明けまして おめでとうございます
旧年中はいろいろとお世話になりました
本年もよろしくお願い申します
2014年はおだやかな空模様で明けました
皆さんに幸多かれとを祈ります
2014年元旦
寿ぎ、ことほぐは古代語で祝いのことばを述べることを言う。言を譽める、であった。字通によれば壽字は、 いのちながし、いのち。 ことほぐ、ことほぎごと、久しい。 としより。 古辞書の読みに見える。祝壽や呪祝の意を含む語と見える。
三省堂 大辞林
ことほ・ぐ 3 【言▽祝ぐ/▽寿ぐ】
(動ガ五[四])
〔上代は「ことほく」〕言葉で祝福する。祝いの言葉を述べて、幸運を祈る。
「新春を―・ぐ」「天つ奇(くす)し護言(いわいごと)をもちて―・き鎮め白(まお)さく/祝詞(大殿祭)」
日本国語大辞典
こと‐ほ・ぐ 【寿・言祝】
〔他ガ五(四)〕
(上代は「ことほく」。「言(こと)祝(ほ)く」の意)
ことばで祝福する。よろこびを言う。祝福する。賀す。ことぶく。
*古事記〔712〕中「爾に言祷(ことほ)き白ししく」
*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(九条家本訓)「汝(いまし)屋船の命に天つ奇(くす)し護言(いはひごと)をもちて言寿(コトホキ)鎮め白(まを)さく」
*読本・春雨物語〔1808〕血かたびら「『三輪の殿の神の戸をおしひらかすもよ、いく久々』と、袖かへしてことほぎたいまつる」
*人情本・春色梅児誉美〔1832~33〕四・二四齣「幾代かかほる春の梅、実いりをここに寿(コトホギ)て、めでたく筆をおさめはべりぬ」
【補注】
ことばに現実をあやつる力があると信じられていた日本古代の言霊(ことだま)思想を反映した語であるとみられる。現代語においても単なる慶事であるというよりは日本古来の精神的伝統に合致した祝いごとについて用いられることが多い。例えば新年、結婚、長寿、事業の継続や達成などの祝辞には用いられても、学校の合格や卒業、選挙の当選祝いには適切ではない。
いのちながし、いのち。
ことほぐ、ことほぎごと、久しい。
としより。
〔名義抄〕壽 イノチ・イノチナガシ・コトブキ・ヨシ・ヨロコブ 〔字鏡集〕壽 ヨロコブ・ヒサシ・イノチ・ヨシ・トキ
【寿宴】じゆえん 長寿の祝宴。
【寿莚】じゆえん 寿宴。
【寿讌】じゆえん 寿宴。
【寿翁】じゆおう 老翁。
【寿槨】じゆかく 寿器。
【寿器】じゆき 棺。生存中から用意する。〔後漢書、皇后下、〓皇后紀〕
【寿紀】じゆき 寿命。
【寿期】じゆき 誕生祝い。
【寿穴】じゆけつ 寿冢。
【寿〓】じゆこう 寿杯。
【寿壙】じゆこう 寿穴。
【寿考】じゆこう(かう) 長寿。〔後漢書、東夷、倭伝〕
【寿康】じゆこう(かう) 長寿で健康。唐・韓〓
【寿国】じゆこく 久安の国。
【寿歳】じゆさい 年寿。
【寿索】じゆさく くすだま。
【寿算】じゆさん 寿命。
【寿詞】じゆし 長寿の祝。
【寿詩】じゆし 頌寿の詩。
【寿酒】じゆしゆ 長寿を祝う酒。〔戦国策、燕三〕
【寿序】じゆじよ 寿詞。
【寿觴】じゆしよう(しやう) 祝いの酒。寿杯。〔漢書、叔孫通伝〕
【寿星】じゆせい 老人星。
【寿席】じゆせき 長寿の祝宴。
【寿蔵】じゆぞう 寿冢。
【寿尊】じゆそん 寿を上(たてまつ)るための酒。〔唐書、礼楽志九〕
【寿誕】じゆたん 誕生日。
【寿冢】じゆちよう 生前にあらかじめ作る墓。〔後漢書、宦者、侯覧伝〕
【寿長】じゆちよう 長寿。
【寿徴】じゆちよう 長命の象。
【寿堂】じゆどう(だう) 寿冢。〔東坡志林、七〕
【寿杯】じゆはい 寿觴。
【寿富】じゆふ 長寿で富貴。
【寿福】じゆふく 長寿と幸福。
【寿命】じゆみよう(みやう) 人命。〔論衡、命義〕
【寿夭】じゆよう(えう) 命の長短。〔楚辞、九歌、大司命〕
【寿楽】じゆらく 長命で楽しむ。〔説苑、貴徳〕
【寿陵】じゆりよう 生前に営む陵。〔三国志、魏、武帝紀〕
【寿類】じゆるい 長寿者。
【寿聯】じゆれん 長寿の祝聯。
永寿 ・益寿 ・延寿 ・遐寿 ・嘉寿 ・介寿 ・耆寿 ・喜寿 ・久寿 ・享寿 ・慶寿 ・献寿 ・高寿 ・康寿 ・参寿 ・賜寿 ・祝寿 ・上寿 ・人寿 ・仁寿 ・聖寿 ・太寿 ・長寿 ・天寿 ・徳寿 ・年寿 ・白寿 ・万寿 ・眉寿 ・富寿 ・福寿 ・米寿 ・夭寿 ・養寿 ・老寿
