2015/05/17 (日)
古座街道ウオーク、二日目です
新宮市のビジネスホテルを7:00 出発して
道の駅一枚岩で休憩 8:30
河原には沢山のカヌーが並んでいました
今日はカヌー教室が開かれるんでしょうね、皆さんライフジャケット着けて降りて行かれました
昨日のウネウネ道を戻り今日の歩きのスタート地点までやってきました
9:15 今日はまずまずのお天気になり気持ち良い歩きが出来そうです
矢五郎坂はあっという間に登ってきてしまいました(^^)
以下は古座街道のおはなし絵地図(生駒和歌子さん制作)解説より
昔、源氏に敗れた平家の武士が田鶴平に隠れ住んでいましたが追手の源氏軍に見つかってしまいました。しかし深い山に守られた田鶴平を源氏軍が攻め落とすには平家の勇者、矢五郎が守る坂を通らなければなりません。彼は敵の矢をかわしたり手でつかんだり勇敢に戦いました。攻め込めない源氏軍は案を練り二重矢を作り射てとうとう矢五郎を倒し、彼はそのまま坂を転げ落ちてしまいました。その事からこの坂を「矢五郎坂」と呼ぶようになったんだって
これより田鶴横手という道を歩いて行きます
前方に見える山の中腹を縫って歩きます、ずうっと平行に道が続くので横手だって
分岐を右下へ行けば立矢平という集落、今はもう住む人はいないようです
時折おじいさんがバイクで畑仕事に通ってるらしいです
水源のお大師様
この辺りの集落の水源地になっていて枯れないように祀られているとか
横手という道が良く判る平らな山腹の道が続くカーブは立派な石垣で作られています
三体仏様もお出でです
道が分岐しています、左へ行くと将軍川?
あの清水次郎長の養子の天田 愚庵が熊野三山へ父母の巡礼を終えての帰路
道を間違えて行ったんですって
愚庵さんは結局、古座街道をまともに帰れず途中から日置川を舟で下って大辺路を帰ったらしい
植林が伐採されて明るい場所に出ました
ここまでの田鶴横手の道は昔の古座街道を恰幅して林道として利用していたため歩きやすい広い道でした
これよりいよいよ本来の古道となり道も狭くなります
大きな一枚岩に役行者様が前鬼と後鬼を従えておられました
語り部さんは新宮の山彦の会にも所属されており
ここで靡きの勤行をしてくださいました
久しぶりに般若心経を一緒に唱えましたよ
5/23(土)には玉置神社から行仙小屋まで峰入りの修験者さん達の補佐で
峠までの送迎や食料の運搬をされるそうです
やがて道が下りになると苔むした石畳になり古道の面影そのままです
綺麗なナメ滝も現れました
福井谷集落跡地へと下ってきました
昭和40年代まで人が住んでいたそうです
屋敷跡の坂道
小川に差し掛かると左に道が続いています
こちらへ行くと柚ノ木谷温泉(冷泉)とのことです
なんでもあの探偵ナイトスクープの取材に語り部さんは同行されたそうです
温泉というので着替えやらタオルを用意して行ったら木の葉が溜まり
温泉が溜まるまで相当な時間がかかるとのことで中止したんですって(笑)
温泉地蔵と呼ばれる石像もあるようです
この橋は人数制限した方がよさそう
橋渡ると右手の沢がちょっとした渓谷美t
やがて林道に突き当たり左に進みます
昨日流れに沿って歩いた佐本川が間もなく古座川本流に合流する辺り
ジオパークが広がり素晴らしい渓谷が続きます
時に道端の木苺を頬張り
笑い声も聞こえてきました
道の左上の崖には沢山の石仏が祀られています
小さな集落に着きました
さんごのお土産物を作ってらっしゃるお家
ちょっと寄り道
風鈴お買い上げのお客さんが数名
12:05 お昼の美女湯(みめゆ)温泉に到着
昨日、夕食に立ち寄ったボタン荘さんが管理されており隔日の営業のようです
今日も午後からの営業のようでまだ清掃中でした
一つしかないトイレを順番にお借りして畳の小さな休憩所をお借りして
お弁当をいただきます
ぎっしりと詰め込まれた具だくさん弁当
ご飯はおかずの下に埋もれた菜飯でした
とても美味しかったけどサワガニの塩焼きは固かった(^^;
お昼が済んで午後からの歩き
陽射しがきつくなって暑いです
古座川本流を渡って松の前の庚申堂に立ち寄ります
みざる、いわざる、きかざる
集落を抜けて行きます
すると道は国道371号線に出ました
ここは昨日も今朝もバスで走った道です
沿道には和歌山に北海道大学の研究林があるんですね
国道のカーブに徳本上人の名号碑とお地蔵さん
徳本上人は日高郡の生まれの行者さんで全国に念仏を広めた方でしたっけ
大川の渡し場跡
昔はここに渡し場があり古座街道は現在の国道より川べりを通っていたそうです
大河原地区の山手には鉱山がありトロッコも敷設されていたようですが
戦時下の鉄類供出で消えたとか
和深への分岐
三尾川とあなたは読めますか?
