ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ジェーン」

2019年12月23日 | ユアン・マクレガー
パドメ VS オビ=ワン !!!
2016年公開の映画の紹介です

監督はギャヴィン・オコナーの、西部劇映画です。
主演は、製作も兼ねているナタリー・ポートマン。
他出演は、ジョエル・エドガートン、ユアン・マクレガー。
監督も含めて、俳優が決まるも、相次ぐ降板に見舞われた、稀に見る作品です。


1871年のニューメキシコ。
広大な荒野に夫と小さい娘と暮らしているジェーンでしたが、ある日、拳銃で撃たれ瀕死の状態で返ってきた夫ビルを迎え入れ
ます。
ビルはジェーンに伝えます。
「ビショップに見つかった。彼らがやってくる」
ジェーンは急いで身支度をし、娘のケイティを知り合いに預け、援助の為に昔の恋人のダンを訪れます。
しかし、「帰れ!!」と一蹴されてしまいます。
仕方なくジェーンは助っ人を探しに、他を当たります。
酒場にはたくさんのお尋ね物のチラシが壁に貼ってあり、ビショップには$5,000の賞金が掛けられていました。
ビショップはジェーンとビルを探し続けており、手下がジェーンを見つけて襲います。
すると、ダンが助けにやってきたのです。
ジェーンとダンには、戦争に行く前に結婚の約束をした経緯があり、多くの困難で今の状態になっていたのでした。
二人はビルが待っている自宅に戻り、仕掛けを作ります。
ジェーンがこれまでのいきさつをダンに話している最中、ついにビショップが攻撃を仕掛けてきたのです・・・

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変更劇を書き抜きますと、

「監督」→リン・ラムジー→ギャヴィン・オコナー

「ダン・フロスト役」→マイケル・ファスベンダー→ジョエル・エドガートン

「ジョン・ビショップ役」→ジョエル・エドガートン→ジュード・ロウ→ブラッドリー・クーパー→ユアン・マクレガー

というわけで、パドメVSオビ=ワン の決戦に至ったわけです!! チャンチャン

因みに製作発表は2012年、公開はアメリカで2016年1月です。






お立ち寄り、ありがとうございます
ぽちっと押して頂けたら、勇気百万倍です!!

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「アラジン」

2019年12月23日 | ファンタジー映画
今年6月公開の映画の紹介です

監督は、ガイ・リッチー。
『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』が元になっている、ミュージカル・ファンタジー映画です。
主演・出演は、ウィル・スミス、メナ・マスード、ナオミ・スコット。


大きな船の影に、家族4人が乗っている小さな船が一艘ありました。
父親は子供たちに、
「アラジンと王女様とランプの物語」
を聞かせ始めます・・・
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アグラバーの町。
青年アラジンは猿のアブーと、盗みをして生活をしていました。
ある日アラジンは市場で、女性・ジャスミンが売り物のパンを貧しい子供たちに渡し、持っていないお金を請求されているのを見ます。
アラジンは「僕を信じて」と言って、売主にジャスミンの腕輪を渡します。
アラジンはうまくリンゴとすり替えて自分の手に腕輪を持ち、追手を交わしながらジャスミンと逃げ切りました。
その後、ジャスミンに腕輪を返す為、アラジンは上手くお城に入り込みます。
こっそり見ていた国務大臣のジャファーはアラジンの身のこなしに感心し、アラジンに頼みごとをします。
それは、魔法の洞窟に入って、他の宝石には触らず、魔法のランプを取ってくると言うものです。
しかしアブーが宝石に触ってしまい、アラジンは洞窟に閉じ込められてしまうのです。
ところが、ランプに触ると、真っ青な魔人ジーニーが出現し、願い事を3つかなえると言います。
迷うアラジンは、取り敢えず洞窟から出して貰います。
そして、ジャスミンに会う為、画期的な願い事をするのです。

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アラジン役はメナ・マスード。
カナダの俳優さんですが、エジプトの生まれです。
いくつか出演の映画は、日本ではDVD化されていないんですね。
この映画で、「ティーン・チョイス・アワード」にノミネートされ、結果待ちのようです。

