ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」

2021年02月20日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2020年2月公開の映画の紹介です

監督は、クラウス・ハロ。
フィンランド製作、サスペンス調のドラマ映画です。
主演・出演は、ヘイッキ・ノウシアイネン、ピルヨ・ロンカ、アモス・ブロテルス、ステファン・サウク。


美術店を経営しているオラヴィは、美術品のオークションで作者不明の『海辺の絵』を購入します。
老齢のオラヴィは、経営が今一つでしたが、なんとかもう一度いい商売がしたいと思っていました。
その後同業の友人に誘われ、オークションの下見会場を訪れたオラヴィは、サインも題名もない『男性の肖像画』が気になります。
オークションまで誰の作品か調べようと考え、オラヴィは孫のオットーに留守番を頼んで図書館などに足を運びます。
すると職業体験中の学生のオットーは、価格よりも高く『海辺の絵』を売り、オラヴィは喜んで『男性の肖像画』の調査を手伝わせることにします。
すると、美術展のカタログに同じサイズの出展品があり、その後帰宅したオットーはパソコンで調べある場所を訪ねます。
そしてオークションの開催日になり、『男性の肖像画』の値はどんどんつり上がっていくのです・・・

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撮影には、フィンランドのアテネウム美術館などが協力しているようです。

オラヴィが特定して調べていた画家は『イリヤ・レーピン』です。
ロシアの画家・彫刻家です。

オラヴィ役は、ヘイッキ・ノウシアイネン。
「ヤコブへの手紙」(2011)、「ペット安楽死請負人」(2017年製作)などの出演があります。





皆さま、お立ち寄りありがとうございます
先日ご紹介した「92歳のパリジェンヌ」「長いお別れ」もそうですが、高齢者と今風の孫達との関係がとても良く描かれておりました
コメント
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