
はやり言葉に、わたしは使いにくいが、次のような例がある。
「すごーい!」「超~感動!」「やばい!」
それぞれこの語ひとつを、その会話にふさわしい身振り手振りで発話をする、というふうに見たようなこと言っているが、そのあらわす感動のしぐさはどうあろう。
すごーい! はピクシブ百貨に解説を見る。
超感動には画像一覧が出る。
やばい には、多くの解説がともなう。
2022/05/01マナビコおすすめ
「やばい」の多様さに潜むヤバさ ― お子さんの語彙力、どう育てる??
https://manabi-with.shopro.co.jp/manabico/846/
さてこれについても一語文解説がつくのだろうか。ヤバいにはその場面が分析されているサイトから、これは「やばい」の用法をテーマとした言葉の使い方をアンケートにしたものである。
一語文を山田学説から様々議論している中で、このとらえ方に意味内容を文脈から付加する作業で解説があって、いくつにも意味があるようなのである
「とら」との遭遇における驚きをただ自らの驚きの叫びとして発話する、トラ!
「とら」の存在を他者に伝えようとする姿勢を帯びる、とら!
というようであって、感動の言葉をいまカタカナとひらがなで書き加えてみたが、虎!となるのと、虎だ というのには、受理、確認・詠嘆、受理的疑問・問い返し、となる、さらにはこの現場遭遇承認には承認内容伝達があるようである。
尾上圭介 一語文の用法 東京大学国語研究室創設百周年記念国語研究論集 久古書院
引用は、李紫娟 一語文としての呼び掛け語 による。
この議論の推移に主語述語の発生原理を述べているようだから、一語文生成と主語述語の文との関連を説くものだろうと推測をする。
それでは一語文、2語文、多語文を生成するプロセスとかかわるのであろうか。
https://dic.pixiv.net/a/%E3%81%99%E3%81%A3%E3%81%94%E3%83%BC%E3%81%84%21
すっごーい
すっごーい!は「けものフレンズ」のすっごい!すっごーい!なにあれ!?すっごーい!!
>「すっごーい!」はアニメ「けものフレンズ」の世界観を表すフレーズ。
初出は第1話。序盤から「すごい!」「すっごい!」と言っていたサーバルだが、セルリアンの気をそらすために紙飛行機を投げたかばんに、「すっごーい!なにあれ!?すっごーい!!さっきのなにあれ!?」と言ったのが、明確に「すっごーい!」と発言した初出。
https://karens8.com/kandou-matome/
>心が動くような『感動』をしたとき、あなたはどんな言葉で表現していますか?
「すごーい!」「超~感動!」「やばい!」
などの言葉ですませていませんか?会話はこれでよくても、文章になるともっと違うことばで表現したいものですよね。
