2012.06.29(金)
いよいよ今回の区切り打ちの最終日
6:00 朝食を頂き6:30 出発
同宿の男性は其々、電車と歩きで出発された
遅れてワタシも歩きの男性の後を追うが途中で見失う
あの山の向こうに石鎚山かな?
とず~っと右ばかり見ながら歩いてる先に男性を発見
やはり同年代だが早い
しかし今日は暑くなりそうだなぁ~
と思っている間にまた見失う
あら!なんだかず~~っと国道を歩いてると地図に目をやれば旧道に入るところをまたも見失っていた
ま、どこかで右に入れば並行してる道だからと楢之木のバス停を確認して軌道修正
やっぱり国道より歩きやすい、住宅街だけれどすれ違う車がないので安心だし静かだ
大きな鳥居が見えて石鎚神社
通りから拍手一礼して過ぎる
山裾に道が向かうと64番前神寺に到着 7:10
山門は直ぐに霊園の敷地になっていてなんだか威厳がないなぁ~
小さな太鼓橋を渡り手水して先ず目にするのが大師堂
先に本堂へお参りに向かいます
本堂は流石に石鎚山を背景にして堂々としています
歩きの男性が丁度お参りを済ませたところでした
声をかける間もなく先に行かれました
納経所で御朱印を戴いて
丁度、納め札がなくなったので白色を一束購入
この先、今日は参拝寺がないのでリュックに全て詰め込んで暫し休憩
九州訛りのお坊さんに
気をつけてお参りを~
と送られ歩き出す
次の休憩予定は4キロ余り先の杖丈公園だな 7:50
日が射して暑くなりだした
もう誰も前を歩いてないや
ふぅ~、今日はもうず~~~っとアスファルト道だなぁ~
加茂川にかかる歩行者専用の橋
ところどころに「バチは大切に」と書かれた缶が備えてある
何か仕掛けがあってバチでたたいたら音楽が奏でられるのだろうか?
石鎚山を源流にして流れ下る加茂川を右に見ながら杖丈公園にやってきた 8:35
地元では桜の名所として知られているようだ
お山は雲がかかってる
桜の葉が繁り今の季節は別段見るべきところもないようだしスルー
途中で道が消えたかに見えストレッチ中の若いお姉さん二人に遍路道を尋ねるが要を得ない
少し歩いて茂みのようなところに遍路道標示の立て札を発見
遍路道保存協会さん、ありがとうございます
ここという時の一番の頼りです
ほんの少しの地道の遍路道を抜けると田んぼ道を歩きます
遍路道を歩いているので国道沿いのコンビニへは回り道になります
我慢、我慢、しかし~暑い!
持っていたペットボトル2本はもう既に空っぽ
田んぼ道には自販機一つありません
歩くこと1時間、やっとありました
シャキーンと冷えた伊予缶ジュースを買って飲み干し
もう一本冷え冷えのビタミンウオーターを買い
おでこやら首やら冷やしながら手に持って歩きます
直ぐに温くなってリュックの脇ポケットにしまいます
遍路道が国道に合流してもう少しでコンビニというところで足が休めと言い出し
道路脇で暫く休憩
恥も外聞もありません
靴下を脱いで歩道の段差に腰を降ろします
行動食を口にして水分補給
10分休みましたので先へ行くとしましょう
やっとコンビニに到着
先ずは綺麗なトイレをお借りします
汗でビショビショですのでタオルを濡らして体を拭きます
外でドンドンと戸を叩いています
使用中の鍵がかかっているのにしつこいです
手早く身づくろいして出て店内でクーリッシュの凍ったのを2本購入
店を出ると
昨日の横峰寺からの下山途中で追い越し吉祥寺の前で会った若者も店内から出てきました
笑顔で会釈して先に行きました
昨日の下りの時とは別人のような速さでずんずん歩いて行ってしまいました
また一人でテクテクと歩きます
西条市から新居浜市へと入り国道から旧街道へと遍路道を行きます
もう疲れた~~と時間を見ると 10:55
萩生というところに来て素敵なお休みどころを見つけました
ご好意で自宅の隣にお接待所を設けてくださっていました
少しゆっくり休憩させて頂きましょう
飾られた写真やノートを見て過ごします
あの、元首相の写真もありました
汗が引くまでのんびり休ませて頂き
お礼のメッセージを認めてまた歩きましょう
時間は11:10
もう少し歩いて区切りのところで今回の遍路歩きは打ち止めにしましょう
宿を出て5時間余り 22キロほどの地点で終了!!
国道に出て適当なところでとてくてく新居浜市内へと向かいます
11:30
東城の交差点で日よけのあるバス停を見つけ座り込みます
別子銅山跡のマイントピア行きのバス停でした
3年前に観光で行きました、懐かしいなぁなんて言いながら一息ついて
従姉さんに電話を入れます
そうです
今日は1月に亡くなった伯母さんの仏前にお参りすることにしました
暫く待って従姉さんのご主人の運転の車が迎えにきました
お昼時ですので先ずはこの世に生きているもののお腹を満たしてからということで
お昼を皆で済ませて従姉さんの自宅へと向かいます
生前の伯母さんらしい遺影が飾られていました
笑顔一杯のお気に入りの帽子を被り右手を挙げた姿は
それではお先に~
と言ってるようでした
母が元気なうちに一度会わせておきたかったが叶わなかったことだけが悔やまれました
従姉さん宅で夕食をご馳走になり
西条にある「ひうちの湯」でさっぱりとしてJR新居浜駅まで送ってもらったのは23:00
今回もいろんな厚情にほろりとしたいい思い出の歩きとなりました
四国のありがたさを胸にぐっすりと夜行バスでの帰阪となりました
さて、、、、、、、、、梅雨があければ日照りの中の歩き、、、、、、どう致しましょう