ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「復讐の十字架」

2019年12月07日 | ドラマ映画
今年7月公開の映画の紹介です

監督はルドウィッグ・シャマジアン、ポール・シャマジアン。
R15指定のドラマ映画です。
主演・出演は、オーランド・ブルーム、ジャネット・モンゴメリー、チャーリー・クリード=マイルズ。


解体作業者のマルキーは、仲間たちと古い教会を壊していきます。
付き合っているエマが働くバーで、マルキーは仲間たちと雑談をします。
途中トイレに入ったマルキーは、白髪の男性の後姿を見てうろたえます。
様子がおかしいマルキーを心配するエマに、「疲れたから」と答えてマルキーは店を出ます。
幼い頃からのトラウマを抱えているマルキーは、エマに冷たい態度を取って、誤りに行くという事を繰り返します。
近くに住む母親の買い物の手伝いの際も、スーパーで騒ぐ少年たちをマルキーは酷く怒りつけたりするのです。
ある日、新装した教会に、20年ぶりに神父が戻ってくるという新聞を見て、マルキーは母親に
「悪人が戻ってくる」
と悪態をつきます。
そしてマルキーは、神父の帰りを待ち伏せし、ハンマーを取り出すのです・・・

*****************************************************
マルキー役はオーランド・ブルーム。
ギルドホール音楽演劇学校を卒業した2日後、
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのレゴラス役のオーディションに合格したんですね。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(2003)シリーズのウィル役も有名です。
近年、主演の「スマート・チェイス」(2018)は、中国のアクション・スリラー映画のようです。




いつもお立ち寄りいただき有難うございます (*´∪`*)
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「ミート・ザ・ペアレンツ」

2019年12月07日 | コメディ映画
2000年公開の映画の紹介です

監督はジェイ・ローチ
恋人の父親に苦戦する、コメディ映画です。
主演・出演は、ロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー、テリー・ポロ、ブライス・ダナー。


シカゴ。
看護士のグレッグは、プロポーズしようと指輪を隠し持ってランチ時間に恋人・パムの小学校を訪れます。
ところがパムの携帯が鳴り、「パムの妹が父の承諾を得て結婚する」と聞いてグレッグは指輪を隠してしまいます。
グレッグが、結婚するのに父親の承諾がいるのか訪ねると、パムは言葉を濁します。
結婚のリハーサルをする為グレッグとパムはパムの両親宅へ飛行機で向かいますが、手違いでグレッグの荷物は受け取れないまま訪問します。
パムの父・ジャックは異常な抱擁をパムとした後、グレッグは家へ招かれます。
威圧感のあるジャックに終始おされぎみのグレッグは、更に開けたシャンパンのコルクがとんでもないものに当ってしまい、落ち込んでしまいます。
夜、書斎で寝ていたグレッグは、明りのある部屋で怪しい機械を見つけます。
ジャックが入って来て、置かれているのは旧式の嘘発見器で、試してみるかと言われます。
体につける装置は本格的で、グレッグはビビりながらジャックの質問に答えて行くのです・・

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この映画は、コメディ映画では世界で最高の興行収入額を記録したとか。

既に、
「ミート・ザ・ペアレンツ2」(2005)
更に「ミート・ザ・ペアレンツ3」(2010年製作・劇場未公開)
があります。






応援、ありがとうございます
ロバート・デ・ニーロは主演、出演作が本当に多くてビックリです
コメント (2)
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「誘う女」

2019年12月06日 | ニコール・キッドマン
1996年公開の映画の紹介です

監督は、ガス・ヴァン・サント。
実話が元になっている、サスペンス映画です。
主演・出演は、ニコール・キッドマン、マット・ディロン、ホアキン・フェニックス、ケイシー・アフレック。


スザーン・ストーンはアメリカの地方のTV局でのお天気お姉さんの仕事をしています。
スザーンは、夫のラリー・マレットの殺害容疑がかけられていました。
---------------------
レストランで働いているラリーは、客のスザーンにぞっこんになり、2人は結婚します。
スザーンはテレビで有名になる夢があり、TV局で働きます。
ドキュメンタリー番組の企画のため、ある日スザーンは地元の高校へ行きます。
学生の協力者はジミー、ラッセル、リディアの3人でした。
しかしスザーンの企画はうまくいかず、ラリーまでも鬱陶しくなってくるのです。
ある日スザーンはジミーを誘惑し、夫の暴力から逃げたいと話します。
スザーンに夢中のジミーは、言われるままになってしまうのです・・・