≪ 千夜一夜物語 豆知識 ≫

「アラビアンナイト」の名称でも知られています。
英語版の題名「Arabian Nights Entertainments」から来ているようです。

イスラム世界の説話集で、
ササン朝ペルシャ時代(226年 - 651年)に、ペルシャ・インド・ギリシャなど各地の民話が、ペルシャ語で納められたようです。
十八世紀のフランス人東洋学者アントワーヌ・ガランによってはじめてヨーロッパに紹介されました。

物語は、ペルシャの王に、妻が毎夜物語を語る形式がとられていて、
「王さまが明日もわたしを生かしてくださるのなら、もっとおもしろいお話をお聞かせできるでしょう」
こうしてシェヘラザードはお話を語り続け、千と一つの夜がすぎていきました。
と言う始まりのようです。

「アリババと女奴隷に殺された四十人の盗賊の話」
「枠物語―シャフリヤール王とシャフゼナーン王」
「商人とジン」
「漁夫の話」
「王子である三人の遊行僧とバグダードの五人の娘の話」
「船乗りシンドバードの話」
「三つの林檎の話」
「せむしの話」

などなど、1001話。






応援、ありがとうございます ヾ(○⌒ ∇⌒○)ノ
ウィル・スミスの魔人、サイコーでした~~~~~~
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「人生はシネマティック!」

2019年12月22日 | ドラマ映画
2017年公開の映画の紹介です

監督はロネ・シェルフィグ。
戦争でぐったりしている国民を勇気づけるため、映画製作に奔走する人々を描いたドラマ映画です。
主演・出演は、ジェマ・アータートン、サム・クラフリン、ビル・ナイ、ジェレミー・アイアンズ。


1940年、第二次大戦下のロンドン。
コピーライターの秘書だったカトリンは、引き抜かれた形で情報省映画局の脚本家として採用されます。
特別顧問のバークリーは、次の映画の為の取材にカトリンをある姉妹のところに行かせます。
その姉妹は、ダンケルクで英仏兵を助けた民間人として新聞に載り、その事を題材にする予定です。
ところが事実は大きく違い、姉妹はダンケルクにも行けず兵士たちを船に乗せただけと話し、カトリンはあっけに取られます。
しかし企画会議では、姉妹の話を正直に、でも魅力のある内容にして納得され、映画化が決定したのです。
配役も決まり、撮影が順調に進んだ頃、空爆の音が響きます。
徹夜でタイプを打っていたカトリンが外に出ると、周りはほとんど残骸と化していたのです・・・

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原題は『Their Finest』。
ウィンストン・チャーチル首相の演説・「ファイネスト・アワー」に由来し、締めくくりの『これは彼らの最高の時だった』(This was their finest hour)から来ているんですね。

カトリン役はジェマ・アータートン。
「007 慰めの報酬」(2009)、「タイタンの戦い」(2010)、「ランナーランナー」(2014)の出演があります。

バークリー役はサム・クラフリン。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(2011)ではオーディション最後まで残って神父役に抜擢されました。
「ハンガー・ゲーム2」(2013)、「世界一キライなあなたに」(2016)の出演があります。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます
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「疑惑」

2019年12月22日 | 日本映画
1982年公開の日本映画の紹介です

監督は、野村芳太郎。
松本清張原作の、サスペンス映画です。
主演・出演は、桃井かおり、岩下志麻、柄本明、仲谷昇、小林稔侍、鹿賀丈史、森田健作、丹波哲郎。


昭和56年7月。
白河酒造の社長・白河福太郎と若い妻の球磨子は昼間からドライブを楽しんでいましたが、夜に富山新港の埠頭に来ると車はスピードを落とさず海に転落してしまいます。
間もなく球磨子は自力で海面に出て、釣り人が救い出します。
その後車は海底から釣りあげられ、中で福太郎は亡くなっていました。
前科4犯の球磨子は夫の死に涙ひとつ見せず、世間では保険金目当ての殺人とみなされ、弁護人がなかなかつかない状態でした。
最終的に弁護に決まった民事専門の佐原律子は拘留されている球磨子に会いに行きます。
「貧乏くじを引いたんだね」
皮肉を言う球磨子に、美人で冷たい印象の律子も負けず言い返します。
そして公判が始まり、専門家が福太郎の膝の傷が助手席のダッシュボードのへこみと一致するため、運転していたのは球磨子と断定します。
すると球磨子は律子が制するのも聞かず、
「助かる為に私だってあちこちに傷が出来たわよ!
その傷がどこに当ったものか、あんた証明しなさいよ!!」

