現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

日本語語彙論4

2013-07-27 | 語と語彙
語彙論はさまざまな日本語の現象を明らかにした。
その分析によってわたしたちの日常生活の語が捉えられる。

用語として、理解語彙と使用語彙、これはまた発表語彙でもある。
学習語彙として、基礎語彙、基本語彙など、具体的なことがらがわかるようになった。

日本人の成人が持つ日本語の語彙量はどれだけであるかが、この時代にあってのことであるが、調査によって推測できるようになった。
語を語彙項目にしてひとつひとつ、数えることから計算機の処理によって統計手法において示される。

基本語彙の説明で、基礎語彙の解説に合わせて世界大百科事典 第2版の解説には、単語の使用度数などを調査し、ときにはこれに主観的な増減を加えて、一定限度の語彙を選び出すことがある、このようなものを〈基本語彙〉と呼び(ときには〈制限語彙〉ともいう)、日本の英語教育でも中学・高校の〈必修語彙〉が定められている、というように解説する。
語の使用頻度を確かにすることで、重要語を選定する。このことは、それまでの基礎語彙が研究者、教育者によって主観的に学習語彙として選定されるのを統計データで明らかにするといえよう。



デジタル大辞泉の解説
きそ‐ごい 〔‐ゴヰ〕 【基礎語彙】
ある言語の学習に基本となる語彙。また、人間の言語に共通して不可欠と思われる語彙。土居光知の選び出した1100語の「基礎日本語」、オグデンらの選び出した850語の英語のBasic Englishが有名。


きほん‐ごい 〔‐ゴヰ〕 【基本語彙】
日常の言語生活に必要で、使用頻度の高い単語の総体。




大辞林 第三版の解説
きそごい【基礎語彙】
一つの言語において,最低限これだけを知っていれば日常の用を便ずることができるとして選び出された単語の総体。オグデンが選定した Basic English 八五〇語が有名。土居光知は日本語で一一〇〇語を選び「基礎日本語」と名付けている。


大辞林 第三版の解説
きほんごい【基本語彙】
一つの言語において,日常生活で最も普通に使用され,使用度が高く,通常の社会生活を維持するために必要な単語の総体。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。