***********************************************
この映画は、ドキュメンタリータッチで、出演者が事件や人物についての語りが所々にはいる形式です。

原作はジョイス・メイナードの同名小説ですが、実際に起きた事件を題材にしています。
この映画で、ニコール・キッドマンは、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しています。

ジミー役、高校生役のホアキン・フェニックスはこの時20歳くらいです。
兄は他界しているリヴァー・フェニックス。
妹がケイシー・アフレックと夫婦なんですね。
「グラディエーター」(2000)では、アカデミー助演男優賞に、「ザ・マスター」(2013)ではアカデミー主演男優賞にノミネートされています。

ラッセル役のケイシー・アフレックは19歳ほどで、この作品で映画デビューしています。
「ジェシー・ジェームズの暗殺」(2008)ではアカデミー助演男優賞にノミネート、
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2017)では、アカデミー主演男優賞を受賞しています。




いつもお立ち寄りいただき有難うございます ヾ(○⌒ ∇⌒○)ノ 
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「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」

2019年12月06日 | 日本映画
2008年公開の日本映画の紹介です

監督は樋口真嗣。
1958年公開、黒澤明監督『隠し砦の三悪人』のリメイク映画です。
主演・出演は、松本潤、長澤まさみ、阿部寛、椎名桔平、宮川大輔、上川隆也、國村隼、KREVA。
旬の俳優たちの10年前の姿です。


戦国時代。
貧乏で小さいが、野望は底なしの国“山名”は大国・早川陥落を狙います。
その前に隣国の秋月に攻め入り、成功を収めますが秋月の軍資金と城主の行方がわからなくなっていました。
一方、その城で強制労働させられていた武蔵は掘り出したものが爆発したのをきっかけに逃げ出します。
武蔵と、武蔵にくっついてきた新八は滝の近くで黄金の棒を拾いますが、大男に捕まってしまいます。
大男・秋月家の侍大将の六郎太は秋月の姫君・雪姫や重臣たちと隠し砦に身をひそめていたのです。
六郎太と男の身なりをした雪姫は黄金を早川に届ける役目を担っていて、2人は身分を明かさず、武蔵達にも黄金を隠した木々を運ぶよう強要します。
武蔵は早川まで回り道で進む案を出し、4人は村人を装ってひとまず山名に向かいます。
関所でひと悶着あり、雪姫が女性と、武蔵達にばれてしまいます。
一方、顔に切り傷がある山名の武将・刑部は常に様子を聞きだし、4人と馬一頭の村人を追い始めます。
ある村では、人々が痛めつけられていて、罵られます。
「怨むなら雪姫を恨め」
それを聞いた雪姫は引き返し、名を明かして武将に立ち向かうのでした・・・

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松潤演じる武蔵はこの映画のオリジナルのようで、ストーリーも『隠し砦の三悪人』とは異なるようです。

≪ 「隠し砦の三悪人」(1958) ≫

監督・黒澤明
出演・三船敏郎(六郎太)、上原美佐(雪姫)、千秋実、藤原釜足

ウィキより拝借・・

黒澤作品の中でも特に娯楽性の強い作品であり、ワイド画面を活かした迫力ある映像と、ふんだんに登場するアクションシーンで、ダイナミックに描かれた娯楽大作となった。




ダースベイダー・・? ではない! 

1958年公開、オリジナル版


応援ありがとうございます
ますます、頑張ります   (p*・∀・)p
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「I LOVE スヌーピー」

2019年12月05日 | ファンタジー映画
2015年公開の映画の紹介です
 
“もふもふ”の 抱きしめたくなるスヌーピーが、初のCG/3D映画でやってくる!

