~今月の特選句~
緑陰に一際白し山法師・・・千波
俳句・川柳などの短詩型文芸の同好会「花衣会」では、毎月各自3句の作品を
会報に掲載し発行しています。
その発行数は、今月で87号になりました。
また、昨年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。
今回は、その内容を報告します。
第12回 「花衣会」句会開催!!
と き 令和1年 6月27日(木) 午後2時から
ところ 広島市基町 NTT基町ビル7階 会議室
出句数 各自3句
リーダー 立川 良臣
講 師 岡部 泰行
出句3句の中から、1句ずつ選句した作品を掲載します。
万緑と風の会話に入る僕・・・岡部 泰行
青嵐早期発見告げし友・・・沖本 恵子
夕霞群れ飛ぶ鳥や絣柄・・・勝島 千波
楠若葉覆い被さる原爆碑・・・立川 良臣
のちの世の浄土遥けし夏遍路・・・土居 旭
内海の磯の香りと潮干狩・・・中山 洋爾
幼な子のヨチヨチ歩きや初つばめ・・・長岡 和子
夏浅し秀峰望む露天風呂・・・浜本 文雄
茜なる小諸の空に草の笛・・・林 世紀雄
今回も力作ありがとうございました。
勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではないでしょうか。
次回は、8月23日(金)午後2時からです。
投句は、3句を8月15日頃迄に土居までお願いします。
次回もよろしくお願い致します。
~じゆうな広場~
「合唱と出会ってから」
濱本 文雄
合唱をするきっかけは、リタイア後夜勤の仕事をすることになり、
習っていた中国語の講座を受講出来なくなり、次の講座を探して、たま
たま覗いたことから始まる。
親切な人が楽譜まで持って来て、ここが空いてますと招いてくれるでは
ないか! 次週の会合では入団を決めていた。 その人とは八年経った
今も懇意にしている。
廿日市市は、合唱で市を明るく健全にしようとの方針から、多数のサーク
ルが年一回の市合唱祭に参加している。 市の歌は、森田光一が作曲した
「緑が空を包む日」という廿日市賛歌である。
私の所属する混声合唱団「さくら」は、男15名女30名総勢45名で、年4回
位の発表を通じて合唱の素晴らしさを発信している。
合唱の楽しさは、ピアノの伴奏に合わせて各パートが別々の旋律を歌い、
全体としてのハーモニーの美しさを味わうことである。
美しい発声は、姿勢、響き、発音が大切であるとし、学問としての声楽科
がある位奥の深いものであるが、しかし誰もが持っている声帯を使い、歌を
唄うのである。 リズムと音階を掴めば歌えます。 あとは指導者の曲への
想い、解釈を具現化するよう練習する。 ちょっとオーケストラに似たとこ
ろがある。
音楽以外にも花見や紅葉狩りを行い、団員の親睦を図りいろんな人と交流
している。 合唱はボケ防止にもいいと言われる。
皆さんも一度近くの合唱団を覗いてみませんか。 素敵なハーモニーに
とりつかれるかもしれませんよ!。
*このコーナーは、花衣会会員の自由な想い、意見、感想などを
綴ったコラムです。
遠慮なく投稿願います。 お待ちしております。(土居記)
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