「ナンシー」

2020年3月公開の映画の紹介です

監督・脚本は、クリスティーナ・チョー。
サンダンス映画祭で「脚本賞」に輝いたミステリー映画です。
主演・出演は、アンドレア・ライズボロー、スティーヴ・ブシェミ、ジョン・レグイザモ、アン・ダウド。

病気の母・ベティと暮らしているナンシーは、世話をしながらもスマホを手から離しません。
更にパソコンに没頭するナンシーは、ベティの通院も理由を付けて先延ばしにするのです。
その後、ブログで知り合った男性・ジェブと待ち合わせたナンシーは、お腹を膨らませていきます。
ジェブに聞かれて2カ月ほどで生まれると話し、会うきっかけとなった話で2人は盛り上がります。
ところが数日後2人はスーパーでばったり会い、妊婦ではなかったナンシーにジェブは怒って去ってしまうのです。
ある日、起きないベティの部屋に行くと息をしていなくて、医師は死因は脳梗塞と話します。
その後、ナンシーが偶然見ていたテレビのニュースで、30年前娘をさらわれた夫婦が出演していて、番組で作った30年後の娘のCGが自分ととそっくりで、ナンシーは驚きます。
ナンシーは連絡先の夫婦の自宅に電話をかけ、「自分かもしれない」と婦人に話し会う約束をします。
携帯で送っていたナンシーの写真で、婦人は希望を持ち喜びを隠せない状態でした。
心理学者と言う主人は疑いを持ちながら、検査技師を呼んでいるとナンシーに話します。
翌日検査技師が訪ねてきて、3人とも唾液を採取されます。
問診の際、一緒に住んでいた母はいつ亡くなったかと聞かれたナンシーは、
「一週間前」
と答え、婦人も主人も驚いたのです・・・

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ナンシー役は、アンドレア・ライズボロー。
｢ビトレイヤー｣(2013)、｢オブリビオン｣(2013)、｢ノクターナル・アニマルズ｣(2017)、｢ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷｣(2020)、｢ポゼッサー｣(2020)などの出演・主演があります。

≪　おまけ　サンダンス映画祭で上映された映画の歴代ベスト50（10位まで）≫

※　「サンダンス映画祭」とは、ロバート・レッドフォードが1978年に始めたインディペンデント映画を対象とした映画祭です

1.『レザボアドッグス』（1991年）
2.『メメント』（2000年）
3.『クラークス』（1994年）
4.『ユージュアル・サスペクツ』（1995年）
5.『セックスと嘘とビデオテープ』（1989年）
6.『リトル・ミス・サンシャイン』（2006年）
7.『ブラッド・シンプル』（1984年）
8.『アメリカン・スプレンダー』（2003年）
9.『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』（1999年）
10.『フープ・ドリームス』（1994年）

お立ち寄りありがとうございます
ホラーっぽいけど、ドラマな映画でございました
あ、だからミステリー・・・？