2012.03.24(土)
蘇りの熊野詣の主催者「マリンさん」が那智の前にと
忙しい日程の合間を縫って案内して下さったのが
ここ、神内(こうのうち)神社
和歌山県新宮市から熊野川を渡り三重県へと
海岸から少し離れた田園地帯から山手へと向かうところにありました
石の鳥居の直ぐ脇で出迎えてくれたのが
ホルトの樹
その大きさに見上げること暫し
この神社の杜は神内神社樹叢(じゅそう)として保護されている
天然記念物のシダやセキコクなどが磐面に着生しており
巨木もクスノキ、イヌマキ、ヤマモモ等々
これらの植物が手厚く保護されてきたのはこの神社が磐座を御神体として
古より厳かに崇められてきたからであろう
参道を進むと大小の水蝕洞窟を持った石英粗面岩の磐座が見られる
参道脇には神内川が流れ禊の手水場もある
禊を済ませ右に遥拝所へと進む
この土地の大切な産土神は子安の宮とも呼ばれ遠くは串本からも御参りが今も絶えないそうだ
安産を願う沢山の小さな涎掛けが奉納されている
むろん遥拝所の先に社殿はなく磐座の下に小さな祠が祀ってあるだけだ
うっそうと繁る木々の上に磐の尖がりが覘き見える
おそらく、ごとびき岩や花ノ窟よりも遥かに高さがあるだろう
ちょうどカエルの顎を下からみたような感じで聳えている
自然崇拝のシンボルとなった所以か
人はその聳え立つ岩に畏敬の念を覚え恭しく祀り崇めてきたのだろう
その磐座の裾には樹齢遥かに千年だろうか大楠が巨体を現す
見事なまでの根上りの幹
幹の真ん中には洞が出来ていて潜ることが出来る
残念なことには2009年の台風で途中で幹が折れてもう朽ちかけ
最後の命を賭して花ならぬ木耳を咲かせている
見上げてもなお頭が見えないのっぽさん
今もひっそりと息づく巨木達
人々に癒しの空間を授け続ける
蘇りの熊野詣の主催者「マリンさん」が那智の前にと
忙しい日程の合間を縫って案内して下さったのが
ここ、神内(こうのうち)神社
和歌山県新宮市から熊野川を渡り三重県へと
海岸から少し離れた田園地帯から山手へと向かうところにありました
石の鳥居の直ぐ脇で出迎えてくれたのが
ホルトの樹
その大きさに見上げること暫し
この神社の杜は神内神社樹叢(じゅそう)として保護されている
天然記念物のシダやセキコクなどが磐面に着生しており
巨木もクスノキ、イヌマキ、ヤマモモ等々
これらの植物が手厚く保護されてきたのはこの神社が磐座を御神体として
古より厳かに崇められてきたからであろう
参道を進むと大小の水蝕洞窟を持った石英粗面岩の磐座が見られる
参道脇には神内川が流れ禊の手水場もある
禊を済ませ右に遥拝所へと進む
この土地の大切な産土神は子安の宮とも呼ばれ遠くは串本からも御参りが今も絶えないそうだ
安産を願う沢山の小さな涎掛けが奉納されている
むろん遥拝所の先に社殿はなく磐座の下に小さな祠が祀ってあるだけだ
うっそうと繁る木々の上に磐の尖がりが覘き見える
おそらく、ごとびき岩や花ノ窟よりも遥かに高さがあるだろう
ちょうどカエルの顎を下からみたような感じで聳えている
自然崇拝のシンボルとなった所以か
人はその聳え立つ岩に畏敬の念を覚え恭しく祀り崇めてきたのだろう
その磐座の裾には樹齢遥かに千年だろうか大楠が巨体を現す
見事なまでの根上りの幹
幹の真ん中には洞が出来ていて潜ることが出来る
残念なことには2009年の台風で途中で幹が折れてもう朽ちかけ
最後の命を賭して花ならぬ木耳を咲かせている
見上げてもなお頭が見えないのっぽさん
今もひっそりと息づく巨木達
人々に癒しの空間を授け続ける