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日本アカデミー賞では、
「優秀作品賞」「優秀監督賞」「優秀主演女優賞/桃井かおり」「優秀助演男優賞/柄本明・鹿賀丈史」
などの受賞があります。

球磨子役は桃井かおり。
その頃、週刊誌で本人はあまりよく書かれていなかったので、事務所は全員大反対だったとか。
桃井かおり自身はとても希望し、球磨子のような人だと思われてこそ大成功くらいの気持ちで、思いっきり演じたんですね。

ラストは野村監督と松本清張の意見が合わなかったとか。
結果的に松本清張のシーンが通ったようです。
どんなラストかは、ご覧頂いて。






ご覧頂き、ありがとうございます
当時観て、かなり印象が強かった映画の一つです
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「シン・シティ 復讐の女神」

2019年12月21日 | コミックが原作の映画
2015年公開の映画の紹介です

監督はロバート・ロドリゲスとフランク・ミラー。
フランク・ミラーのコミックが原作の、ハードボイルド系映画です。
主演・出演は、エヴァ・グリーン、ジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ジョシュ・ブローリン、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ブルース・ウィリス、クリストファー・ロイド。


ギャンブラーのジョニーは、シン・シティに稼ぎにやって来ます。
カジノ風バーで、ジョニーは権力者・ロアーク上院議員のポーカーに挑み大金を稼ぎます。
しかしジョニーは、後をつけてきたロアークに制裁されてしまうのです。
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ある日探偵業のドワイトに、恋人・エヴァから電話があり助ける為向かいます。
ドワイトは、エヴァに暴力を振るっている夫を殺害します。
しかしエヴァは多額の遺産に狂喜し、今度はドワイトを狙うようになるのです。
大けがをしたドワイトは、怪力男のマーヴに救われ、オールド・タウンの仲間の元に逃げ込み、復讐を計画します。
------------------------------
瀕死の状態のジョニーは、ウェイトレスからお金をもらい、またもやロアークがいるカジノに乗り込みます。
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バーで踊るストリッパーのナンシーも、ロアークに復讐心を燃やしていたのです・・・

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この映画は「シン・シティ」(2005)の、9年ぶりの続編です。
マーヴとハーティガン、ナンシーは前回と同じ俳優が演じています。

この映画は、原作からの2つのエピソードと、新たに書き下ろされた2つのエピソードからなるようです。

なんと、レディ・ガガがカメオのような出演をしています。





お立ち寄り、ありがとうございます
映画って、いいですね (´・ω・`)
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「NINE」

2019年12月21日 | ニコール・キッドマン
2010年公開の映画の紹介です

監督はロブ・マーシャル。
フェデリコ・フェリーニ監督の、自伝・ミュージカル映画です。
主演・出演は、
ダニエル・デイ=ルイス(グイド役)
マリオン・コティヤール(グイドの妻)
ペネロペ・クルス(グイドの愛人)
ジュディ・デンチ(衣装デザイナー)
ケイト・ハドソン(ファッション雑誌記者)
ニコール・キッドマン(有名な大女優)
ソフィア・ローレン(グイドの母)


世界的に有名な映画監督のグイドは、最近の映画の評判が悪い中、新作映画『イタリア』の準備を進めていました。
しかし脚本が書けず寝不足の状態で、グイドは記者会見にのぞみます。
映画の概要について執拗に聞く記者がいて、上手くかわすせず、グイドはその場を逃げ出してしまいます。
着いたホテルでは、やはりグイドは知られていて声をかけられてしまいます。
「女性の電話は取り次ぎ、男性は断るように」とグイドはフロントに伝え、医者を呼んでもらいます。
医者から極度の疲労と言われるも、愛人・カルラからの電話にグイドは夢中になっていくのです。
グイドは妻のルイザにも来て欲しいと電話をしますが、いる場所がわからないと誤魔化します。
しかしルイザは、衣裳担当のリリーに教えてもらい、会食に姿を現します。
ところがカルラと鉢合わせをしルイザは怒って部屋に行きますが、グイドはカルラに帰るように言うのです。
その後、ルイザと上手くいきかけたグイドですが、ある電話を受けルイザを置き去りにしてしまいます・・・