監督はスティーブ・マーティノ。
この映画はゴールデングローブ賞・アニメ映画賞にノミネートされています。


スヌーピーが住む町の子供たちは、その日の朝、学校から雪の為休校の連絡が入ります。
みんな大喜びでスケートをはじめます。
チャーリーは大好きな凧を持って外へ出ますが、いつものように凧は上手く上がってくれません。
すると、チャーリーの家の隣に一台の大きなトラックが止まり、越してきた女の子にチャーリーは目を奪われてしまいます。
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その頃スヌーピーは、得意の妄想にふけります。
自分はパイロットになって、赤い戦闘機と闘います。
つかまった可愛いフィフィを助ける為です。
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ある日学校で読書感想文の宿題が出され、チャーリーのパートナーは隣に越してきた赤毛の女の子です。
チャーリーは一念発起で、徹夜で本を読みがんばって感想文を仕上げます。
更に、テストで満点を取っていて、チャーリーは一躍人気者になっていくのです・・・

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原題は『ピーナッツ』
原作者チャールズ・M・シュルツが1950年~2000年までアメリカの新聞紙上で連載した大人気コミックです。

連載開始当初はスヌーピーも普通の犬と同じでしたが、次第に二本足で歩くようになったんですね。
また、スヌーピーはしゃべりませんが、開始2年後からフキダシで思いや考えを表すようになったんだとか。

想像力豊かでちょっと生意気なビーグル犬の スヌーピー
ドジで気の良い楽観主義者の チャーリー・ブラウン
ガミガミ屋の ルーシー
毛布を手放せない ライナス
ピアノが手放せない シュローダー・・・始まりの提供映画『20FOX』のタイトルでも奏でていました!!

おなじみのキャラクターが登場です。





いつもお立ち寄りありがとうございます
愛してやまないスヌーピーです
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「L.A.コンフィデンシャル」

2019年12月05日 | 犯罪・ドラマ映画
1998年公開の映画の紹介です

監督はカーティス・ハンソン。
ジェイムズ・エルロイの小説が原作の、クライム映画です。
主演・出演は、ラッセル・クロウ、ケヴィン・スペイシー、ガイ・ピアース、ジェームズ・クロムウェル、キム・ベイシンガー。


1950年代のロサンゼルス。
マフィアの幹部ミッキー・コーエンの逮捕後、後釜を狙う抗争が続いています。
クリスマスの夜、ステンスランドと組むバドは、一軒家の窓から妻に暴力をふるう男に我慢できず制裁を加えます。
署内はクリスマスムードで、巡査部長のエクスリーが当直指揮をとっています。
その日、警官が2人酷いけがをする事件があり、犯人が連行されてきます。
するとステンスランドは仲間の恨みで犯人に暴行を加え、止めに入ったバドや、スーツを汚されたジャックまで手を出してしまう始末です。
後日各自が呼ばれて検事を交えて状況を確認されますが、バドは仲間に不利の事は一切話しません。
対象に、キャリアを目指すエリートのエクスリーは正直に話し、ジャックはこうしたら話す、とアドバイスまでしてしまいます。
そして刑事部長に任命されたエクスリーは、ある日皆が帰った後至急の連絡で単独でカフェ『ナイト・アウル』に直行します。
数人が殺害されていて、その中に退職になったステンスランドもいたのです。
間もなく怪しいとされる黒人3人組が捕まり、エクスリーが機転のきく取り調べをします。
しかしその後、一人の被害者が話した事でエクスリーは青ざめてしまいます・・・
*********************************************************
原作は、ジェイムズ・エルロイの『暗黒L.A.四部作』の第3部です。

他は、
第1部 「ブラック・ダリア」 2006年・監督:ブライアン・デ・パルマで映画化
第2部 「ビッグ・ノーウェア」
第4部 「ホワイト・ジャズ」

アカデミー賞では
「作品賞」「監督賞」「撮影賞」「音楽賞」「美術賞」「音響賞」「編集賞」にノミネートがあり、
「助演女優賞/キム・ベイシンガー 」「脚色賞」を受賞しています。
※ 「タイタニック」がほぼ独占の年だったんですね。




かっこいい~~~ 多分、スナップ写真

いつも応援ありがとうございます
ブロ友さんが紹介されていた「一級品」!!の映画です
コメント (8)
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「プラネタリウム」

2019年12月04日 | ナタリー・ポートマン
2017年公開の映画の紹介です

監督はレベッカ・ズロトブスキ。
降霊術が登場するミステリアスなドラマ映画です。
主演・出演は、ナタリー・ポートマン、リリー=ローズ・デップ、ルイ・ガレル、エマニュエル・サランジェ。


