へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

ある「面白い?」話

2009年01月30日 04時09分36秒 | Weblog
近所のあるお年寄りが「景気をよくするために、お金を沢山印刷してみんなに配ればいいのに」と言っていたのだが、チョット見には「非常に良いアイデア」のように見えるのだが、現実の話としてそのようなことが出来るのであろうか?。
やろうと思えば出来ないこともないのだが、そんな事をすれば「日本の国際的信用がなくなる」と言う結果を招くだけであり、とても出来る相談ではない。
その人は「何時支給されるかもわからない定額給付金」を当てにして買い物をしてしまい、「早く支給してくれ!」と言っているのであるが、この人が言っている「お金」とは「日本銀行券」のことで、厳しい管理の下で発行され、「日本国内でのみ通用(一部旅行者などが国外に持ち出すことは可能ではあるが、金額に制限がある)する」と言うことは意外に知らない人が多いようである。
戦後しばらくの間は、今のドルような「国際通貨」と言うものがなく、貿易などでは「金本位制」と言う制度で決済をしていたのであるが、「金本位制」とは、「金は偽造も乱造も出来ず、世界中で通用する」と言う特性を利用したもので、当時はドルといえども国際的な信用はなかったのであるが、徐々に信用力が上がり「国際通貨」になったのであるが、それは「厳しい管理をした結果」だと言うことではないだろうか?。
コメント
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