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冒頭で女性陣が歌って踊るゴージャスなシーンがあります。

自伝的ストーリーはブロードウェイのミュージカルで、トニー賞を受賞しています。

アカデミー賞では「助演女優賞/ペネロペ・クルス」「歌曲賞」「美術賞」「衣裳デザイン賞」のノミネートがあります。

女性に惑わされるグイド役はダニエル・デイ=ルイス。
アカデミー主演男優賞を3回!!!受賞しています。
「マイ・レフトフット」(1990) 108分
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2008) 158分
「リンカーン」(2013) 150分

更に、アカデミー主演男優賞・ノミネートも3回!!
「父の祈りを」(1994) 133分
「ギャング・オブ・ニューヨーク」(2002) 167分
「ファントム・スレッド」(2018) 130分

しかも、主演作殆ど長編!!!

≪ 贅沢な サウンドトラック ≫

1.  『オーバーチュア・デル・ドンネ』  女性キャストアンサンブル
2. 『グイドズ・ソング』  ダニエル・デイ=ルイス
3. 『ア・コール・フロム・ザ・バチカン』 ペネロペ・クルス
4. 『フォリー・ベルジェール』  ジュディ・デンチ
5. 『ビー・イタリアン』  ファーギー
6. 『マイ・ハズバンド・メイクス・ムービーズ』  マリオン・コティヤール
7. 『シネマ・イタリアーノ』  ケイト・ハドソン
8. 『グアルダ・ラ・ルーナ』 ソフィア・ローレン
9. 『アンユージュアル・ウェイ』  ニコール・キッドマン
10. 『テイク・イット・オール 』 マリオン・コティヤール
11. 『アイ・キャント・メイク・ディス・ムーヴィー』  ダニエル・デイ=ルイス
12. 『フィナーレ』





いつもお立ち寄りありがとうございます (*´∪`*)
ダニエル・デイ=ルイスの映画は長いので、違った意味で観るのを迷います
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「ガール・オン・ザ・トレイン」

2019年12月20日 | サスペンス映画
2016年公開の映画の紹介です

監督はテイト・テイラー.
ポーラ・ホーキンズの同名小説が原作のスリラー映画です。
主演・出演は、エミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソン、ヘイリー・ベネット、ジャスティン・セロー。


レイチェルは仕事を辞め、あてもなく電車に乗り続ける日々を送っていました。
電車に乗りながら、別れた元夫のトムの新しい生活や、近所のメガンとスコット夫妻の様子をのぞき見していたのです。
レイチェルは、トムとの結婚時代から、なかなか妊娠できないことへの焦りで、酒浸りになっていました。
ある日レイチェルは、電車からメガンの不倫現場を目撃してしまいます。
メガンに対して怒りがおさまらず、酒を浴びるように飲んでからメガンの家に向かったはずが、気が付いたら自宅でした。
翌日刑事が訪ねてきて、メガンが失踪したと話し、レイチェルに何か知らないか訪ねます。
その後、レイチェルはスコットに会いに行き、メガンの友人の振りをして、メガンが不倫していた事実を話してしまいます。
スコットが見せた写真を見て、カウンセリングの医師に違いないとレイチェルは断言します。
アルコール依存症の為、行動が定まらないレイチェルですが、ある夜立ち寄ったバーで、どこかで見かけた事がある男性に声をかけます。
すると男性は、メガンが失踪した日、メガンやトムの家に向かうトンネルで、倒れているレイチェルを見たというのです。

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レイチェルがアルコール依存症であまり記憶が無い為、調べるごとにいろいろなところからほころびが見つかって、そのたびにドキドキします。
しかも、ストーリーは、数ヵ月前、前日、など入りクリして、思わぬ方向に進むので余計に目が離せません。

レイチェル役は、珍しくボロボロ状態のエミリー・ブラント。
「プラダを着た悪魔」(2006)では、ゴールデングローブ賞 映画部門 助演女優賞にノミネート、
「砂漠でサーモン・フィッシング」(2012)では、ゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされています。

