ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ブラインドネス」

2021年02月24日 | スリラー・ミステリー映画
2008年公開の映画の紹介です

監督は、フェルナンド・メイレレス。
固有名が無い、日本・ブラジル・カナダ合作のパニック映画です。
主演・出演は、ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、伊勢谷友介、木村佳乃、アリシー・ブラガ、ダニー・グローヴァー、ガエル・ガルシア・ベルナル。


ある日大渋滞の国道で、一台の車が動かなくなりクラクションの音が響きます。
乗っていた“日本人男性”は急に眼が見えなくなり、通りがかりの男性が運転してあげて“日本人男性”を自宅に送ります。
間もなく“日本人の妻”が帰宅し病院に行きますが、担当の“眼科医”は検査で異常は見られず大きな病院を紹介すると話します。
その後帰宅した“眼科医”も目が見えなくなり、感染症と判断して“眼科医の妻”を遠ざけようとするのです。
間もなく多くの人々に同じ症状がみられ隔離の為“眼科医”は病院に入る事になりますが、“眼科医の妻”も見えないと嘘をついて夫に付き添います。
隔離病棟では、それぞれリーダーを作り、ベッドなど自分で管理するよう言われ目の見えない者たちばかりになるのです。
感染は広まりどんどん患者も増え、見えない為衛生も酷い状態になり、“眼科医の妻”は心身ともに疲れていくのです。
更に、第3病棟のリーダーは自分は「キング」だと豪語し配給食料を独り占めし酷いことを要求します。
やがて“眼科医の妻”は、他の女性の持ち物から取り出したハサミを握りしめる日が来るのです・・・

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ジョゼ・サラマーゴの小説『白の闇』が原作です。

“第3病棟の王”役は、いけすかない役どころが珍しいガエル・ガルシア・ベルナル。
メキシコの俳優さんです。
「天国の口、終りの楽園」(2002)では、ヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞しているようです。
他に、「モーターサイクル・ダイアリーズ」(2004)、「バベル」(2007)、「私だけのハッピー・エンディング」(2011)、「ノー・エスケープ 自由への国境」(2017)などの主演・出演があります。






お立ち寄りありがとうございます
感染症のパニック映画、結構多くて驚きです (゚д゚lll)
コメント (4)
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