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いやおいに

2015-03-03 | わくわく
弥生(やよい) - 語源由来辞典
gogen-allguide.com › 「や」から始まる言葉
弥生(やよい)の意味・語源・由来を解説。 ...【弥生の語源・由来】. 「弥生(いやおい)」が変化したものとされる。 「弥(いや)」は、「いよいよ」「ますます」などの意味。 「生(おい)」は、「生い茂る」と使われるように草木が芽吹くことを意味する。 草木がだんだん芽吹く月であることから、弥生となった。・・・とはあるが、陰暦3月、草木がますます生い茂ることとして、あづさ弓末野の草の弥生に春さへ深くなりぞしにける〈新撰六帖・一〉を引く。仮名表記の、やよい は、人名とか、店名とか、漢字表記の弥生は、ソフト名、会社名と、コトバそのものが固有名となっている。検索を続けて艦名までとなると、つい、都ぞ弥生の寮歌に人押させたりすると、歌詞が出てきた。前身の農科大学の予修科学生の寄宿舎、旧制大学の思いを、これは大学ができ始めたころのことかと、人の世の 清き国ぞとあこがれぬ、おごそかに 北極星を仰ぐ哉、樹氷咲く 壮麗の地をここに見よ、春の日の この北の国幸多し、栄え行く 我等が寮を誇らずや と謳い終わる。


北海道大学の学生寮である恵迪寮の寮歌の一つ。
1912年(明治45年)度の寮歌として作られた。

吾等(われら)が三年(みとせ)を契る絢爛のその饗宴(うたげ)は、げに過ぎ易し。
然れども見ずや穹北に瞬く星斗(せいと)永久(とわ)に曇りなく、
雲とまがふ万朶(ばんだ)の桜花久遠(くおん)に萎えざるを。
寮友(ともどち)よ徒らに明日の運命(さだめ)を歎(なげ)かんよりは楡林(ゆりん)に篝火(かがりび)を焚きて、
去りては再び帰らざる若き日の感激を謳歌(うた)はん。

都ぞ弥生、アインス、ツバイ、ドライ」と続け、歌に入る(「アインス、ツバイ、ドライ」は、ドイツ語で「一、二、三」の意)。


都ぞ弥生の雲紫に 花の香漂ふ宴遊(うたげ)の筵(むしろ)
尽きせぬ奢に濃き紅や その春暮ては移らふ色の
夢こそ一時青き繁みに 燃えなん我胸想ひを載せて
星影冴かに光れる北を
人の世の 清き国ぞとあこがれぬ

豊かに稔れる石狩の野に 雁(かりがね)遥々(はるばる)沈みてゆけば
羊群声なく牧舎に帰り 手稲の嶺(いただき)黄昏(たそがれ)こめぬ
雄々しく聳ゆる楡の梢 打振る野分(のわき)に破壊(はゑ)の葉音の
さやめく甍(いらか)に久遠(くをん)の光り
おごそかに 北極星を仰ぐ哉

寒月懸(かか)れる針葉樹林 橇の音(ね)凍りて物皆寒く
野もせに乱るる清白の雪 沈黙(しじま)の暁霏々(ひひ)として舞ふ
ああその朔風飄々(ひょうひょう)として 荒(すさ)ぶる吹雪の逆巻くを見よ
ああその蒼空(そうくう)梢聯(つら)ねて
樹氷咲く 壮麗の地をここに見よ

牧場(まきば)の若草陽炎燃えて 森には桂の新緑萌(きざ)し
雲ゆく雲雀に延齢草の 真白(ましろ)の花影さゆらぎて立つ
今こそ溢れぬ清和の陽光(ひかり) 小河の潯(ほとり)をさまよひゆけば
うつくしからずや咲く水芭蕉
春の日の この北の国幸多し

朝雲流れて金色(こんじき)に照り 平原果てなき東(ひんがし)の際(きわ)
連なる山脈(やまなみ)玲瓏として 今しも輝く紫紺の雪に
自然の藝術(たくみ)を懐(なつかし)みつつ 高鳴る血潮のほとばしりもて
貴(たふ)とき野心の訓(をし)へ培ひ
栄え行く 我等が寮を誇らずや

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