へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

馬に水を飲ませる方法

2016年04月05日 23時25分27秒 | 毒舌(皮肉)
古来より「馬を水辺に連れて行く事は出来るが、水を飲ませることは出来ない」と言われているように、馬に無理やり水を飲ませる方法はない。

無理に飲ませることは出来たとしても、その後は馬が暴れて大変なことになるだろう。


これは人間にも当てはまるだろう。



夏の暑い日に喉が渇いていれば飲むだろうが、喉の渇きが収まればそれ以上は飲まない。




冬の寒い時などは、冷たい水など飲みたいとも思わない。

温かい飲み物であれば飲むことはあっても、それも程度問題である。



前置きが長くなったが、これからが本題である。


安倍総理と日銀の黒田総裁が結託をして、何とか景気を回復させようと躍起になって色々な手立てを講じているのだが・・・・。




そのやり方は、ただ単に「馬(国民)を水辺(消費)に追い込もう」としているだけである。


だが・・・・。



どのような手段を講じたとしても、「物余り」の時代である。


高度成長期のように「どうしても買いたい」と思うものが無い以上、いくら金融を緩和しても無駄なのである。




それを顕著に現しているのが、今回日銀が表明した「1万円札の大量増刷」であろう。


1万円札以外は殆んど増刷しないという。



これは「たんす預金」が増えたことを意味する。

銀行に預けても殆んど利息がつかない。


それどころか・・・・。




「マイナス金利」になる可能性も否定できないのである。


「銀行に預けたらお金が減る」


庶民のお金にまでマイナス金利が適用されることはないだろうが、「絶対に無い」とは言い切れないだろう。




毛利元就の「三本の矢」の意味を取り違えて、一の矢、二の矢、三の矢と立て続けに矢を放ってみたが・・・・。


一向に戦果は上がらない。



安倍総理や黒田総裁がやろうとしていることは・・・・。


「柵を作って無理やり馬を水辺に追い込んでいるだけ」に過ぎない。






今日私はボーリングに行って来た。

その帰り、久しぶりにホームセンターに行って見た。


駐車場はガラガラである。

当然だが、店内は閑古鳥が鳴いている。


何か掘り出し物でもないかと探して見るが、めぼしいものは何も無い。


以前であれば、今の時期はにぎわっていた「園芸コーナー」も、品数が少なく、お客も殆んどいない。

ザット一回り見て回ったが、結局は何も買う物がない。




最近はこんなことばかりなのです。
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