を参考にして決めたものや、もっと平たく
言えば、もしかしたら「えい、やぁ」で決めたものもあるのではないでしょうか?

ということで、今回の基本的な方針では、まずコスト計算については、たとえば
施設使用料であれば施設の建設費や土地取得費などイニシャルコストは別にして、
管理運営にかかるランニングコストをもとに単位平米単位時間当たりのコストを
計算し、その施設の目的や性格によって、使用者の負担率を0%、25%、50
%、100%に分けて、使用料を決めるのを原則とするとのことです。

また、今後は4年ごとに見直すことと、今回の見直しによって急激に料金が高く
なることを避けるために最大でも1.5倍までの料金改定にするとのことでした。

私は、基本的にこのような考え方で使用料等を見直すのは良いとは思いますが、
市民への説明と理解を求めることは絶対に必要です。
今日の説明では12月議会に大部分の料金改定の提案をする予定とのことでしたが、
それまでに十分な説明責任を果たせるのかどうか?
議会に提案して了承されたから、「はい値上げします」というような簡単なもの
ではないと思うのですが・・・。

ともかく、もっと詳しい、具体的なコスト計算値が出てくるということなので、
またわかり次第、お知らせします。
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決算審査総括

決算審査のため、連日、市役所に行ってます。
22日に決算審査のために必要な資料請求を行い、職員さんと調整をしたり、審査
のための予備審査でもないですが、簡単なわからないことについて電話や直接、
控室に来てもらって、説明してもらいます。

決算審査で何が大変かいうと、決算書本体は厚み1センチもないものですが、付属書類が419ページ、主要な施策の成果および基金に関する報告書が607ページ、監査委員の意見書が85ページと、パラパラめくるだけでも大変なんですよ。
おまけに数字がいっぱい並んでいて(決算書だから当然なんですけどね)、○○費とか普段なじみのない言葉がいっぱい並んでいて。

たしかに、決算審査をすると、吹田市の状況がいろいろわかってとっても勉強になるのですが、
それだけに大仕事です。

8日(木)は朝10時から総括といって、複数の部署にわたる質問や、これまでの質
問で積み残しとなっているもの、また、吹田市の場合、市長は資料説明と総括の
ときしか決算審査特別委員会に入らないので、市長にじかに質問したいこと、な
どについて各議員が質問を行います。

そしてその後、意見を述べて採決することになります。

みなさま もしお時間のある方はどうぞ傍聴にお越しください。
お待ちしています。
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