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語のまなび

2022-07-12 | 語と語彙

220714

日本語表記に文字の使い分けがある。同音である語には意味の違いを漢字表記にあらわす。ご と聞けば、五 語 碁 というように、それぞれに漢数字、ことば、そして碁石で遊ぶ。囲碁は遊ぶだけでなくプロ棋士も居て、その棋士には囲碁、将棋のほかに競技麻雀の選手もいる。また棋士と同音に騎士もあるという具合で、ご の及ぶところはそれで済まない。

発音が全く同じかどうかとなると、発音の違いに抑揚を加えると、実は1音節の語はそうでもないという場合もある。五を数える、語を発音する、碁を戦う、いずれも違わないようで文脈によって言い分けているかのような印象もあるが、実際はどうだろう。語を言うというときには、単語と言い換えてみる場合もあるし、囲碁となるとゲームそのものである。

語には単語というのと、これは単一扱いですると語数となるし、もともと語は複数の捉え方もあって、語には英語、漢語があるなどと言い、また国語などを連想して古くからの語彙を見ることになる。字通によれば、下接語の一覧に挙げるのは次のようである。上接語は、語意、語彙など25を挙げている。これは字書によるもので、語の意味内容が分析される。

異語・隠語・韻語・宴語・縁語・訛語・歌語・雅語・解語・諧語・閑語・漢語・歓語・奇語・季語・寄語・綺語・客語・謔語・虚語・空語・偶語・敬語・警語・激語・結語・言語・原語・古語・口語・巧語・好語・硬語・豪語・国語・雑語・賛語・死語・私語・詞語・詩語・識語・失語・主語・熟語・述語・術語・笑語・剰語・常語・畳語・新語・人語・成語・勢語・贅語・隻語・禅語・祖語・壮語・造語・俗語・大語・単語・談語・逐語・鳥語・聴語・勅語・対語・通語・伝語・土語・怒語・倒語・套語・独語・軟語・喃語・難語・俳語・廃語・発語・跋語・反語・卑語・飛語・秘語・蜚語・鄙語・謬語・評語・文語・平語・補語・母語・邦語・法語・梵語・漫語・密語・妙語・面語・妄語・黙語・訳語・用語・落語・俚語・略語・類語・連語・和語  
 (文字変換しないもの 6語除く)

この文字を言葉として学んできたのである。発音にも意味にも用法にも日本語に工夫がある。字通の解説するところ、
>言語はもと呪的な応対の語であったが、のち一般の語をいう。
  字音 ゴ・ギョ  字訓 かたる・ことば  同訓異字 かたる・ことば・つげる

訓義
[1] かたる、呪語をのべて霊をしずめる、ことば。
[2] ことわざ、おしえ。
[3] はなし、ものがたり。
[4] ときさとす、つげる、いう。
[5] かたる、かたらう。
[6] 国語、仲間とする。
古辞書の訓
〔名義抄〕語 コト・コトバ・カタラフ・カタル・モノガタリ・モノイフ・ウワサ・サヅク・イフ・トフ・カタラク・アフ・サヘヅル 
〔字鏡集〕語 サヘタツリ・カタル・モノユフ・モノガタリ・イイカタラフ・トク・サヅク・コトワザ・カタラフ・コトバ・トフ・イフ・ネゴト・コト

<字通 ジャパンナレッジより>






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