古座川上流は素晴らしい景観が続くそうです、一度訪ねてみたいですね~
はい今日もお疲れ様でした
13:45 も歩きはラストです
古座川町蔵土(くろず)の多目的広場にゴール
次回最終回はここからスタートとなります
予定よりも1時間も早くゴールして道の駅一枚岩で三度休憩
暑かったのでシャーベットをはりこんでバスに揺られて帰ることにします
今日の歩きの一番のハイライトはなんてったってあの廃村への下り坂
苔むした石畳
帰りのバス車中は居眠り三昧でした
今日も素敵なウオーキング日和となりました
感謝です
古座街道ウオーク、二日目です
新宮市のビジネスホテルを7:00 出発して
道の駅一枚岩で休憩 8:30
河原には沢山のカヌーが並んでいました
今日はカヌー教室が開かれるんでしょうね、皆さんライフジャケット着けて降りて行かれました
昨日のウネウネ道を戻り今日の歩きのスタート地点までやってきました
9:15 今日はまずまずのお天気になり気持ち良い歩きが出来そうです
矢五郎坂はあっという間に登ってきてしまいました(^^)
以下は古座街道のおはなし絵地図(生駒和歌子さん制作)解説より
昔、源氏に敗れた平家の武士が田鶴平に隠れ住んでいましたが追手の源氏軍に見つかってしまいました。しかし深い山に守られた田鶴平を源氏軍が攻め落とすには平家の勇者、矢五郎が守る坂を通らなければなりません。彼は敵の矢をかわしたり手でつかんだり勇敢に戦いました。攻め込めない源氏軍は案を練り二重矢を作り射てとうとう矢五郎を倒し、彼はそのまま坂を転げ落ちてしまいました。その事からこの坂を「矢五郎坂」と呼ぶようになったんだって
これより田鶴横手という道を歩いて行きます
前方に見える山の中腹を縫って歩きます、ずうっと平行に道が続くので横手だって
分岐を右下へ行けば立矢平という集落、今はもう住む人はいないようです
時折おじいさんがバイクで畑仕事に通ってるらしいです
水源のお大師様
この辺りの集落の水源地になっていて枯れないように祀られているとか
横手という道が良く判る平らな山腹の道が続くカーブは立派な石垣で作られています
三体仏様もお出でです
道が分岐しています、左へ行くと将軍川?
