五月晴れ、さつきばれ、と、読むと、ごがつばれ、と、読むときと、意味に違いがあるそうである。
皐月は陰暦の呼称だから、ちょうど、梅雨の時期になるということから、その晴れ間をさして意味する。
それを誤用としての用い方に、新暦の五月に使って、梅雨期でない、さわやかな晴れをさして言うようである。
皐月晴れと、五月晴れと、その表記であれば読みわけができる。陰暦の気候と、新暦の気候とが重なった風情になる。
国語辞典の説明と百科事典の説明とを読んでみると、ブリタニカの記述に、説明解釈があるのは、わかりよいし、世界大百科のように、そのものの記述となっているのも、そうだろうと思わせて、5月の晴れわたる様子と、6月の晴れ間とで、どちらの語感が生きるかを考えさせられる。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
五月晴れ
さつきばれ
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれたが,近年は,一般に新暦 5月の晴天をいう。
五月晴 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/五月晴
>五月晴(さつきばれ、ごがつばれ、五月晴れとも表記)とは、6月(陰暦の5月)の梅雨時に見られる晴れ間のこと。「 さつきばれ」と読む場合はこの意味となる。 ただし誤用で、新暦の5月の晴れという意味にも用いられ、そちらの意味で国語辞典に掲載されることがある。 「ごがつばれ」と読む場合は、新暦5月の晴れの日を指す。
>「ごがつばれ」と読む場合は、新暦5月の晴れの日を指す。5月半ばごろに大陸から流れてきた高気圧によって、晴天が続く。
「五月晴れ」の使い方は? - NHKオンライン
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/097.html
2002/04/01 - 旧暦5月(今の6月)が梅雨のころにあたるところから、もともと「五月晴れ」は「梅雨の晴れ間」「梅雨の合間の晴天」を指 ... ただ、俳句の季語としては、もとの意味で使われることが多く、「陽暦五月の快晴を五月晴と言うのは、誤用」と明記して ...
>ところで、5月の初夏・新緑の候に放送でもよく使われる用語に「さわやか」があります。「さわやか」は秋の季語で、初夏に「さわやかな天気」などと表現すると抵抗感を持つ人がいます。私も札幌勤務時代に、5月の風薫る快晴の日に「カラリさわやか北海道!きょうの札幌は、このことばどおりのさわやかな五月晴れです」と『列島リレーニュース』で伝えたところ、「その表現は二重に間違っている」と視聴者から指摘されたことがあります。「さわやか」は、一般には季節に関係なく使われていますが、このところ初夏に限らず全体に多用・乱用気味です。「さわやか」だけでなく「すがすがしい」「気持ちのよい」「心地よい」「胸がすくような」など、もっと多様で豊かな表現を心がけたいものです。
皐月は陰暦の呼称だから、ちょうど、梅雨の時期になるということから、その晴れ間をさして意味する。
それを誤用としての用い方に、新暦の五月に使って、梅雨期でない、さわやかな晴れをさして言うようである。
皐月晴れと、五月晴れと、その表記であれば読みわけができる。陰暦の気候と、新暦の気候とが重なった風情になる。
国語辞典の説明と百科事典の説明とを読んでみると、ブリタニカの記述に、説明解釈があるのは、わかりよいし、世界大百科のように、そのものの記述となっているのも、そうだろうと思わせて、5月の晴れわたる様子と、6月の晴れ間とで、どちらの語感が生きるかを考えさせられる。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
五月晴れ
さつきばれ
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれたが,近年は,一般に新暦 5月の晴天をいう。
五月晴 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/五月晴
>五月晴(さつきばれ、ごがつばれ、五月晴れとも表記)とは、6月(陰暦の5月)の梅雨時に見られる晴れ間のこと。「 さつきばれ」と読む場合はこの意味となる。 ただし誤用で、新暦の5月の晴れという意味にも用いられ、そちらの意味で国語辞典に掲載されることがある。 「ごがつばれ」と読む場合は、新暦5月の晴れの日を指す。
>「ごがつばれ」と読む場合は、新暦5月の晴れの日を指す。5月半ばごろに大陸から流れてきた高気圧によって、晴天が続く。
「五月晴れ」の使い方は? - NHKオンライン
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/097.html
2002/04/01 - 旧暦5月(今の6月)が梅雨のころにあたるところから、もともと「五月晴れ」は「梅雨の晴れ間」「梅雨の合間の晴天」を指 ... ただ、俳句の季語としては、もとの意味で使われることが多く、「陽暦五月の快晴を五月晴と言うのは、誤用」と明記して ...
>ところで、5月の初夏・新緑の候に放送でもよく使われる用語に「さわやか」があります。「さわやか」は秋の季語で、初夏に「さわやかな天気」などと表現すると抵抗感を持つ人がいます。私も札幌勤務時代に、5月の風薫る快晴の日に「カラリさわやか北海道!きょうの札幌は、このことばどおりのさわやかな五月晴れです」と『列島リレーニュース』で伝えたところ、「その表現は二重に間違っている」と視聴者から指摘されたことがあります。「さわやか」は、一般には季節に関係なく使われていますが、このところ初夏に限らず全体に多用・乱用気味です。「さわやか」だけでなく「すがすがしい」「気持ちのよい」「心地よい」「胸がすくような」など、もっと多様で豊かな表現を心がけたいものです。