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かけこー

2013-10-02 | 日本語百科
鶏鳴三声、カケコー、カケコー、カケコー、という声につづいて勅使が、出御しゅつぎょ と、遷御が始まる。

この鳴き声は神話に由来する。内宮の、カケコー に、外宮では、カケロー と言うそうだ。
そのあと、扇で3回扇ぐ、それも上下の方向が違うようだが、儀式と言うものは厳かだ。

20年前にあった、40年前にあった、となると、わたしの生きてきたうちに3回、あったことになるが、そのそれぞれがこれほどのニュースではなかったような。
どこから出てきたかと思われるような言葉に、

 川原大祓おおはらい
 辛櫃からひつ
 内宮ないくう
 新正殿しょうでん
 遷御せんぎょ
 浄闇じょうあん
 松明たいまつ
 提灯ちょうちん
 絹垣きんがい
 八咫鏡やたのかがみ
 雨儀廊うぎろう
 黒田清子さやこ臨時祭主
 渡御御列とぎょぎょれつ
 柏手かしわで
 入御じゅぎょ

こうしてみるだけで、儀式が伝わるか。



〈式年遷宮〉 内宮・外宮の両正殿や、14別宮の社殿・門・板垣のほか、鳥居や宇治橋などを造り替える。また、新正殿に納める武具や楽器といった「神宝」、正殿の壁に張り巡らせる帳(とばり)などの「装束」、遷御の儀式に使う品々など計714種1576点も新しくする。新社殿などの造営には約1万2千本のヒノキが必要といい、経費の総額は前回より200億円以上多い、約570億円かかった。天皇陛下の長女・黒田清子さんが臨時祭主を務める



IBM-神宮 神宮なんでもQ&A - ホームタウン・ホームページ
hometown.infocreate.co.jp/kinki/ise/jingu/jgqa.html‎
鶏は神のお使いとされ、遷宮で神様が新殿に移ると きにも「鶏鳴三声(けいめいさんせい)」という行 事があります。「カケコー、カケコー、カケコー」 という声につづいて勅使が「出御(しゅつぎょ)」 の声をかけると、神様が遷られます。重要な役割を 持っている鶏です ...
>唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)という建築 様式をはじめとする古来の技術を次の世代に伝える 意味でも、信仰を受け継いでいくという点でも20年 が適していると考えられています。また、稲の最長貯蔵年限がちょうど20年くらいだからとする説もあります。いずれにしても、それぞれの時代に生きる 人々の人生の節目の20年ごとに、式年遷宮はやってきます。

神鶏(しんけい)は、木の上で眠ると言いますが。鶏は神のお使いとされ、遷宮で神様が新殿に移るときにも「鶏鳴三声(けいめいさんせい)」という行事があります。「カケコー、カケコー、カケコー」という声につづいて勅使が「出御(しゅつぎょ)」の声をかけると、神様が遷られます。重要な役割を持っている鶏ですが、キツネやタヌキに命をねらわれるので、高い木の上で眠る習慣がついてしまいました。

神宮には神鶏(しんけい)と呼ばれる鶏がいます。天の岩戸開きにちなむ神のお使いとされ、古くから大切にされてきました。式年遷宮で神が新殿にうつられるときも、「鶏鳴三声(けいめいさんせい)」という行事があります。「カケコー、カケコー」という声に続いて勅使が「出御(しゅつぎょ)」の声をかけて神はうつられます。神宮の森ではキツネやイタチに命をねらわれるため、神鶏は木の上をねぐらにしています。


伊勢神宮はおもしろい 5. 神さんの鶏
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2008/12/26 - (その頃はカケコー!か)と鳴かせて夜明けを告げると、ウズメノ命が桶の上に乗って、トントントントン、足踏みをしながら踊りはじめた。衣をはだけ胸丸出しで狂喜乱舞する姿に演出者の八百万の神さんたちもやんやの喝采。闇に閉ざされている ...

>太古の昔より、ニワトリは闇を払って暁を告げる鳥として大切にされてきた。太陽の神、天照大神が弟のスサノオノ命の狼藉に心を痛めて岩戸にお隠れになってしまい世の中、真っ暗になったとき、ひと役買ったのがニワトリなのだ。どうしたら太陽神に岩戸からお出ましいただけるか八百万の神さんたちが暗い河原に集まった知恵を絞った。まずは大きく騒いで天照大神の関心を引こうということでまとまり、岩戸に派手な飾りをつけた榊を捧げてお祓いすませると、ニワトリの、それも長~く鳴く長鳴鳥を集めて「コケコッコー!」(その頃はカケコー!か)と鳴かせて夜明けを告げると、ウズメノ命が桶の上に乗って、トントントントン、足踏みをしながら踊りはじめた。衣をはだけ胸丸出しで狂喜乱舞する姿に演出者の八百万の神さんたちもやんやの喝采。闇に閉ざされているというにこの賑わいは何事かと天照大神が岩戸を細く開けて問うてきたところを力持ちの神さんがぐいと開けて、ありがたや陽はまた天上に輝きはじめたのである。 その天照大神を祭神とする神宮さんにニワトリがいるのはけだし当然のこと。

伊勢神宮のニワトリには大きなおつとめがある。二十年に一度行われる神宮最大のおまつり、ご遷宮で「生きみつぎ」として神様に献上されるのだ。

午後八時、神域のすべての明かりが消されて神宮の杜が闇につつまれると、ご遷宮のクライマックスである遷御の儀がはじまる。 神職が天岩戸開きの故事にならって鶏鳴三声、「カケコー、カケコー、カケコー!」と声高らかに鳴いて扇をパタパタパタッと上から下へ三回扇ぐ。天皇の勅使が「出御!」と告げると、ご神体が純白の絹の垣に守られてお出ましになる。ひちりきの音と神楽歌の調べの流れるなか隣の新宮へ。そこで午後十時までまつりが行われてめでたく二十年目のお引越しが完了とする。

ちなみに、外宮さんの儀式での鶏鳴三声は「カケロー、カケロー、カケロー!」と内宮とは微妙に異なり、扇も内宮とは逆に下から上にパタパタと扇ぐと祭神の豊受大神のご神体がお出ましになるというからおもしろい。


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