三度目の小田原

小田原から帰ってきたら、玄関先に懐かしい緑と赤のハードカバー。

奥さんが借りてきたノルウェーの森だ。

なんでこの時期にと思ったら、今度映画化されるらしい。

小田原城でそんな話をしていた友達に「そんなわけねーだろ！」と頭ごなし否定してごめん。

それぐらい何回も読んだおはなし。

大体、実家に帰省したときに読んでた、ちばあきおのプレーボールと一緒に。

心がしーんとする話だ。

俺の理想とする青春は宮本輝の「青が散る」だけど今朝、読み終えたばっかの佐藤たかみの「一瞬の風になれ」もいいなあ。

思い残しが俺に本を読ませてるよ。

100やりきった青春なんてありえないけどさ。