メガン役は、「マグニフィセント・セブン」(2017)で勇ましい7人の男たちに助っ人を依頼する女性を演じていたヘイリー・ベネット。
「ラブソングができるまで」(2007)が映画デビュー作です。




いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます
クリスマスが近づいています
レイチェルの用にならないように、楽しくお酒を飲みましょう
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「レプリカズ」

2019年12月20日 | SF映画
今年5月公開の映画の紹介です

監督は、ジェフリー・ナックマノフ。
キアヌ・リーブス主演の、SF・スリラー映画です。
他出演は、アリス・イヴ、トーマス・ミドルディッチ、ジョン・オーティス。


プエルトリコの研究施設。
科学者のウィリアムと助手のエドは、届いた軍曹の遺体の処置を始めます。
2人は死後の経過時刻を確認し、目玉を通して軍曹の脳の内部をデータ化して、345型ロボットに取り込みます。
完了するとロボットは動きだしますが、
「私は、誰だ?」
と繰り返し、パニックに陥って暴れ出しウィリアムは配線を切断します。
実験は失敗し、所長から莫大な資金を無駄にしていると言われながらウィリアムは帰途に着きます。
妻のモナと子供たち3人はウィリアムの帰りを待っていて家族旅行に出かけます。
雨で視界が悪く、大型トレーラーを回避した直後、倒れている木に衝突しウィリアムの車は湖に転落してしまいます。
ウィリアムが目を覚ますと4人は死んでいて、一人ずつ遺体を運び、ウィリアムはエドに電話をします。
エドは言われたものを用意したと話し、ウィリアムがしようとしていることに驚きます。
しかし、圧倒されたエドは手伝い、クローンの機材を会社から運び、ウィリアムとモナ達の複製を開始するのです。
ポッドが3個しかなく、苦悩の末幼いゾーイを諦めたウィリアムは、全員からゾーイの記憶を消すのです。
失敗続けていた実験の原因を突き詰め、ついにモナは目を覚ますのでした・・・

*****************************************************
紹介して何ですが、この映画の評判はあまり芳しくなく、キアヌ・リーブス主演の拡大公開作品としては最低の数字となってしまったようです。

モナ役はアリス・イヴ。
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(2013)、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」(2017)、「ブラック・ファイル 野心の代償」(2017)などの出演があります。






いつも応援、ありがとうございます
専門用語が並んだ映画ですが、あまり触れずにあらすじを組み立てることができました~~
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「シリアナ」

2019年12月19日 | サスペンス映画
2006年公開の映画の紹介です

監督はスティーヴン・ギャガン。
石油利権が渦巻く、中東が舞台のサスペンス映画です。
主演・出演は ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ジェフリー・ライト、クリストファー・プラマー、マーク・ストロング。 

CIAの工作員のボブは長年イランなど中東で活動していました。
引退を考える最後の任務は、シリアナ王国のナシール王子を排除する任務でした。
-------
アメリカのエネルギー業界のウッドマンは、仕事でスペイン王族のパーティーに招待されます。
しかし、プールの事故で参加した息子を亡くしてしまい、それがきっかけでウッドマンはナシール王子と親しくなります。
ナシール王子は、天然ガスの掘削権をアメリカの会社・コネックス社から中国へ移すことを考えていました。
コネックス社は大手会社と合併し、再度アメリカに掘削権を戻す為、ナシール王子の弟に取り入ろうと考えます。
-------
中東ではコネックス社の合併に伴って、出稼ぎ労働者が多数続出します。
転職先を探しながらイスラム神学校に身をひそめるワシームは、徐々にテロリストに影響を受けて行くのです。
-------
そしてボブは活動に失敗し、拘束されてしまうのです・・・

******************************************************
シリアナ王国は架空の国です。

ややこしいあらすじですが、この映画は4人の人物が同時進行し、繋がっていきます。
頭がかちんこちんになるので、しっかり見ている事が必要です。(特に私)

元のなったのは、元CIA工作官のロバート・ベアの告発本『CIAは何をしていた?』です。

この映画でジョージ・クルーニーがアカデミー助演男優賞を受賞しています。
製作総指揮も担当しています。






お立ち寄り、ありがとうございます
日本語に変えると・・何となく敬遠していた作品でした・・


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「ひまわり」

2019年12月19日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
1970年公開の映画の紹介です

監督は、ヴィットリオ・デ・シーカ。
イタリア・フランス・ソ連の合作のドラマ映画です。
主演・出演は、マルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレン、リュドミラ・サベーリエワ。