あの清水次郎長の養子の天田 愚庵が熊野三山へ父母の巡礼を終えての帰路
道を間違えて行ったんですって
愚庵さんは結局、古座街道をまともに帰れず途中から日置川を舟で下って大辺路を帰ったらしい
植林が伐採されて明るい場所に出ました
ここまでの田鶴横手の道は昔の古座街道を恰幅して林道として利用していたため歩きやすい広い道でした
これよりいよいよ本来の古道となり道も狭くなります
大きな一枚岩に役行者様が前鬼と後鬼を従えておられました
語り部さんは新宮の山彦の会にも所属されており
ここで靡きの勤行をしてくださいました
久しぶりに般若心経を一緒に唱えましたよ
5/23(土)には玉置神社から行仙小屋まで峰入りの修験者さん達の補佐で
峠までの送迎や食料の運搬をされるそうです
やがて道が下りになると苔むした石畳になり古道の面影そのままです
綺麗なナメ滝も現れました
福井谷集落跡地へと下ってきました
昭和40年代まで人が住んでいたそうです
屋敷跡の坂道
小川に差し掛かると左に道が続いています
こちらへ行くと柚ノ木谷温泉(冷泉)とのことです
なんでもあの探偵ナイトスクープの取材に語り部さんは同行されたそうです
温泉というので着替えやらタオルを用意して行ったら木の葉が溜まり
温泉が溜まるまで相当な時間がかかるとのことで中止したんですって(笑)
温泉地蔵と呼ばれる石像もあるようです
この橋は人数制限した方がよさそう
橋渡ると右手の沢がちょっとした渓谷美t
やがて林道に突き当たり左に進みます
昨日流れに沿って歩いた佐本川が間もなく古座川本流に合流する辺り
ジオパークが広がり素晴らしい渓谷が続きます
時に道端の木苺を頬張り
笑い声も聞こえてきました
道の左上の崖には沢山の石仏が祀られています
小さな集落に着きました
さんごのお土産物を作ってらっしゃるお家
ちょっと寄り道
風鈴お買い上げのお客さんが数名
12:05 お昼の美女湯(みめゆ)温泉に到着
昨日、夕食に立ち寄ったボタン荘さんが管理されており隔日の営業のようです
今日も午後からの営業のようでまだ清掃中でした
一つしかないトイレを順番にお借りして畳の小さな休憩所をお借りして
お弁当をいただきます
ぎっしりと詰め込まれた具だくさん弁当
ご飯はおかずの下に埋もれた菜飯でした
とても美味しかったけどサワガニの塩焼きは固かった(^^;
お昼が済んで午後からの歩き
陽射しがきつくなって暑いです
古座川本流を渡って松の前の庚申堂に立ち寄ります
みざる、いわざる、きかざる
集落を抜けて行きます
すると道は国道371号線に出ました
ここは昨日も今朝もバスで走った道です
沿道には和歌山に北海道大学の研究林があるんですね
国道のカーブに徳本上人の名号碑とお地蔵さん
徳本上人は日高郡の生まれの行者さんで全国に念仏を広めた方でしたっけ
大川の渡し場跡
昔はここに渡し場があり古座街道は現在の国道より川べりを通っていたそうです
大河原地区の山手には鉱山がありトロッコも敷設されていたようですが
戦時下の鉄類供出で消えたとか
和深への分岐
三尾川とあなたは読めますか?
古座川上流は素晴らしい景観が続くそうです、一度訪ねてみたいですね~
はい今日もお疲れ様でした
13:45 も歩きはラストです
古座川町蔵土(くろず)の多目的広場にゴール
次回最終回はここからスタートとなります
予定よりも1時間も早くゴールして道の駅一枚岩で三度休憩
暑かったのでシャーベットをはりこんでバスに揺られて帰ることにします
今日の歩きの一番のハイライトはなんてったってあの廃村への下り坂
苔むした石畳
帰りのバス車中は居眠り三昧でした
今日も素敵なウオーキング日和となりました
感謝です
サワガニの塩焼きって、あの赤いサワガニですか?
もし、そうだったら、一度唐揚げにしてみようかな。
信仰の道ですね。ポチ
敬虔に生きていたつましい日本人のルーツです。
歩くには素敵なところですね!
北海道に歩くための70㎞の1本道があり、全国からウオーカーが
訪れているとNHKで紹介していましたが、山の中をひたすら歩くのも
良いですね!
ところでクマはいるのでしょうか?
前鬼、後鬼を従えた、役行者がいいですね。
2日目は雨にも降られず良かったですね、
キイジョロホトトギスが咲く頃に一枚岩の道の駅に
行ってみたいですねぇ~
地元といってもワタシなんかたったの18年間、それも殆ど井の中の蛙でした、興味もなければ知ることもなかった熊野に今どっぷり嵌っています、そんなもんでしょう
サワガ二の素揚げ、美味しいですよ是非、残酷ですけど~~(笑!)
古座街道は商人の道と言われていますがやはり遠い昔から歩かれていた熊野三山への信仰の道のようですね
キイジョウロウホトトギスでしたね、
ごめんなさい!