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日本語文法の説19 形容詞文の叙述

2019-06-29 | 日本語文法

晴れて 青い空 夕焼けで 赤い空 と、空の様子を形容する。表現を叙述にしてみると、 空が青い 空が赤い というのを、そのまま描写文にするか、空が青かったことから、夕焼けによる 空が赤くなった という現象をとらえて、澄み渡った空の形容を時間変化とともに描写叙述すると、形容詞述語文は形容詞の活用変化で動詞の語尾を持つようになる。あおい あおくあった あおかった あかい あかくある あかかった  その変化の様子に、あかくなる あかくなった という表現内容に伴う形容詞の述語による叙述である。形容詞の活用に整理する、く 語尾の変化形に、アル という動詞が音変化とともに現れてくる。また、く のままに、副詞用法となって動詞に連なる。形容詞文の叙述は動詞の文法性を得て、語性は動詞相当であるから、形容詞の言いきりによる文末を持つ文と、形容詞が動詞化して変形する文末の用法を区別することができる。形容詞の活用変化は形容動詞であるということ捉え方になって、イ形容詞、ナ形容詞のそれぞれは、解釈すると、文末の述語用法では形容動詞文であるということができる。形容動詞はそれだけで国語の品詞名にあるから紛らわしいので用いない、また動詞にはそのまま叙述動詞を立てて分類することで、その述語文にある用法を、叙述動詞Ⅰ型の動詞文、叙述形容詞Ⅱ型の動詞文をとるとわけるとわかりよい。


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