92 ごめんなさい、の、なさい、は何かを命令しているの
ごめんなさいませ、この言い方が、ごめんなさい という言い方になったとされる。
ごめんなさりませ この語法は命令形の用法である。
なさる動詞は敬語であり、ませ についても丁寧な言葉遣いとなるから、御免なさりませ には、免じることを、あなたの行為によって免じること、することを請うている意味合いになる。
何かを命令しているかとなれば、それは天下御免のころ、御免なされよ と言うことでもあった。
それは、公然と許される、はばかることなく堂々と振る舞えることとしてあった。御免は、お上の許可であり、世間の人から認められていることとなるようなことがあったのである。
お上に許されることで、御免をおこなうことは、その行為をしてしまって、どうか、お許しを願うということである。
御免そのものをするのは目上であるから、ごめんなさい と言えるのは、目上からの命令であり、、目下から目上に向かって言うものではないというような、親しいもの同士でないときは面と向かって言うものではないという解釈があるようで、事の行為の取り違えで、御免をなさい、御免なさりませ、これはそれぞれに用法を難しくしている。
デジタル大辞泉の解説
ご‐めん 【御免】
1 正式に免許・認可することを、その決定を下す者を敬っていう語。「名字帯刀が―になる」「天下―」
2 役職などを解かれることを、その決定を下す者を敬っていう語。「お役が―になる」
3 嫌で拒否する気持ちを表す語。もうたくさん。「戦争は二度と―だ」
4 過失などをわびるときや許しを乞(こ)うときに言う語。「遅くなって―」
5 他家を訪問したり辞去したりするときに言うあいさつの語。「―、お邪魔するよ」「では、―」
大辞林 第三版の解説
ごめんをこうむる【御免蒙る】
①相手の許可を得る。 「 - ・って奥の座敷に入る」
②相手の許可を得て退出する。 「夜もふけましたので,そろそろ-・ります」
③断る。 「そんな仕事は-・りたいね」 〔② ③ は「を」が省略されることも多い〕
95○「カリスマ美容師」「カリスマ店員」の「カリスマ」はおかしい
96○「セクハラ」は役所言葉ですか
ごめんなさいませ、この言い方が、ごめんなさい という言い方になったとされる。
ごめんなさりませ この語法は命令形の用法である。
なさる動詞は敬語であり、ませ についても丁寧な言葉遣いとなるから、御免なさりませ には、免じることを、あなたの行為によって免じること、することを請うている意味合いになる。
何かを命令しているかとなれば、それは天下御免のころ、御免なされよ と言うことでもあった。
それは、公然と許される、はばかることなく堂々と振る舞えることとしてあった。御免は、お上の許可であり、世間の人から認められていることとなるようなことがあったのである。
お上に許されることで、御免をおこなうことは、その行為をしてしまって、どうか、お許しを願うということである。
御免そのものをするのは目上であるから、ごめんなさい と言えるのは、目上からの命令であり、、目下から目上に向かって言うものではないというような、親しいもの同士でないときは面と向かって言うものではないという解釈があるようで、事の行為の取り違えで、御免をなさい、御免なさりませ、これはそれぞれに用法を難しくしている。
デジタル大辞泉の解説
ご‐めん 【御免】
1 正式に免許・認可することを、その決定を下す者を敬っていう語。「名字帯刀が―になる」「天下―」
2 役職などを解かれることを、その決定を下す者を敬っていう語。「お役が―になる」
3 嫌で拒否する気持ちを表す語。もうたくさん。「戦争は二度と―だ」
4 過失などをわびるときや許しを乞(こ)うときに言う語。「遅くなって―」
5 他家を訪問したり辞去したりするときに言うあいさつの語。「―、お邪魔するよ」「では、―」
大辞林 第三版の解説
ごめんをこうむる【御免蒙る】
①相手の許可を得る。 「 - ・って奥の座敷に入る」
②相手の許可を得て退出する。 「夜もふけましたので,そろそろ-・ります」
③断る。 「そんな仕事は-・りたいね」 〔② ③ は「を」が省略されることも多い〕
95○「カリスマ美容師」「カリスマ店員」の「カリスマ」はおかしい
96○「セクハラ」は役所言葉ですか