省庁へ出向いたジョバンナは、出征した夫・アントニオの消息を訪ねます。
生死が確かめられない状態ですが、ジョバンナは夫は生きていると信じていると豪語します。
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二日後にアフリカ戦線行きを控えたアントニオとジョバンナは海岸で出会いはしゃぎます。
そして、結婚すると12日間の休日がもらえる事で2人は夫婦となり、更に喧嘩騒ぎを起こしてアントニオは収監されてしまいます。
それは出兵を遅らせる為に2人が考えた事で、間もなくアントニオはロシア戦線に送られてしまうのです。
その後、数年間ジョバンナはアントニオの帰りをひたすら待ち続けます。
間もなく終戦の知らせが届き、ジョバンナは写真を片手に汽車から降り立つ兵士の中にアントニオの姿を探します。
すると一人の兵士が写真を見て、知っていると言い、最後に見たアントニオが過酷な状態だったことを話します。
更に日がたち、便りがなく諦めると言うアントニオの母に、「生きているから探しに行く」と、ジョバンナはロシアに降り立ちます。
大使館でジョバンナはある場所を紹介され、そこはあたり一面ひまわりで覆われていました。
その下にはイタリア兵士とロシア人の捕虜が眠っていると話され、ジョバンナは夫はここにはいないと立ち去るのです。
そして、写真を持ち探し続けるジョバンナに、ついに
「その人は、そこにいる」
と一軒の家を指さされたのです・・・

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原題の『I Girasoli 』も、イタリア語で「ひまわり」です。
因みに英語では「SUNFLOWER」

どこまでも続くひまわり畑は、ソビエト連邦時代のウクライナの首都キエフから南へ500キロメートルほど行ったヘルソン州で撮影されたようです。

ジョバンナ役はこのころ30代半ばのソフィア・ローレン。
この映画の前に、
「河の女」(1956)、「昨日・今日・明日」(1964)、「アラベスク」(1966)などの主演があります。
近年では、ミュージカル出演の「NINE」(2010)では、歌声を披露しています。






応援、ありがとうございます
まだまだたくさんの映画をご紹介していきたいです  (p*・∀・)p
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「パーフェクトマン 完全犯罪」

2019年12月18日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2017年公開の映画の紹介です

監督はヤン・ゴズラン。
フレンスのサスペンス映画です
主演・出演は、ピエール・ニネ、アナ・ジラルド、アンドレ・マルコン。


マチュー・ヴァサーは、昼間は運送会社で働きながら小説を書いています。
作品を仕上げ、マチューは出版社に送りますが、後日「出版は難しい」と言う返事を受け取ってしまいます。
その後、マチューは孤独死した老人男性の部屋の私物を廃棄処分する仕事をします。
すると、パラパラとめくった日記の中に、
「今日、アルジェリア兵を2人殺した」
という文が目にとまり、マチューは日記を持ち帰ってしまうのです。
そしてマチューはその日記をアレンジして小説にし、タイトルに『黒い砂』とつけました。
出版社に歓迎され、3年後『黒い砂』は大きな賞を取り、マチューは交際しているアリスの別荘へ招かれます。
当然マチューは次回作に苦しみ、更に日記を書いた人物を知るという男が現れるのです・・・

************************************************
原題は「UN HOMME IDEAL 」
直訳では「理想の男性」と言う意味のようです。

マチュー役はピエール・ニネ。
「イヴ・サンローラン 」(2014)では、セザール賞主演男優賞を受賞しています。

アリス役はアナ・ジラルド。
洋画家の藤田嗣治を描いた日本・フランス合作映画「FOUJITA」(2015)に出演しているんですね。






皆さま、いつもお立ち寄りありがとうございます ヾ(○⌒ ∇⌒○)ノ
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「キサラギ」

2019年12月18日 | 日本映画
2007年公開の日本映画の紹介です

監督は、佐藤祐市。
密室ではないひと部屋で、5人の男性が繰り広げる推理劇調の映画です。
主演・出演は、小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之。