旧年中はいろいろとお世話になりました
本年もよろしくお願い申します
2014年はおだやかな空模様で明けました
皆さんに幸多かれとを祈ります
2014年元旦
寿ぎ、ことほぐは古代語で祝いのことばを述べることを言う。言を譽める、であった。字通によれば壽字は、 いのちながし、いのち。 ことほぐ、ことほぎごと、久しい。 としより。 古辞書の読みに見える。祝壽や呪祝の意を含む語と見える。
三省堂 大辞林
ことほ・ぐ 3 【言▽祝ぐ/▽寿ぐ】
(動ガ五[四])
〔上代は「ことほく」〕言葉で祝福する。祝いの言葉を述べて、幸運を祈る。
「新春を―・ぐ」「天つ奇(くす)し護言(いわいごと)をもちて―・き鎮め白(まお)さく/祝詞(大殿祭)」
日本国語大辞典
こと‐ほ・ぐ 【寿・言祝】
〔他ガ五(四)〕
(上代は「ことほく」。「言(こと)祝(ほ)く」の意)
ことばで祝福する。よろこびを言う。祝福する。賀す。ことぶく。
*古事記〔712〕中「爾に言祷(ことほ)き白ししく」
*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(九条家本訓)「汝(いまし)屋船の命に天つ奇(くす)し護言(いはひごと)をもちて言寿(コトホキ)鎮め白(まを)さく」
*読本・春雨物語〔1808〕血かたびら「『三輪の殿の神の戸をおしひらかすもよ、いく久々』と、袖かへしてことほぎたいまつる」
*人情本・春色梅児誉美〔1832~33〕四・二四齣「幾代かかほる春の梅、実いりをここに寿(コトホギ)て、めでたく筆をおさめはべりぬ」
【補注】
ことばに現実をあやつる力があると信じられていた日本古代の言霊(ことだま)思想を反映した語であるとみられる。現代語においても単なる慶事であるというよりは日本古来の精神的伝統に合致した祝いごとについて用いられることが多い。例えば新年、結婚、長寿、事業の継続や達成などの祝辞には用いられても、学校の合格や卒業、選挙の当選祝いには適切ではない。
いのちながし、いのち。
ことほぐ、ことほぎごと、久しい。
としより。
〔名義抄〕壽 イノチ・イノチナガシ・コトブキ・ヨシ・ヨロコブ 〔字鏡集〕壽 ヨロコブ・ヒサシ・イノチ・ヨシ・トキ
【寿宴】じゆえん 長寿の祝宴。
【寿莚】じゆえん 寿宴。
【寿讌】じゆえん 寿宴。
【寿翁】じゆおう 老翁。
【寿槨】じゆかく 寿器。
【寿器】じゆき 棺。生存中から用意する。〔後漢書、皇后下、〓皇后紀〕
【寿紀】じゆき 寿命。
【寿期】じゆき 誕生祝い。
【寿穴】じゆけつ 寿冢。
【寿〓】じゆこう 寿杯。
【寿壙】じゆこう 寿穴。
【寿考】じゆこう(かう) 長寿。〔後漢書、東夷、倭伝〕
【寿康】じゆこう(かう) 長寿で健康。唐・韓〓
【寿国】じゆこく 久安の国。
【寿歳】じゆさい 年寿。
【寿索】じゆさく くすだま。
【寿算】じゆさん 寿命。
【寿詞】じゆし 長寿の祝。
【寿詩】じゆし 頌寿の詩。
【寿酒】じゆしゆ 長寿を祝う酒。〔戦国策、燕三〕
【寿序】じゆじよ 寿詞。
【寿觴】じゆしよう(しやう) 祝いの酒。寿杯。〔漢書、叔孫通伝〕
【寿星】じゆせい 老人星。
【寿席】じゆせき 長寿の祝宴。
【寿蔵】じゆぞう 寿冢。
【寿尊】じゆそん 寿を上(たてまつ)るための酒。〔唐書、礼楽志九〕
【寿誕】じゆたん 誕生日。
【寿冢】じゆちよう 生前にあらかじめ作る墓。〔後漢書、宦者、侯覧伝〕
【寿長】じゆちよう 長寿。
【寿徴】じゆちよう 長命の象。
【寿堂】じゆどう(だう) 寿冢。〔東坡志林、七〕
【寿杯】じゆはい 寿觴。
【寿富】じゆふ 長寿で富貴。
【寿福】じゆふく 長寿と幸福。
【寿命】じゆみよう(みやう) 人命。〔論衡、命義〕
【寿夭】じゆよう(えう) 命の長短。〔楚辞、九歌、大司命〕
【寿楽】じゆらく 長命で楽しむ。〔説苑、貴徳〕
【寿陵】じゆりよう 生前に営む陵。〔三国志、魏、武帝紀〕
【寿類】じゆるい 長寿者。
【寿聯】じゆれん 長寿の祝聯。
永寿 ・益寿 ・延寿 ・遐寿 ・嘉寿 ・介寿 ・耆寿 ・喜寿 ・久寿 ・享寿 ・慶寿 ・献寿 ・高寿 ・康寿 ・参寿 ・賜寿 ・祝寿 ・上寿 ・人寿 ・仁寿 ・聖寿 ・太寿 ・長寿 ・天寿 ・徳寿 ・年寿 ・白寿 ・万寿 ・眉寿 ・富寿 ・福寿 ・米寿 ・夭寿 ・養寿 ・老寿