1930年代、パリ。
アメリカ人の降霊術師・バーロウ姉妹は、パリを訪れます。
ショーが始まり、姉のローラが客を選びます。
ローラが誘導しながら、妹のケイトが死者を呼び寄せるという降霊術を披露します。
ある日、ショーを見た大富豪の映画プロデューサー・コルベンが、姉妹に個人的に降霊を依頼しました。
降霊が始まるとケイトの呼吸は荒くなり、コルベンはのけ反っていきます。
コルベンは姉妹を気に入り、自宅へ住まわせ映画製作の契約を交わします。
コルベンには、新技術によるフランス映画を開発するという夢があり、霊をフィルムに収めようと考えたのです。
ローラは女優の道を進み、ケイトはコルベンの降霊の手伝いをする事になります。
コルベンは成功した交霊のフィルムを見せる為人を集めますが、皆の反応は冷めたものでした。

***********************************
この映画は、実在の降霊術師・フォックス三姉妹と、フランスの映画プロデューサー・ベルナール・ナタンがモデルになっているんですね。

ローラ役はナタリー・ポートマン。
イスラエル出身の女優、モデル、映画監督というたくさんの肩書です。
自身はパトリック・スウェイジやベン・キングズレーのファンなんだとか。

ケイト役はリリー=ローズ・デップ。
ジョニー・デップの娘さまでこの時15・6歳。
2015年にシャネルのモデルとしてデビューしています。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます 😊 
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「X-MEN: ダーク・フェニックス」

2019年12月04日 | コミックが原作の映画
今年6月公開の映画の紹介です

監督はサイモン・キンバーグ。
マーベルコミック原作『X-MEN』シリーズの完結、スーパーヒーロー映画です。
キャストは、
 ジーン/ ダーク・フェニックス  ソフィー・ターナー
 チャールズ/ プロフェッサーX  ジェームズ・マカヴォイ
 エリック/ マグニートー  マイケル・ファスベンダー
 レイヴン/ ミスティーク  ジェニファー・ローレンス
 ハンク/ ビースト  ニコラス・ホルト
 スコット/ サイクロップス  タイ・シェリダン
 他、 ジェシカ・チャステイン。


両親とドライブ中、8歳のジーンに不思議な力が現れた直後、車は事故で大破し両親は無くなってしまいます。
しかしジーンは全く無傷で、病院が依頼したチャールズが迎えに来ます。
「持っている力をどう使うかは自分自身」と、チャールズはジーンに話します。
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それから数年後、1992年。
X-MENチームはユニフォームを揃え、ヒーロー的活躍をしています。
スペースシャトル『エンデバー号』の事故で、大統領はチャールズに救助を要請します。
危険を覚悟で一同は宇宙へ飛び立ち、ジーンは太陽フレアを直接浴びてしまいます。
X-MENは人々から称賛され、戻ったジーンはハンクの精密検査を受けます。
ジーンは力がみなぎるほど元気、と話し、ハンクはジーンの力が増大し、測定不良に驚くのです。
ジーンは父が生きていたことを感知し、会いに行きます。
しかし、父は喜びも無く、ジーンはチャールズが騙していた事を知り、力も感情も制御できなくなるのです。
そして、ジーンを追い掛けてきたX-MENのメンバーに、ジーンは大きな傷を負わせてしまうのでした・・

*****************************************************
ジーン役は ソフィー・ターナー。
テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011年春から今年5月まで)で女優デビューしたんですね。
映画の出演はまだ少なく、これからのようです。

「X-MEN」映画の全シリーズ ≪ 公開順 ≫ 

1.「X-メン」(2000年)
2.「X-MEN2」(2003年)
3.「X-MEN: ファイナル ディシジョン」(2006年)
4.「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」(2009年)
5.「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」(2011年)
6.「ウルヴァリン: SAMURAI」(2013年)
7.「X-MEN: フューチャー&パスト」 (2014年)
8.「デッドプール」(2016年)
9.「X-MEN: アポカリプス」 (2016年)
10.「LOGANローガン」(2017)
11.「デッドプール2」(2018)
12.「X-MEN:ダーク・フェニックス」(2019)