2007年2月4日。
ハンドルネーム・『家元』は、アイドル・如月ミキ一周忌の横断幕を張り、周りに花を飾ります。
机を並べ、コレクションブック5冊を綺麗に並べて立て、初めて会う掲示板の如月ミキのファン4人を迎える準備をします。
初めにやってきた『安男』は、小太りで明るいセーターを着ていました。
来ている服を気にする『安男』に、『家元』は「気楽な会だから」と言います。
間もなく2人が現れ、チャラ男っぽい『スネーク』は、紳士的な『オダ・ユージ』の名前を茶化します。
すると、奥に怪しいオヤジの姿があり、『スネーク』達は気味悪がりますが、なんと『いちご娘』だったのです。
追悼会が始まり、自己紹介をしたりコレクションブックをみたりミキちゃんの話題で盛り上がります。
すると、突然『オダ・ユージ』が、
「全身黒こげになって死んだ如月ミキは、本当に自殺だったんだろうか」
と、ノートを広げて話します。
更に、死ぬ前に泥棒が入ったことや、知られていないストーカーの存在を話し、『いちご娘』ではないかと問い詰めるのです。
すると『いちご娘』は進入したことを白状し、如月ミキの部屋の話をすると、なんとみんな盛り上がってしまうのでした・・・

****************************************************************
あらすじの説明で、配役はほぼわかるかと思われます。

2003年の舞台劇が原案になっているようです。
舞台では、(2009年版)(2010年版)もあります。

この映画は、日本アカデミー賞では、「優秀作品賞」「優秀監督賞」「優秀助演男優賞/香川照之」「話題賞」を受賞しています。

『オダ・ユージ』役はユースケ・サンタマリア。
『踊る大捜査線』の青島のセリフを言うシーンは早くからあって、一番に決まったキャストとか。
因みに、織田サイドからは即、許可が下りたようです。






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「ゴーン・ベイビー・ゴーン」

2019年12月17日 | サスペンス映画
2007年製作、劇場未公開の映画の紹介です

ベン・アフレック初映画監督作品の、サスペンス映画です。
主演は弟のケイシー・アフレック、他ミシェル・モナハン、モーガン・フリーマン、エド・ハリス、エイミー・ライアン。


ボストン。
パトリックとアンジーは、失踪者を探す私立探偵です。
ある日、4歳の少女アマンダが誘拐され、テレビのニュースやワイドショーは一斉にこの事件を取り上げ、母親のへリーンは悲痛な姿でテレビに映ります。
初日に解決をしないと犯人を捕まえる検挙率が10%にまで落ちると言われる誘拐事件ですが、既に3日経過してしまいました。
警察の捜査に進展が見られない中、アマンダの叔母夫婦ビーとライオネルがパトリックに捜索を依頼しに来ます。
パトリックとアンジーは、取り敢えずへリーンを訪ねます。
無愛想なへリーンは、テレビに映る姿とは全く違い、自堕落な暮らし振りな事がわかりました。
ビーの気持ちの強さに押されて、パトリックは捜索を引き受ける事にし、刑事達と協力し合うことになります。
パトリックは地元出身で、調べ方も的を得ており、重要な情報を抑える事が出来ました。
そして、へリーンは警察にはうその証言をしていて、犯罪に関係していることがわかるのです・・

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この映画は、ロサンゼルス・シカゴ・ニューヨーク・その他たくさんの「映画批評家協会賞」を、主に助演女優賞で受賞しています。

へリーン役はエイミー・ライアン。
この映画でアカデミー助演女優賞にノミネート、他たくさんの受賞をしています。
舞台でキャリアを積んだ女優で、トニー賞に二回ノミネートされています。
「グリーン・ゾーン」(2010)、「大脱出」(2014)、などの出演があります。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます
ほぼレンタル専門ですが、劇場未公開の映画の多さにオドロキです
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「イーグル・ジャンプ」

2019年12月17日 | 実話をもとにした映画
2016年製作、なんと、こんな良い映画なのに劇場未公開の作品です

監督はデクスター・フレッチャー。
イギリスのスキージャンプ選手の、実話の映画です。
主演・出演は、タロン・エガートン、ヒュー・ジャックマン、クリストファー・ウォーケン。


