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日本語文章文法論 映画教室

2014-09-10 | 日本語文法文章論
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、映画教室、子供の成長映る とあり、副題に、自主性・想像力引き出し10年、大人は制作を見守り とある。日本経済新聞の文化面、20140910付けである。執筆者は土肥悦子氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。

冒頭の文は、次である。

> 小学生が映画の仕組みを学び、名画を鑑賞し、一流の監督と一緒に映画を作る

末尾の文は、つぎである。

>次は公立小学校でもやってみたいと夢は広がっている。

書き出しの文段は、次のようである。

>小学生が映画の仕組みを学び、名画を鑑賞し、一流の監督と一緒に映画を作る。2004年に生まれた「こども映画教室」が10歳になった

末尾の文段は、次のようである。

>金沢以外でも開いてほしいという声があり、マンパワーがそろった昨年初めて横浜で開催した。今年は川崎、相馬、弘前、横浜などで開き、秋以降は新宿、世田谷で開く。次は公立小学校でもやってみたいと夢は広がっている。

段落は見出しのもとに、次のようである。

>自分で作る自覚促す
 金沢のミニシアター、シネモンドの代表も務める私は、映画館として地域に根差した活動を模索していた。そのときに思い出したのが、かつて勤めた東京の劇場で公開したチリ映画「100人の子供たちが列車を待っている」だった。

>常識を破る姿に感服
 また、映画の常識を破ってくれることもある。例えば「省略」。算数のテストで0点を取った子が次には100点を取るシーンで、本当にその場で最初は0点、そして100点となるよう一年生が最初から最後まで計算をする。「やばいやばい」というかすかな呟(つぶや)きが聞こえ、じんわりと汗をかいた手に答案用紙がはりつく。素晴らしくリアルなシーンとなった。


>金沢以外でも続々開催
 3日間のワークショップは大人も必死だ。その真剣さを子供は肌で感じる。金沢で助言をいただいた元小学校教諭の金森俊朗先生はこう言った。「この教室は子供たちと“映画にぞっこんな大人”を出会わせている。そこにすでに大きな意味がある」












春秋
2014/9/10付日本経済新聞 

 48時間一度も「あのころは」って言わなかったら、好きな店でディナーをおごってもいいよ――。選手にそうクギを刺されたという話を、テニスコーチのブラッド・ギルバート氏が書いている。現役としても一流だった彼は、思い出を口にせずにはいられなかったのだ。

 テニスのトッププロは個別に専属コーチを雇っている。だからコーチにおごったりもするのだが、先輩風に鼻白みながらも勝つためには経験も教わりたい。そんな選手の心情にこたえるコーチも容易ではない。その仕事には世界の頂点に立ったことのあるかつての名選手がつく、というのがいまのテニス界の流れだという。

 全米オープンの決勝を戦った錦織圭選手のコーチも、四大大会の1つの全仏オープンを25年前、17歳で制したマイケル・チャン氏である。その大会では、素人のような緩いサーブを打ったり常識外れの位置で構えたりして格上の相手を挑発し、「そうまでして勝ちたいのか」と騒がれたことも古いファンならご記憶だろう。

錦織選手は頂点には一歩届かなかったが、勝つための方策をたたき込まれたこと、コーチを信頼していることは映像からも伝わってきた。ギルバート氏は反省し、ホテルのドアの内側に「『あのころは』と言わないこと!」と紙を貼ったそうだ。チャン氏は「あのころは」を連発したりしまい、とこれは勝手な想像である。

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