福山むつみ俳句会325号 令和2年4月20日(月)
定例句会 新型コロナ襲来のため中止 *投句会結果 (各自:選)
時疫(ときのえ)はいつ消えにしか薄氷 時疫=はやり病 横山ノブコ
苗障子(なえしょうじ)曇らせて今夢の中 苗障子=苗床 藤原 泰江
海面のすれすれを飛ぶ春鷗 藤井富志子
沈丁花(ちんちょうげ)散りつつ今も香を残し 林 久晴
ふるさとの山は咲き満つ花の雨 浜谷 義和
鶯の鳴き声やっとホーホケキョ 田中 加夫
会う人のマスクの白き夕べかな 作田 嘉弘
春うらら心の内にも花開く 倉田 里子
静寂のままの桜並木をコロナ風 岡部 泰行
道端に白い固まり忘れ雪 大平 康子
銀輪のタイヤに春の空気入れ 多木 伸一
福山むつみ俳句会 325号 | |
令和2年(2020年)4月発行 | |
PC編集 浜谷義和 |
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