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動詞の活用形

2017-08-13 | 日本語の謎、なぞ

国文法の動詞活用を学習して文法範疇にする説明を受ける。品詞分類に限らず、その説明には中等文法としてわかりよいものであったから、それを理解すればその説明を受けたかどうかの結果になることが、なぜか問題とされるわからなくなる。未然形の意味は動詞の語形の終止形に対する変形での意味であるから、その意味内容を確定する語形としては命名を代表するものとして打消しが選ばれている。もちろん打消し形を以て語が付属語を伴って意味を実現するのであるから、同様に、受け身にも使役にもならないままの語形でもある。そのことをすべて統一的に説明するかどうかであるが、明らかに動詞意味の実現が未然のままであるから、疑問を挟むとしても、そもそも意味が成立する前の未然である。未然形と已然形が同様に理解される。その説明がなくて、むやみの活用形の記憶をもって語の運用を図るとしても、その後が動詞として成立して意味内容を伴ってくれば、語形変化の意味として活用形の名称はおのずと合点されるはずであるから、その活用形を名称として決めてきたことは変化した形をそのままに認めるという分類が施されてきわめてすぐれたことであった。連用、連体は形態をもって語形接続に現れ、また終止、命令は文機能に現れると、ごく普通に受け止めることができる。普通にというのは中等文法で理解可能なことだということである。5音に配列して活用表を便宜決めたのも、言ってみれば、語形の意味、語形態の接続、語の文機能と、順をもって並ぶことがなかっただけであるから、その分類を捉えてみるなら、わかりよいことである。





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