東京都の感染者数の日報報告が日本全国の感染者数のバロメーターのようである。世界の地域の動向に見ても、これは奇跡である。専門家もメディアも次に流行を予測するが、目前をよく見よ、人々の表情が変わってきている。
ワクチン効果による感染者の減少という現象とみえて、これは菅首相、前総理の置き土産であるとする向きがある。そうだと思う。内閣の仕事にはほかにも、いろいろとあることだろう。短期在任であっただけに、前任者が残した業績ということになると、これはよい意味になる。どう考えてみても政局の中で解散総選挙のいまとなっては、安倍首相の突然の病気退任に、つなぎに役立てられた、それこそ派閥に浮かぶこともなく、あっけない幕引きとなった、不人気とだけ言われてしまった、時の宰相である。
大統領に面会に出かけたときにワクチン買い付けに早々に行ってきたよと、日本の自前のワクチン製造に何かと厚労省行政に抱え込む難題があってのこと、菅さんが漏らしているのは、これだけにとどまらない。その業績は評価されるべきであった。ワクチン接種の全国展開にも厚労省である管轄をスピード感をもって事の対処に向けて総務省に振り向けたそうである。そのワクチン接種の担当大臣にわかりやすい発言と思われている大臣起用で国民はその行政に何ほどかの安心感を持ったようである。
東京で５７人感染、７人死亡
新型コロナウイルス
2021/10/15 18:43
＞ 東京都は１５日、新型コロナウイルスの感染者が新たに５７人報告されたと発表した。直近７日間を平均した１日当たりの新規感染者数は６５・６人に減り、前週比は４５・１％。５０～９０代の男女７人の死亡も確認された。
前日と比べ、入院患者は３４人減の４１３人、うち重症者は１人減の３９人だった。新規感染者のうち、２０代の１６人が最多。経路不明は４０人に上った。直近７日間の平均で示す陽性率は０・８％。累計は感染者が３７万７０９３人、死者が３０７６人となった。
都内の新規感染者数は今夏のピーク時から大幅に減少しており、入院患者数や自宅療養者数も改善に向かっている。
新型コロナウイルスによる「新しい生活様式」とは？
＞まず、
１．身体的距離の確保（できるだけ2ｍ）、
２． マスクの着用、
３． 手洗い、の３つを、一人ひとりの方の基本的な感染防止策としています。
また、日常生活では、上記に加えて、
「３密」の回避や、
換気、
まめな体温・健康チェックが効果的です。
（換気については、２方向の窓を開け、数分程度の換気を１時間に２回程度行うことが有効です。体温・健康チェックは、毎朝行うなど決まった時間に行ってください。）
新型コロナウイルスに関するQ&A（一般の方向け）
