現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

認知症状

2016-03-03 | 日本語百科
老人ボケ、痴呆症、そういっていた。いまは、認知症と言っている。英語で、Dementia、独語で、 Demenz とある。知的障害、先天的に認知の障害がある場合は認知障害との違いがある。ボケ症状としていた名称が認知症となったのは、2004年に厚生労働省の用語検討会が、知症への言い換えを求めた報告が出されてからである。行政分野、高齢者介護分野の、痴呆の語が廃止された。医学の分野でも学会において2007年頃まで言い換え、認知症になった。脳の神経細胞の脱落によって発生する症状は患者に見られ、病気が進行するとともに徐々に現れるものに、中核症状と表現する、記憶障害と見当識障害、時間、場所、人物の見当を失う、そして認知機能障害、計算能力の低下、判断力低下失語、失認、失行、実行機能障害などがある。認知症状は脳が障害を起こすには相違ないが、知能の発達によって、例えば記憶に得た知識、それは経験にもとづくものであったりして、その障害が起こっているのであろう。


天声人語の一節
>認知症の人はなぜ「自分の世界」を創造するのか。終末期医療に取り組む大井玄(げん)さんの『病から詩がうまれる』は、自分と現実の世界とのつながりが切れてしまうという不安に耐えられないからだとする


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。