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南京滞在3日. 20180920

2018-09-20 | 木瓜日記
雨もよいだった。傘を持つ人が食堂に来ている。散歩にでたら、雨模様になった。南林大の正門がリニューアルしている。地下鉄の駅もできた。門の横に昇降口地下へと、全く便利になった。ずっと工事をしていたあたりが公園になって交差点の角にはポリス公安の案内所ようにガラスばりの瀟洒な建物になっている。3年の間にすっかり交差点前の街並みが変わった。

仏教を知った。苦から逃れる。生老病死の悩み。神道を知った。御霊のありか。キリスト教を知った。原罪を持つ。そして儒教を知る。王道にある。仏は未来に、神は現在に、キリストはうちなるものに、それぞれが信仰を持つ。そして儒教は宗教であったか。彼の地では祀られて礼をたもつ。儒教はこの地にきて儒学となった。宗教と学問は仏教、神道、キリスト教とようすが異なる。仏学といわない。神学というが、彼我に差がある。儒学は朱子学を受けて御用学問であった。

孔子、孟子の教えは中国、明の時代に盛んになる。14世紀末、官学となる。日本で同様にして江戸幕府が官学とする。とくに1790年寛政異学の禁において幕藩体制にとられた。

儒学を学問と知ることは官吏登用の道であることに通じた。外つ国の文献を読む。その言語を知ることであった。科挙の制度は表立たなかったが、身分社会にいきてきた。儒学は学問であったから議論があった。それを受け継いできた。儒教を知ることは王道を知ることであった。君子の道がある。それを学び実践するのである。学問は王にも臣下にも学びのことであったから、儒教の実践は儒学において士大夫にあったにもかかわらず、寺子屋で子弟が暗唱をした。

儒教では、ひとしく王をつくりだしたのが日本である。忠恕は思いやりとなる。加えて惻隠の情を知る。おもいはばかる、おもんばかるのである。


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