日経コラム記事、大機小機のいうところ、>世界経済の国内総生産(GDP)は2018年の国際通貨基金(IMF)推定で約85兆ドル。米国が19兆ドル、ユーロ圏14兆ドル、中国13兆ドル、日本5兆ドルである。米国と中国を足すと32兆ドルに上り、2カ国で世界経済の4割弱を占める。したがって、米中貿易戦争で両国の経済が悪化したり、停滞したりすることは、世界経済にとって大きなマイナスとなる。当然、日本の輸出入にもマイナスに響くだろう。20190524
世界経済のGDPは、85兆ドル、米国と中国とあわせて32兆ドル、EUは14兆ドル、日本は5兆ドルで、歴然とした規模の比較に目を瞠る。これまでの推移をデータに示す、2017年があったので、その、これまでを見る。
https://www.huffingtonpost.jp/nissei-kisokenkyujyo/gdp-graph_a_23457728/
2018年06月14日 12時43分 JST | 更新 2018年06月14日 12時43分 JST
図表でみる世界経済(GDP編)~世界経済勢力図の現在・過去・未来:基礎研レター
>
1――現在の経済勢力図
国際通貨基金(IMF)の統計によると、2017年の世界の国内総生産(名目GDP)は79.9兆米ドル、内訳は世界第一位の米国が19.4兆米ドル、第二位の中国が12.0兆米ドル、第三位の日本が4.9兆ドル、第四位がドイツで3.7兆ドルなどとなっている
シェアでみると、米国が24.3%で4分の1を占めており、中国は15.0%、日本は6.1%、ドイツは4.6%である
その後、2010年に日本を抜き世界第二位の経済大国になったのが中国である。1978年に改革開放に動きだした中国は、旧ソ連諸国に先駆けて1980年にはIMFと世界銀行に加盟、1993年には市場経済を通じて社会主義を実現するとして憲法を改正し「社会主義市場経済」へ移行、2001年には世界貿易機関(WTO)にも加盟した。
米国を発火点に世界経済を揺るがしたリーマンショック(2008年)に際しても、欧米先進国の成長率が軒並みマイナスに落ち込む中で、中国はいち早く大型景気対策を打って前年比9.2%増の高成長を維持、日米を大きく上回る経済成長を続けて世界第二位に浮上した。