昼寝はたっぷりの予定だったが、ベビーサークル・布団・敷物等の後片付けをしていたら5時を回っていた。
前回は山田風太郎の人間臨終図鑑を紹介したので、あとがきや帯にその衣鉢(イハツ)を継ぐとは書いてあるが、こちらの方は生臭い。死んだら何を言われても反論できないからなぁという印象が残る。
PS 有名な民謡歌手が亡くなった。子供がいなかったので、親しくしていた人が葬儀を仕切る事になった。こりゃ大変だ、世話になった人は日本中に沢山いるから2000人イヤ・・・5000人以上の人がやってくる。会場やら香典返しをどうしたらいいんだろうと心配をして葬儀社の人の相談したら「そんな心配は無用です!せいぜい200人でしょう。」そんな馬鹿なな!と叱咤した。当日、お参りに来た人は200人以下だった。葬儀屋は餅屋は餅屋で場数を踏んでいる事だけはある。絶対に来なくちゃいけない人も来なかったりして死んだらお終いだと、つくづく人の世は「生きていてなんぼだ」という話を聞いた。