≪時系列≫

4→5→1→2→3→6→7→8→9→10→11→12







応援、ありがとうございます!!
シリーズも後半になるとややこしくなりがちですが、とてもわかりやすく楽しむことが出来ました


コメント (2)
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「オリーブの樹は呼んでいる」

2019年12月03日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2017年公開の映画の紹介です

監督はイシアル・ボジャイン。
スペインのドラマ映画です。


片田舎に住むアルマは、昼間は鶏の選別の仕事をしながら、夜遊びもする若者でした。
ある日アルマは、祖父がまたいなくなったと連絡を受け、バイクで探しに出かけます。
祖父は、思い出の強い場所にたたずんでいました。
アルマは祖父に寄り添い、小さい頃の事を思い出します。
祖父は2000年の樹齢のオリーブの木を大切にしていました。
しかし、家庭の事情でオリーブの木を売りに出すことになり、それ以来祖父はぼんやりとしているのでした。
アルマは数年前に木を売った先を探し出し、造園所に向かいます。
そこで女性から、祖父の木が載ったパンフレットを受け取ります。
調べるとドイツの会社のロゴに使われていて、置かれている場所を知ってアルマは愕然とするのです。
そして、何とか取り戻そうとアルマはスペインからドイツへ向かうのです。

*****************************************************
ゴヤ賞では4部門のノミネートがあり、アルマ役のアンナ・カスティーリョが新人女優賞を受賞してます。

この映画は脚本家のポール・ラヴァーティが、

「2000年もの樹齢を持つオリーブの樹が大地から引き抜かれ、売られている」

というショッキングな新聞記事からヒントを得たようです。

アルマと仲が良く、協力を惜しまない伯父役はハビエル・グティエレス。
この映画ではゴヤ賞・助演男優賞にノミネートされています。
「マーシュランド」(2015)では、ゴヤ賞・主演男優賞を受賞しています。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます 😍 
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「ゲッタウェイ」

2019年12月03日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1973年公開の映画の紹介です

監督はサム・ペキンパー。
クライム・アクション映画です。
主演・出演は、スティーヴ・マックィーン、アリ・マッグロー、ベン・ジョンソン、アル・レッティエリ。


ドク・マッコイは、4年服役している模範囚ですが、その年の仮釈放の申請は降りませんでした。
ドクは、面会に来た妻・キャロルにベイノンに会うよう話します。
キャロルはベイノンに会い、間もなくドクは釈放されますが迎えのキャロルは1時間遅れてきました。
落ち着く暇もなく、ベイノンから見返りの依頼が入ってドクは銀行強盗の計画を始めます。
ベイノンからルディと2人のメンバーが加わりますが、一人の若者は話もろくに聞かない状態です。
当日、混乱させる為数か所に爆弾も仕掛け、計画は順調に始まりますが、ガードマンの動きに慌てた若者が銃を発砲してしまいます。
皆逃げて、札束が詰まったトランクを抱えたドクは、キャロルの運転で待ち合わせ場所に着くと、ルディは銃を構えて2人を待っていました。
それより早くドクは銃を取り出し、ルディに数発浴びせるのです。
ベイノンにトランクを届けようとすると、キャロルは不安だと話し、ドクはそのまま車にいるよう話します。
しかし、ドクとベイノンが話をしている最中、キャロルはそっと部屋に入ってきたのです・・・

****************************************************
原作はジム・トンプスンの同名小説です。
が、ジム・トンプスンの脚本の結末を気に入らなかったスティーヴ・マックィーンが、脚本家を替えたんだとか。

題名『The Getaway』の意味は、逃げる、逃走することで、
犯罪者などの逃亡、逃走を意味するようです。

監督は、サミュエル・フラー→ピーター・ボグダノビッチ→サム・ペキンパーの過程があったようです。
キャロル役も、当初はシビル・シェパードだったとか。

1994年にリメイクが公開されています。
タイトルは同じ「ゲッタウェイ」

監督はロジャー・ドナルドソン。
出演はアレック・ボールドウィン、キム・ベイシンガー、ジェームズ・ウッズ






おはようございます 😄 
大昔(笑)に一度観ていますが、印象の強いシーンはそのまま残っていました
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「フロム・ダスク・ティル・ドーン」

2019年12月02日 | スリラー・ミステリー映画
1996年公開の映画の紹介です

監督はロバート・ロドリゲス。脚本にクエンティン・タランティーノ。
ジャンルは、○○○・ ○○○。○ のようです。
主演・出演はジョージ・クルーニー、クエンティン・タランティーノ、ハーヴェイ・カイテル、ジュリエット・ルイス、ダニー・トレホ。


あるところの雑貨店に、保安官が寄りトイレを借ります。
すると店の奥から女性を人質にした男2人組が銃を持ったまま出てきます。
男たち・ゲッコー兄弟の兄のセスは、おとなしくすれば何もしないと話しますが、弟のリッチーは銃を発射してしまいます。
------------------------------
元牧師のジェイコブは、娘のケイトと息子とキャンピングカーで移動して、その日はモーテルに泊まります。
やかましくドアをたたく音で、仕方なくジェイコブがドアを開けるとゲッコー兄弟が立っていました。
2人は銃を持ち、自分たちは銀行強盗の犯人で、メキシコまで逃亡するのを手伝えと言います。
ゲッコー兄弟を乗せたキャンピングカーは、待ち合わせの店に着き、全員中に入ります。
上半身裸の女性が踊っている、未成年には全く向かない店です。
そうしているうちに、店の男たちとゲッコー兄弟はもみ合いになり、銃を撃ち合います。
すると突然、踊っていた魅力的な女性が・・・

**********************************************
さて、ここからいきなりジャンルが変わります。
どんなジャンルかは、ご覧頂いて。

題名の意味は『夕方から明け方まで』

未来編「フロム・ダスク・ティル・ドーン2」(2001) 
監督/スコット・スピーゲル 
主演/ロバート・パトリック

過去編「フロム・ダスク・ティル・ドーン3」(2000年製作) 
監督/P・J・ピース 
主演/マルコ・レオナルディ

があるんですね!!??






いつもお立ち寄りいただき有難うございます  (´・ω・`)
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「舟を編む」

2019年12月02日 | 日本映画
2013年公開の日本映画の紹介です

監督は、石井裕也
三浦しをん原作の、ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、松田龍平、宮﨑あおい、オダギリジョー、小林薫、加藤剛、伊佐山ひろ子、池脇千鶴。


1995年。
玄武書房辞書編集部では、『大渡海』という名前の辞書を作る準備をしていました。
ある日監修者・松本は、長く務めている荒木から定年で退職すると話され、後釜を探すよう頼みます。
あまりやる気のない社員の一人・西岡は、食堂で同僚に
「彼は辞書っぽくない?」
と言われて、見るとひたすら本を読んでいる、馬締(まじめ)という男性でした。
それを聞いた荒木は、直接馬締に問いかけ、馬締の答えで辞書部に来るよう話します。
辞書部では皆を集め、松本がこれから作る『大渡海』の概要を話します。
若者言葉なども積極的に取り入れて作る内容に、馬締は引き込まれ、大量の辞書を買って下宿先に帰ります。
辞書作りの基本、言葉集めに没頭する馬締ですが、高齢の家主の孫・香具矢(かぐや)を目にし、一目ぼれしてしまいます。
香具矢が料亭「梅の実」で働いていると聞き、辞書部はさっそく予約を入れたのです・・

******************************************************
タイトルは、
『辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく』
という意味のようです。

この映画は、日本アカデミー賞で
「最優秀作品賞」「最優秀監督賞」「最優秀主演男優賞/松田龍平」「最優秀脚本賞」「最優秀録音賞」「最優秀編集賞」の他、優秀賞も多数の受賞があります。

性格も生真面目な馬締役は松田龍平。
俳優・松田優作と女優・松田美由紀の長男です。弟は松田翔太。
映画の主演・出演は多く、「アヒルと鴨のコインロッカー」(2007)、「まほろ駅前多田便利軒」(2011)、「探偵はBARにいる」シリーズ、「散歩する侵略者」(2017)、などなどなど。






いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます
観たくなる映画を見つけて頂ければと思います 😄 
コメント (6)
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「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」

