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俳句

2022-07-13 | 日本文化論

梅雨明けは先月27日、例年にない速さというより、梅雨の時期が短いと言われたこの夏に、それからどうだろう7月に入って2週目となって、ずっと天候は荒れ模様で大気が不安定となる。このまままだと天候不順と言われて、週末まで戻、戻り梅雨となっている。

四季折々に感性を持つわたしたちであるが、そこには、季節を相手にゆとりを持とうとする心情がある。
と、なにやら書き出して。

俳句に持つものはその季語をもって切れ字の言いさしが、余情を込めて映し出す。俳句は俳諧の発句をもってやり取りをする付け句をもたずに、ことものを瞬間描写する言葉の芸である。ユーモア、諧謔、そして連想が働くのである。文芸には連歌俳諧の流れに、発句、俳句とおかしみ、軽みが脈々とある。新傾向もしかるべく音律の制約もまたありながら。

第2芸術論という評論もあった。
>ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「第二芸術論」の解説
第二芸術論
だいにげいじゅつろん
短詩型文学論。桑原武夫の『第二芸術』 (1946) の現代俳句批判に端を発した,第2次世界大戦後の一時期における短詩型文学否定論の総称。近代自我の確立や人間性の回復を急ぐ時代の動向を反映して,短歌や俳句の日本的抒情,表現世界の狭小,あるいは歌壇,俳壇の根底をなす伝統的な結社性,などを文芸様式の前近代性として退け,短詩型文学を小説や戯曲に比してより質の落ちる遊戯的な「第二芸術」であるとした論。


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