ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「メゾン・ド・ヒミコ」

2021年07月28日 | 日本映画
2005年公開の日本映画の紹介です

監督は、犬童一心。
ゲイの為の老人ホームが舞台の、ドラマ映画です。
主演・出演は、オダギリジョー、柴咲コウ、田中泯、西島秀俊。


細川塗装店に勤める吉田沙織は、仕事中に真剣に求人情報を開いていると細川専務が外に訪問者がいると伝えます。
告げられた名前を聞き、嫌な気持ちで外に出た沙織は岸本春彦と車の中で話します。
岸本は家を出た父の愛人で、父が住むゲイ専用の老人ホーム『メゾン・ド・ヒミコ』の館長です。
沙織がお金に困っていると聞いていた岸本は、日曜に働かないかと金額を提示します。
迷った挙句日曜にバスで降りたち、館を訪ねた沙織は、女装の高齢男性に声も出なくなってしまうのです。
その後、新しいお手伝いと思って声をかけてきた沙織の父・卑弥呼は素姓がわかり、沙織はくってかかります。
沙織は働く事にし、ある日ホームの住民の一人・ルビイさんに、
「ピキピキ、ピッキィ~」
は何かと執拗に尋ねられ、沙織は仕方なく教え一緒にアニメの振り付けをするのです。
数日後、館の壁に近所の中学生達に酷いいたずら書きをされ、細川塗装に仕事の連絡が入ります・・・

***************************************************
住民のたわいないじゃれ合いに、露骨にイヤな顔をする沙織、
女装したいという入所者に共感していく沙織、
とても、気持ちが動いていきました。

ルビイさん役は、歌澤寅右衛門(うたざわ とらうえもん)。
この映画の頃は75歳ほど。
舞台、テレビドラマの出演も多く、
映画では、「千利休 本覺坊遺文」(1989)、「劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4」(2001)などの出演があります。

余談ですが、
「人生はビギナーズ」(2012)も、ゲイにカミングアウトした父を持つ息子の葛藤を映画いた作品です。
監督:マイク・ミルズ
出演:ユアン・マクレガー、クリストファー・プラマー、メラニー・ロラン





お立ち寄り、ありがとうございます
この映画、名作かも、と思いましたん
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング