食ったら即、脂肪。

大食い。太りやすい。
日々のこと。

からだのひみつ「田口ランディ・寺門琢己」

2006-07-14 07:36:03 | 読書日記
昔、よく恋愛心理学だとか女の子にモテルには~みたいな本をよく読んでいて体に染み込ませようとしていたけど、あんまり役にはたってないようだ。前にやった心理テストで彼女に望むことは何かっていうことが巧妙的に聞かれていて、「家が近いこと」(そのころは付き合いはじめで、なんと走って30秒のところに引っ越してきたばっか!!)もうひとつが、「おしゃれなひと」これは今まで意識してなかったのだが振り返ってみると、みんな服装には気を使っていて、おしゃれを楽しんでた。そこに自分も乗っかりコーディネートしてもらっていたのだろう。(今でもそうですが・・・)確かに良い服とか白いシャツをきると汚さないように気をつけたり、しっかりしようとする。もう夏だから裸を着るように無駄な肉を落とさないとね。ひさびさに開いた本は「からだのひみつ」9割方女性が読む本。そういう本の中に女性のヒントが隠されているような気がして読んじゃうんだよね。印象に残った話は「初体験の重要性」「腎臓が弱るとセックスも弱くなる」「代々木忠」かな。初体験を早くすましてしまう女の子が増えてきているらしいが、相手は高校生、大学生。中学生の子とやってしまう奴なんて責任感のないろくでもない奴が多く。やるまでは優しかったのに(おごってくれたり、ちやほやしたり)、エッチの時は大事にしない。終わったあとは、手のひらを返したように冷たくなる。初体験でちょっと乱暴に扱われたりするとインプットされてこばむようになっちゃう。それでも体は発情してるから、それなりに快感は得られるけど、すればするほど自分がセックスというものでしか、相手に大事にされていないと思えてくる。自分というものを見下してくる。それでレベルの低い男をドンドン選んでいく。失われた自尊心を取り戻すのは難しいのだ。たとえば、自分でイクのが早い早いといってる分にはいいけどそれを彼女に冗談でも言われるとね・・・男のナイーブさはさておき、若いほうがいいなんていう男は食ってから「青いババナはうまくない」なんていったりして、きっとコミュニケーションが成立してないとやっても面白くないような気がする。中学生と話して面白いかといえば疑問だね。恋愛してセックスするのが一番だよね。

一流の顔。岡野宏

2006-07-13 02:15:59 | 読書日記
今まで自分の顔をまじまじと鏡で一番見ていた時期は初恋なんかじゃなくて、水道工事をしていたときだろう。

朝6時に起きていやいや東京FMの「おはようSMAP」を聞きながら朝食を食べ自転車で仕事先に向う。何個か現場を回って仕事先に帰るトラックでは、ものすごい満たされた気持ちになった。

3ヶ月でやめちゃったんだけどね。

その間、今とは違い毎日銭湯に行ってたんだけど、体を洗いながら洗面台を前にして顔をじーっと見ていた。なんでみていたのか分からない。

不思議と見ていて飽きなかった。何かに真剣に向き合っていたような気がする。

「一流の人」元NHK美粧師の岡野宏が楽屋で出会ったあらゆる人たちが変化する時代の流れのなかでどのように自分の顔と向き合い、どのように活かしたか。

そして時代の雰囲気を外見のどこに表し、トップの地位を築いたか。

変身すること、演じることの楽しさが伝わってくる本です。

「読んで、読ませる。松下幸之助の無表情。」

岡野さんがはじめて会われたのは松下さんが60歳ぐらいのときで顔には深いしわが刻まれ、役者風といっても現代的ではなく、歌舞伎役者に近い感じだった。

あるとき松下さんが記者にたいして勉強会で宗教などについて話をされていた。

「相手の気持ちを分かることは大切だ」

「今どのような状態かを知りなさい」

「何を相手が望んでいるのか考えて行動しなさい」

松下さんの顔には、あることを成し遂げた人だけがもつ独特な表情が見える。

相手を受け入れられる優しさと余裕が感じられた。

地方の講演にNHKのカメラが入る。関係者がたくさん出入りするなか松下さんの指示の出し方は独特だった。

松下さんが社員の顔を見る。

「はい」

社員は部屋を出た。

松下さんが時計を見る。

人がさっと動いた。

松下さんが本を閉じる。

するとお茶が出た。

その間松下さんが社員に声をかけたのは、ひと言ふた言。松下さんは社員に顔を読ませていた。社員は言葉で動くのではなく、松下さんの顔を読み行動していた。

。顔は心の窓口だ。顔は心の窓口だ。顔はいろんな言葉を発している。体調が良いのか悪いのか、楽しいのかつまらないのか、暑いのか寒いのか。会話が無くても相手を知る手がかりになる。

私は控え室で椅子に座っていた。松下の社員がボーイに何か話しをしている。ボーイがすっと動き、私の前にさっとお茶が置かれた。社員の方がにっこり私に会釈している。

ホテルの部屋は乾燥気味で、私はのどがカラッカラだったのでした。

読んでた本に松下幸之助さんのことが書いてあったのでまた書いてみました。

怒ったとき黙っている人と目を合わせたらものすごく伝わってくるものがあるんだろうね。

「道をひらく」松下幸之助

2006-07-11 01:07:54 | 読書日記
汗をかくことによって充実感を得られる。1日 何もやってなくてもだ。ちょっと危険だ。

それはリフレッシュでしかないもんね。「道をひらく」の中で松下幸之助は言っている。額に汗して働くのは尊い。しかしいつまでも汗をかいて働いていたら、知恵のない話である。

それは東海道を、汽車に乗らず、昔と同じようにテクテク歩くのと同じだ(昔、田町から重いザック背負って歩こうとしたけど品川でダウンしたのを思い出したよ、その日は真夏日を観測したものすごい暑い日でした)。

東海道五三次を徒歩から籠へ、籠から汽車へ、汽車から飛行機へと進歩していき、次第に汗をかかなくなってきました。そこに人間の進歩がみてとれます。

人より1時間長く働くのは尊い。勤勉である。だが今までより1時間少なく働いて、今まで以上の成果を上げることも、また尊い。
そこに人間の働き方の進歩があるではないか。

そこには創意工夫がなくてはならない。働くことは尊いが、そこには工夫がなくてはならない。額に汗することを讃えるのもいいが、額に汗のない涼しい姿も讃えるべきである。怠けろというのではない。楽をする工夫をしろというのである。楽々と働いて、なお素晴らしい成果をあげられる働き方を、お互いもっと工夫したいということである。そこから社会の繁栄も生まれてくるであろう。

できるだけ疲れないで早く目的地につけるようちょっと工夫してみようと思います。

この文章を体現している中田ヒデと松下幸之助の対談をみてみたかったなぁと、今ふと思いました。

エピソードで読む西洋哲学史。

2006-04-26 06:13:45 | 読書日記
昨日今日と犬ねこの絵を描かせてもらった飼い主は、たくさん犬の種類の名前が頭に入っていてすごいなと思う。

自分が好きなもの、ことは自然と覚えるものだけど、

僕の頭の中は、めざましテレビの芸能ネタであったり新聞週刊誌の下世話な内容ばっかりだ。

そんなことを考えながらバイト帰りに文教堂によると、それらしい本が目に飛び込んできた。

エピソードで読む西洋哲学史。 堀川 哲 
 
 内容

有名人は、なるのも大変だがなってからはもっと大変。

生い立ちに始まって、学歴、異性関係、挫折、死に際など知られたくないものほどしりたがれる。

ここでは、できる、といわれた哲学者の私生活である。

ヘーゲルやマルクスは私生児の存在を暴かれ、

ルソーは5人の子供を捨てたことを告白された。

サルトルの不倫遍歴は、愛人のボォーヴォワールに暴露されている。

意外な素顔でいっぱいだ。好奇心や、やじうま根性なくして哲学は語れない。

 


 僕のための本だ。 今まで色んな哲学の本を読んできたが、(だれでも分かる~、この1冊で~とか)

まるで頭に入ってこなかったけど、これなら、すいすい読んで友達にどんどん話せそう。

本当の話より、本当っぽい嘘の話が面白い。(この本に書かれていることは本当らしい)

こんな話しはバーでカルアミルクをまたミルクで割って。

相手の顔を見ないで、(すぐ嘘だとばれるから) したいな。

氷を入れてもいいよ。 

ちょっと水っぽい話しも聞きたいんでね。

「読書からはじまる」長田弘

2006-03-17 15:58:15 | 読書日記
読んでいてヤバイなと共感できる本には出会ってきたけど声無き悲鳴を上げていたことに気づかされたのは初めてだ。

 「読書からはじまる」 長田弘 NHK出版

 金沢の詩人、室生犀星(むろうさいせい)の詩に

 「ふるさとは遠きにありて思ふものそして悲しくうたふもの」

という有名な詩が紹介されていて日本人のふるさとのイメージを彫りこんだこの詩は、ひろく世に好まれて、さまざまに引用されてきた詩ですが、このように知られてきた詩行というのは、さて、わたしたちにとって情報の言葉なのでしょうか。それとも、読書の言葉なのでしょうかと問われている。
 詩を読んで「ふるさとは遠きにありて思ふもの」という一文を覚え、記憶するのが読むこと。すなわち「読むこと」、すなわち読書です。片や日本近代の出郷者たちの思いをうたった室生犀星のうたであるというのは「知ること」、すなわち情報です。」といってる。

 たとえば「世界の中心で愛をさけぶ」ってどんな本ってきかれたらきっと、
「柴崎コウが書いた本の帯で話題になって、あの題名ってエバンゲリオンの最終回の題名から出版社の人がパクってつけたんだって」って情報を僕はきっと流します。本の内容なんかより刺激的だ。

CDでいえばちょっと前までオリコンチャートが基準であったように中身そのものより順位のほうが大切だった。(今はインディーズという、ぼくらファンが彼らを支えているんだ。なんて感じられる、形態が好まれていたりもするし、様々だ。)

自分が本やCDを情報として捉えてることにショックを感じたんだ。

というのはある女性の投書のことが書かれていたんだけど、

僕と彼女にちょっとあてはまったんだ。

その人は、結婚してるんだけど奥さんは本をたくさん読むんだけど買わない。

図書館で借りて読む。あくまで読書のための読書を、本に求めている。

だから本を所有しなくてもいいという。

一方、夫は買った本は、積読。どんどん買ったものが重なっていく。

なんとなく読んだ気になる。本を買うのは気になって買ってくる。

気になって買ってくるのは、その中にあるであろう情報を手に入れたいから情報として本を求める。

しかし、情報の価値は情報を手に入れることにあるので、手に入れば気持ちは落ち着く。

結局読まない。これが、僕と彼女の本に対する接し方にあてはまったのだ。

さらに悪い事に僕は図書館でも本を借りて読まずに返したりしている始末。

もはや末期だ。(実はこの本も図書館から借りた本。。。)

そういう危機感から先に記事をアップさせて強引に本を読んでいく方法をこの本から始めるなんて、なんだか運命を感じるよ。時期としては、ギリセーフだね。

考えるヨガ  シャンバラ・ガイド

2006-03-17 04:34:28 | 読書日記
 生き方としてヨガを知るためにー

読み終わったら感想を書こうと思っていたのですが、なかなか進まないので、ここで書いて強引に読んでいこうと思います。(映画にしてもいえること・・・)

これからは、先行で記事を乗っけていくことが多くなると思いますが、そこらへんはご勘弁を。

よろしくお願いします。。。

感想
 読んでいると、昔々おれたちひょうきん族のブラックデビルとたけちゃんマンの「あっみだくじ~あっみだくじ~♪」って歌が聞こえてきた。

縦に並んでる文字があみだに見えてきて自分はこのままどこに連れて行かれるんだろうと少し怖くなった。

今は、完全にフィットネス感覚で身体をいい状態に保つため、安定した心でいれることだけで十分だけど、

4000年もの間、受け継がれてきて洗練されたヨガの歴史には惹かれる。

高校時代の倫理のクラスで哲学の勉強しながら座禅を組んでるような感じだ。

頭だけじゃなく体と心に問いかけながら学んでる。

この本は、教科書の教科書とでもいうべきか。

僕のなかでは、井上雄彦のバカボンドを読んでるような感覚でした。

ヨガではポーズをとっている時、どこを見てるかという視点がとても重要ですが、

集中力を増すだけじゃなく、じっと外に向けられた目で自分自身を見ているのだなと気づきました。

ヨガの食事では、多く食べることは盗んでいることと同じだ。なんて書いてあって

今も昔もやっちゃいけないことは、それほど変わってないけど

今の社会の変化は早すぎる。

みんなと一緒に車がこないか左右の確認をしているうちに信号が赤に変わってしまう、

それじゃホリエモンみたいに、ルールをやぶって渡りたくなるものだ。

待っているだけじゃ世の中も渡っていけないしね。

鏡と向き合っている女性は化粧をせずにはいられない

2005-12-28 08:21:08 | 読書日記
先週の今日も寝ないで朝を迎えた。

12/21(水)に留学している友人と近くにいる友達と再び待ち合わせ。

ジムでヨガをして身体のむくみをとってから品川駅構内の本屋へ。

行きからカバンを重くすることはないので軽く店内を流す。

10分ぐらいで合流。

元めがねの方が、また秋葉原に行きたいという。

昨日の今日なのに。。。

留学も賛成し京浜東北線に乗る。

記念にメイド喫茶にいきたいというので元めがねに従い歩く。

見つけたが、まだ開店前。メイドも偉くなったものだ。10時出勤ですか。

他の所へ向う。

結局は入らずモスバーガーへ、おいしい。マックピンチだね。

さらに足をのばして御茶ノ水へ明治大学のリバティ食堂?で間食。

プレゼントの交換。

英語で書かれたヨガの本をもらう。写真がいっぱい載っていて、全部英語で勉強にもなるし、ありがと。大事にします。

いい眺めを堪能した後、明治大学の生協へ。

大人の英語発音講座、NHK出版680円。(まだ英語はあきらめません。。)

 読書術686円エミール・ファゲ、石川湧訳、中条省平 校注。(校注っていうのに惹かれてしまった)

 散歩の達人1月号580円、特集、本屋さんを遊ぶ!(これは買わなくちゃ、留学の真似をして買っちゃいました。)

最近整理した本棚に置いてある背表紙を見てると現実問題、読んだ本と読んでない本がある。

目を向けるたびに読んでない本が目に入り、不思議と手に取るようになった。

押入れにしまってあるときはこうはいかない。

自分が書いたブログ、買ったけどほったらかしにしてある本、

今から逃げず現状と向き合っていたら向上心が湧いてきた。

本も熟す。

2005-12-27 12:32:27 | 読書日記
 12/25Yogini vol.6を大森のリブロで購入。933円。

最近大森に、できたブックファーストには、取り寄せなくても置いてある。惹かれる。

今回はアシュタンガヨガ特集。

僕が毎朝やってるのがこれ。

読んでみてIYCに興味が湧く。

そういえば12/15留学してる友達と会い損なって秋葉原の有隣堂で買った「メンズ・ヨガ」PHP1200円(床に落ちている物を拾うとき、エレベーターのボタンを押す時にさりげなくヨガのポーズをする、そんなイラスト満載)の監修は、ケン・ハラクマ先生って書いてある。

今度大崎の教室でものぞいてみようかな。

 その時秋葉では古本市場にいって一冊購入。

長短編小説70。村上春樹/小川高義 訳 100円。超お買い得。

ジムのロッカールームで毎日読める。頭のいいボクサーにでもなった気分。

その日は田町で待ち合わせをしてて待ってる間グルグルと駅周辺をひたすら歩いていると引き寄せられるように流水書房へ(博報堂ビル横)

河出文庫フェアなんてめずらしい。

(ここは悲しき外国語?っていう村上春樹のエッセイの中で、勉強はそんなに好きではないけど原書を読んでいたら英語が、本を読んでいたら国語が、そして河出文庫の「世界の歴史シリーズ」を何回もくり返し呼んでたら世界史ができるようになって簡単に早稲田に入れる!!と思った僕は、買ってきて読んだわけだが、好きじゃないものは読めない。

何回も挫折して、今もダンボールの中に眠ってます。高田馬場には大昔、オールナイトの映画をみにいったね。「東京フィスト」「デリカテッセン」ともうひとつは忘れた。

さすがに「世界の歴史」には手はのびない。置いてないけど。

文章教室、金井美恵子780円。四百字のデッサン、野見山暁治500円。(この人の話は日経新聞の私の履歴書シリーズで読んだ事があったので。前者はブログやってるものとしてはね。)

あと、駅前のあゆみbooksで友達へのプレゼント、ボタニカル・ライフ植物生活 いとうせいこう 新潮文庫590円。 

これを書き始めたのは大井町のブックオフで買った「成功する読書日記」鹿島茂。100円。著者略歴が載ってない本もめずらしい。確かフランス文学の先生。文章にユーモアが見え隠れして面白い。

1年以上寝かしたかいがあったよ。