2019年12月01日 | コメディ映画
2017年公開の映画の紹介です

監督はレベッカ・ミラー。
ロマンチック・コメディー映画です。
主演・出演は、グレタ・ガーウィグ、イーサン・ホーク、ジュリアン・ムーア。


恋愛が続かないマギーは、数学が得意な友人の精子をもらって子供を産むことを計画していました。
そんな時、大学で働いていているマギーは、給料の小切手の手違いからジョンと出会います。
ジョンの妻のジョーゼットは人気の学者で忙しく、ジョンは家事全般をしていて本業の執筆が進みません。
そして、ジョンの書いている小説を、マギーが読んで感想を話しているうちに二人は惹かれあいます。
3年後、マギーとジョンは夫婦となっていて、リリーという可愛い娘までいます。
ジョンが小説家になるのを応援しているマギーは、家の事、リリーの事、ジョンとジョーゼットの子供たちの面倒まで見ている多忙の毎日でした。
ある日、友人に愚痴をこぼした時、マギーはあるプランを思いつき、ジョーゼットを訪ねます。
ジョーゼットは呆れかえります。

*****************************************************
三角関係なのにドロドロさを感じさせないマギー役はグレタ・ガーウィグ。
女優、映画監督、脚本家で、『マンブルコア映画』運動に携わっていたんですね。
「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」(2017)、「20センチュリー・ウーマン」(2017)などの出演、
監督としての「レディ・バード」(2018)は、アカデミー監督賞・脚本賞にノミネートされています。

※ ≪ マンブルコア映画 ≫ とはなんぞや?

アメリカの自主映画のジャンルのひとつです。
低予算でアマチュア俳優を使って、普段の会話のようなセリフ、若者の日常をそのまま描く内容が特徴です。

作品は、
「ミッドナイトキスをするまでに 」(2007製作)
「フランシス・ハ」(2012製作、2014日本公開)
「ドリンキング・バディーズ 飲み友以上、恋人未満の甘い方程式」(2013製作)DVD有り
 などで、未公開作品が多数あります。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます ヾ(○⌒ ∇⌒○)ノ
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「ダーク・タワー」

2019年12月01日 | SF映画
2018年公開の映画の紹介です

監督は、ニコライ・アーセル。
スティーヴン・キング原作のダーク ファンタジー映画です。
主演・出演は、イドリス・エルバ、マシュー・マコノヒー、トム・テイラー。


中間世界という秘密基地では、子供たちが捕われていました。
管理する黒衣のウォルターは、ある目的の為、謎の塔『ダークタワー』に数人づつ子供を送り込みます。
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ニューヨークに住む少年・ジェイクは大きな地震で目を覚まします。
ジェイクは何度も見る同じ夢の『ダークタワー』『黒衣の男』『銃使い』の絵を、スケッチブックに描きます。
ジェイクの様子を心配した母は、ジェイクを病院に入れる手配をし、病院から迎えが来ます。
逃げ出したジェイクは、銃使いの家を探すため中間世界に入ってしまいます。
荒廃した中間世界で、ジェイクは銃使いのローランドと合う事が出来、夢を描いた絵を見せます。
ローランドはジェイクの能力に気付き、ダークタワーの秘密を話します。
そしてローランドは、ウォルターの目的を阻止するには、ニューヨークに戻る必要があること気付きます。
しかし、ウォルターはジェイクの存在に気付き、先回りしてジェイクに家に乗り込んでしまったのです。

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原作は、ステーヴン・キングが30年もの歳月をかけて完成させた長編小説です。
英国幻想文学大賞を受賞しているようです。

全7部構成です。

ダーク・タワーI  ガンスリンガー 1982年、加筆版は2003年
ダーク・タワーII  運命の三人 1987年
ダーク・タワーIII  荒地 1997年
ダーク・タワーIV  魔道師と水晶球 1997年
ダーク・タワーV  カーラの狼 2003年
ダーク・タワーVI  スザンナの歌 2004年
ダーク・タワーVII  暗黒の塔 2004年

新潮文庫では全16冊・・映画は95分・・・

銃使い(ガスリンガー)・ローランド役はイドリス・エルバ。
「マイティ・ソー」シリーズでは天文台の番人の役どころでした。
「スター・トレック BEYOND」(2016)の出演があります。

珍しい、悪役・ウォルター役はマシュー・マコノヒー。
常に『悪魔なら何をするか?』と考えながらの演技だったとか。
原作者のスティーヴン・キングは、
「歩いてるだけで邪悪な雰囲気が伝わってくる。
マシューのウォルターは完璧だ」
と大絶賛だったんですねー。






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コメント (4)
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