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聴こえるかな

2018-12-02 | 木瓜日記

暈けのボケである所以は木瓜日記につぶさに惚けたことを呆けることにある。

いつのころからか、聴力が衰えて、と言ってもやはり、大病をしてからのこと、それは健康診断においては聴力数値に異常があるものではなく、加齢とともにあらわれたことで、耳鼻科を自らたずねてみても特段の検査にも治療にもならなかった。健康だったのである。

しかし、いまそれがどうだったか、悪くなったのが分かる。早い時期の記憶でいえば、教室の防音設備の悪さに音の反響に耐えられなくなったことがあった。それはまた、会議の声量が届かず、ワンワンとする物言いに、何を言っているかを耳をそばだてて聞いていて、やはりその言わんとする内容がつまらなくて、先読みをした聞き取りになってしまったことがあった。

つまり、何をかいわんや、言わんか、いわなくてもわかってしまうことになって、耳がきこうとしなくなる。言ってみれば、テレビドラマもセリフを聞かなくてもうよくなってしまうたぐいであるから、これはいけない、大変だぞとばかり、日常には何ら差支えがないところで、耳の聴力範囲というのを、通院して検査し、点滴で調整をするようなことが半年あったが、どうにも改善しなかった。

それで、あきらめて、ある高さと、ある低さが、耳に反応しないとわかったのであって、モスキート音はもとより、若い声にも、とくに悪い音環境、飲み会でわいがやとする反響の中での発言には聞き取りに苦労をしていた。それをふつうにみれば、会話していて、なんにもわるくないのである。そのままに、実は、これは悪いと感じる状況がることに気づいた。体調の変化と、聞いている精神に何かしらサインがある。

長いこと副作用を起こす薬を使ってきて、いまそれをやめて、回復した状況と見るが、その薬は8年近く、2011年5月から2018年8月まで、その作用は怖いほどの効き目であったから、副作用がなかったと考えるのがおかしく、影響したはずである。それが、あるか、ないか、素人判断ではわからないことだが、健康の回復と失ったものとなる、8年間の治療はそのままに、ボケとなるのだろう。

風邪をひいて熱症状で耳がボワンとなることがある。洗髪であやまって耳に洗い流すシャンプーをしみこませてしまうことがある。気圧の変動で飛行機など着陸時などミミはキンキンとなることがある。そのような現象のいずれをもすぐに直すものであるが、その軽い程度のことがふつうの生活の中で起こってしまう。誰にもおこることで、鼻嚙みをすれば治ってしまうようなこと、それが言ってみれば、体調で起こることがわかってきた。誰もが普通に、このころ、加齢相応にあることである。

聴こえないのではない、聞き取らない、キャッチしない、聞こうとしない、と、なると、同じことで聞こえないとなってしまうが、聞いていないふりをするわけでもない。もう少し聞こえるように言ってくれればいいという程度なのであるが。そこにさまざま重なれば、声のやり取りをしないままに、フン、とか、ハイ、とか、相づちのないままに、何を言いたいのかとか、何を言っているのか、なんなのかとか、そういう聞き取りをしているので、これはよろしくないことである。



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