小さい頃からエディは、息を止めて秒数を測ったり、オリンピックに出場するためありとあらゆる種目にチャレンジしていました。
ところが、あまり運動が得意ではないエディは夢をかなえる道を開く事が出来なかったのです。
父はエディを諦めさせるため、自分の仕事である左官の仕事を教え始めます。
すると、今度は冬のオリンピック競技に興味を持ち、1988年のカナダのカルガリーオリンピックを目標にスキーを始めるエディでした。
滑降で選出されなかったエディはジャンプに進む事に決めますが、イギリスには現在選手がいない為、単独でドイツの練習場を訪れます。
そこでは、その頃大注目のフィンランド選手ニッカネンも参加していました。
ジャンプを初めて滑るエディは、まず15メートルを成功し、40メートルに挑戦します。
しかし、スタイルも独自のエディは何度やっても転倒し、見かねた圧雪係のピアリーは「死体の始末はごめんだ」と酷い事を言います。
その後、ピアリーは元実力のあるジャンパーと知り、コーチになって欲しいとエディは頼みます。
邪険にしたピアリーでしたが、参加しているノルウェーの選手団とひと騒ぎを起こし、エディに基本を教え始めます。
バランスが取れ始めた頃、エディはかってに70メートルに挑戦し、大けがを追ってしまいます。
見舞いに来たピアリーは、
「間もなく開催される大会で上手く着地出来たらオリンピック出場剣がもらえる」
とエディに教え、「早く治せ」と言うのです。
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まっすぐな性格のエディ役はタロン・エガートン。
「キングスマン」(2015)シリーズで有名ですが、この映画は「キングスマン」の後の作品です。
演劇学校時代、歌唱コンテストで優勝したことがあり、「ロケットマン」(2019)では吹き替えなしでエルトン・ジョン役を務めています。
フィンランドの新作TVアニメシリーズ『ムーミン谷のなかまたち』でムーミントロールの声を担当しているんですね。




いつもお立ち寄り、ありがとうございます
この映画は、何度観ても感動してしまいます


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「シング・ストリート 未来へのうた」

2019年12月16日 | ドラマ映画
2016年公開の映画の紹介です

監督はジョン・カーニー。
アイルランドのミュージック・ドラマ映画です。
主演は、監督が希望していた無名のフェルディア・ウォルシュ=ピーロ。
他出演は、ジャック・レイナー、ルーシー・ボイントン。


1985年、アイルランド、ダブリン。
15歳のコナーは、家計節約のためにランク下のシング・ストリート高校へ転校することになります。
コナーは転校初日から早速いじめの対象になってしまいます。
しかし自宅では、節約で暖房が無い為マフラーをしながら兄のブレンダンと音楽番組を観るのが楽しみでした。
ある時コナーは、魅力的なモデル志望のラフィーナを見かけ声をかけます。
そして、バンドをやっていてミュージックビデオに出て欲しいととっさに嘘をついて、しかも誘ってしまうのです。
コナーは有言実行でバンド仲間を集め、ブレンダンの意見で曲も作りました。
やがてスーパーの裏でのビデオ撮影は、無事に終わりました。
しかし、コナーの家では家庭の崩壊が始まっていて、頼りにしていたブレンダンも思っていることをぶちまけ、コナーは動揺するのでした・・・

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この映画は、ゴールデングローブ賞作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされています。 
アイルランド映画&テレビ賞では「最優秀映画賞」「最優秀監督賞」など多数のノミネートがあり、「最優秀助演男優賞」でジャック・レイナーが受賞しています。

映画の中でバンド『シング・ストリート』が演奏するオリジナル曲の多くは、ゲイリー・クラーク(80年代活躍の作曲家)が制作したものだそうです。
主題歌の"Go Now" はアダム・レヴィーン(マルーン5)とカーニー監督、グレン・ハンサードによるものです。

 『テイク・オン・ミー』、『Axel F』、『The Love Cats』など、ノリノリで登場です。

ラフィーナ役はルーシー・ボイントン。
「ミス・ポター」(2007)で、少女時代のビアトリクスを演じていたんですね!!
「オリエント急行殺人事件」(2017)の出演などがあります。






いつも応援ありがとうございます
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