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会話の主体

2023-09-11 | 日本語文法論議23




日本語文法議論23911     
         古文を学習すると主語の省略と言っていい文法の上での言葉づかいであることが多いのを知る。これは学習すればわかることなのか、日本語はそういうものだと自然に思っているから、誰もがそういうものだと知ることになるはずであるが、なんとそうはならなようである。

いまでもそういう解説が学習の上でおこなわれているから、とくに受験勉強の説明というものでもないのだが、主語と、目的語の省略とか、古典語に親しめば当たり前のようなことかと思っていたら、そこに、日本語に主語がないとか、主語を認めないとかいうような議論があるとなにをもってそういうのかといぶかしむことになる。こういっている自分がおかしいのかと思ってしまうほどである。

日本語にとっての主語についての議論は、そもそもは、といいだしたくなる話である。日本語の主語を議論する人にある文法は英語の主語という文法の議論であるから、それで、あるとか、ないとか、学習用の問題となるのだろう、主語の見つけ方とか、テクニックがあるという説明も、日本語がどんな言語であるかを教えている。いわく、場面をとらえよう、登場人物には誰と誰が、その言葉遣いに敬語があるか、など。会話における主体探しとなる。

なぜこうなってしまったか。見る言葉、聞く言葉で考えればよいのである。見えないこと聞かないことであれこれと組み立てるととんでもないことになる。実証ということがあるからそれで考えれば済む。演繹をするにしても演繹による仮説理論、帰納となるか、帰納による実証としての仮説か、国語研究は共時論とは見られずに、現代語研究が通時論から切り離されて、日本語研究はカシラを挿げ替えてしまった。共時研究と通時研究がクロスしないというセオリーがどこか、取り違えられてしまっている。


     

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外国人から見た「日本と韓国の違い」両方住んだ結果…断然〇〇の方が良い⁉︎
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