坂本龍一の映画音楽担当、BS放送で鑑賞した。丙子の役、また乱、あるいは胡乱と、検索に見る。丙子胡乱の用語には、韓国教科書には記されて、中国への抵抗があるようである。朝鮮王朝の統治秩序については、両乱による歴史経緯が影響していく。両乱は、日本の壬辰倭乱、朝鮮出兵と中国の丙子胡乱を指している。朝鮮出兵は1598年、豊臣秀吉による。日本軍が撤退し終わっている。そして1636年、38年後、清が攻めてきた。題材は、両班の政治、朝鮮王朝、第16代王は仁祖である。遅川チチョン、崔鳴吉:チェ・ミョンギルにイ・ビョンホンが主演。映画、南漢山城、韓国の国内は2017.10.3公開のようである。
イギリス人、イザベラ・バードの紀行文、朝鮮紀行、講談社学術文庫
https://hinode.8718.jp/korea_heisikoran.html
1636年 丙子胡乱 - 日本近代史の歴史認識をまとめています
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丙子胡乱(へいしこらん)とは、1636年 - 1637年に清が李氏朝鮮(朝鮮)に侵入し、朝鮮を制圧した戦いの朝鮮での呼び名である。中国では丙子之役と呼ばれている。朝鮮の呼称にある胡の字は、古来より漢族が北部や西部の異民族への蔑称として用いていたものであり、胡乱は北西部の蛮族(女真)が乱を起こしたという意味になる。
17世紀はじめ、中国全土を支配していた明が衰えを見せ、それに変わり後金が台頭してきた。
1627年、後金は反後金親明的な政策をとっていた朝鮮に侵入し(丁卯胡乱)、後金を兄、朝鮮を弟とすることなどを定めた和議を結んだ。
1636年、後金のホンタイジ(皇太極、太宗)は皇帝に即位し、国号を清と改め、朝鮮に対して臣従するよう要求した。しかし朝鮮の朝廷では斥和論(主戦論)が大勢を占めたため、仁祖は要求を拒絶し、清と戦う準備に入った。清は朝鮮が謝罪しなければ攻撃すると脅したが朝鮮はこれを黙殺した。これに激怒したホンタイジは朝鮮侵攻を決意する。
天命の城
劇場公開日 2018年6月22日
>イ・ビョンホンとキム・ユンソクが主演を務め、坂本龍一が初めて韓国映画で音楽を担当した歴史大作。1936年に起こった「丙子の役」を題材に、韓国でベストセラーとなったキム・フンの同名小説を、「怪しい彼女」「トガニ 幼き瞳の告発」のファン・ドンヒョク監督が映画化。朝鮮に侵入した清の攻撃を避け、王と朝廷は南漢山城へと逃げ込んだ。冬の厳しい寒さと飢えが押し寄せ、外へ出ることも攻撃することもできない絶体絶命の状況下で繰り広げられた47日間の物語が描かれる。清に和睦交渉し、百姓の命を守るべきという信念を持つ吏曹大臣チェ・ミョンギル役をイ・ビョンホン、清と戦い、大義を守るべきと主張する礼曹大臣キム・サンホン役をキム・ユンソクが演じるほか、国王・仁祖役をパク・ヘイル、山城の鍛冶屋役をコ・スがそれぞれ演じる。
2017年製作/139分/PG12/韓国
原題:The Fortress
配給:ツイン