「ドニー・ダーコ」

2001年公開の映画の紹介です

監督は、リチャード・ケリー。
巷では『リバース(反転)ムービー』と呼ばれた、難解なSF・タイムトラベル系のミステリー映画です。
主演・出演は、ジェイク・ジレンホール、ジェナ・マローン、メアリー・マクドネル、マギー・ジレンホール、パトリック・スウェイジ、キャサリン・ロス。

1988年、ヴァージニア州。
道端に倒れていたドニー・ダーコは、起き上がりほくそ笑みながら側にあった自分の自転車に乗って自宅に戻ります。
母からハロウィンなのにと問い詰められたドニーは「精神安定剤の飲みすぎでおかしくなる」とたてつくのです。
ある夜中、うさぎの被り物をしたフランクに導かれるまま、ドニーは外に出ます。
フランクは、“世界の終了まで”の時間をドニーに告げ、ゴルフ場で目覚めたドニーの腕には数字が書かれていたのです。
ドニーが自宅に戻ると、『飛行機のエンジン』がドニーの部屋を直撃し大変なことになっていて、ドニー達は数日間ホテルで暮らすことになります。
その後ドニーはフランクから聞いた『タイム・トラベル』について物理の教師に訪ね、話すうちに哲学書を薦められます。
その著作家はR・スパロウで、近くに住む変わり者の老婆でドニーは驚きます。
その後ドニーの両親はある日、心療内科医を訪ねドニーの様子を聞いてうろたえます。
その頃自宅のドニーは、包丁を片手にしていたのでした・・

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『リバース(反転)ムービー』とは、一度では理解できない複雑な筋立ての映画の事のようです。
他に｢メメント｣(2001)など。
｢メッセージ｣(2016)、｢2001年宇宙の旅｣(1968)、｢インターステラー｣(2014)、｢インセプション｣(2010)なども仲間でしょうか。

劇場での公開はそれほどでもなかったものの、DVDはヒットチャート第1位の快挙だったようです。

ドニー役のジェイク・ジレンホールと、ドニーの姉役のマギー・ジレンホールは、本当に兄弟です。

あらすじには登場しませんが、転校生のグレッチェン役はジェナ・マローン。
｢プライドと偏見｣(2006)、｢ハンガー・ゲーム2｣(2013)、｢パブリック 図書館の奇跡｣(2020)などの出演があります。

皆さま、お立ち寄りありがとうございます
映画を何度も見るのはなかなか至難の業ですが、
2度目の「メメント」で、時系列を納得した時の興奮はいまだ冷めやらずでございます